アメリカでは多くの軍払下げのジェット機が民間機として飛んでいます。ジェットウォーバード・トレーニングセンターではそうした訓練を行っており日本人パイロットも教官として活躍していました。限定取得のためには最低でも1000時間以上の飛行経験と計器飛行証明が必要です。訓練料金は1時間あたり2400ドルから(機種によって変わる。2012年現在)。
いろいろな意味で手がかからないのがL-39の美点です。たとえば乗り降りするためには収納式ステップがついているのでわざわざハシゴを使う(人手がかかる)必要はありません。乗り込むときには、足で忘れずにステップを収納します。降りるときには、足で引き出すこともできます。またAPUを内蔵しているので、自力でエンジンをかけることもできます。誰の助けもなしに、一人で飛ぶことができるのです。