2023/11/13

続・ガソリン・ジェット?

C-123Jは翼端に補助推進用エンジンを装備した。
こんなところにつけたら、1発停止時の影響が大きそう。
C123j_8062_1
翼下のパイロンまで燃料配管はあるはずだから、
ここにエンジンをつけて増加タンクは翼端にした方が、
少しはマシだったのではないかと思ったら、
次のC-123Kは翼下にエンジンを移設していた。
J44r3_8062
この燃料もやはりガソリンだったのだろうか。

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2023/11/02

手作業ですから

米軍機の国籍マークに赤線が入ったのは戦後のこと。
だから戦中から戦後まで継続して使われた飛行機は、
途中で赤線だけ追加したのかもしれない。
Insignia_8100_1
F-106に貼ったのは汎用デカールで、赤線は後づけだった。
貼りながら、やっぱり歪んだのもあったろうなと思った。

なんだよ、「やっぱり」って(笑)。

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2023/10/22

空冷星型5気筒エンジン

ソ連のYak-18、こんな加工の面倒なナセルじゃなくて、
タウネンドリングの方が簡単だろと思ったけど、
尾輪式練習機として視界のよさを重視したかな。
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どっちでもスカスカの気筒の間から見えるだろ、とも(笑)。

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2023/10/19

リンクトレーナー

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子供の遊具ではなくマジな訓練装置で、
第2次世界大戦を中心に各国で使われた。
現存・展示されているものもあちこちで見るが、
どうしてヨーロッパの博物館で日本軍機の撃墜マーク?
Linktrainer_068a_1
※部分拡大。
しかもエース(5機撃墜)だ。

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2023/10/14

マッハ計がへそをまげた日

チェック・イエーガーが操縦するベルXS-1のマッハ計が、
「ちょいとヘソを曲げた」のが76年前の今日だった。
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実機はワシントンDCのNASMに吊られている。
ピトー管は機首と左翼端で、右翼端は…ちょっと違う。
X1_362a1_1
※部分拡大。
ヨーセンサーのようですね。超音速の風見鶏か。
なんとなく無造作すぎる感じもするけど。
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隣に吊ってあるリンドバーグのライアンNYPもすごい。
胴体の上に四杯式風速計のようなものがついている。
まさか速度計ではないから発電用かなと思ったけど、
コンパス用だそうでジャイロ用の真空圧確保かな。

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2023/09/27

伝説のオッサンパイロットたち

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スーパーチップマンクで有名だったアート・ショール。
日本でも名の知れたパイロットだったけど、
1作目の「トップガン」の撮影中に墜落して亡くなった。
享年53歳は、偶然にもロック岩崎さんと同じか。
曲技パイロットやバイク乗りには鬼門の年齢なのかも。
反射神経や身体能力の衰えに自覚が伴わないギャップ。
Bob_hoover_1977_1
同じ日に撮影した伝説のボブ・フーバーは、
最初からジイさんパイロットというイメージだったけど、
これを撮ったときには55歳と計算してびっくり。
若い人は、なにがびっくりなんだと思うかもしれないが、
今の僕よりも10歳も若い。
イエローマスタングでリノのペースプレーンを務めていた。

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2023/08/16

続・ボーイング・ボーイング

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おっ、ダグラス・ダグラスだって思ったけど、
いまはボーイングになっちゃったからなあ。
F86t6_8258_1
ノースアメリカン・ノースアメリカンは長すぎて舌噛む。
こちらも今はボーイングになってしまっているし。
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ボーイング・ボーイング(棒読み)。

 

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2023/07/01

許可を申請しなかったので

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消防博物館には小僧がチビのときに何度も行ったが、
その後、ブツ切りのドーファンⅡが展示に加わった。
四谷三丁目駅と直結していて便利なのだけど、
わざわざ途中下車するのは面倒くさい。
さらに歩くと「君の名は。」の階段もあるのだが、
そちらは神社の駐車場にバイクを置けるのでマシ。
地方出張のときは、けっこうマメに動くのだけどねえ。
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四ツ谷で仕事があったのでようやく再訪したけど、
画像をSNSとかで出すなら許可が必要といわれた。
たぶん許可してくれるのだろうけど面倒くさい(笑)。
なので許可とか言われなかった時代に撮った写真と、
現役当時に撮ったアルエットⅢを出しておく。

 

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2023/06/19

フランスの誇りなのに

マイナーなポンド・レーサーのプラモデルが出ないのは、
まあ仕方ないかと思えるけど、
デュペルデュッサンのまともな模型がないのは不思議。
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初めて200km/hを超えた歴史的な飛行機だし、
カッコいいし、これなら僕でも張線を張れそうなのに。
エレールの怠慢か。

 

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2023/06/02

透明ではない理由

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韓国の国立航空博物館で見たT-6のキャノピー後部。
そばに展示されていた現役当時の写真では透明だったし、
破損したのを安直に埋めたのかなとか想像。
T6_071_1
ところが市内の戦争記念館で見たT-6も埋めていた。
訳あってこうした改造をしていた可能性もあるけど、
そのわりには微妙に形が違っている。
いずれにせよ、これでは後ろが見えなくてつまらない。

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