2025/11/19

知らなければわからない程度の違い

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「いわゆるセスナ機」のセスナ152と、
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別の、「いわゆるセスナ機」のセスナ172。
そっくりだけど、セスナ172は四座でセスナ152は複座。
本物を見比べれば大きさがちょっと違う。
でも、大きさなんか見比べなければわからないよね。
8分の7というのは、この程度の違いということだ。
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「鳳号」のレプリカも実は8分の7サイズなのだが、
僕は本物の「鳳号」なんか見たことないから、
大きいのか小さいのかもわからなかった。

ちなみに展示していた稲毛民間航空記念館はすでに閉館。
グランピング施設に流用だってさ(涙)。やれやれ。

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2025/11/13

博物館ではない

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大学時代、都立航空高専(産技高専)を訪ねたとき、
その教材機のユニークさにびっくりした。
案内していただいた小倉勝男先生によると、
実用になる飛行機はヨソに高く売られてしまうので、
教材機として安く入手できるのは、変な飛行機ばかり。
「わざわざ集めたわけじゃありません」と笑っていた。
それが今となっては重要航空遺産として立派な施設に。
ちなみに次の公開日は12月1日らしい(要確認)。
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それと同じ理由であるのかどうかは知らないが、
日本航空学園(能登)に置かれているMH2000。
同校にはエンジンを回せるYS-11も複数あるが、
プロやその卵たちが面倒を見てくれるので、
どれもコンディションはよさそうだ。

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2025/11/03

飛行機が嫌いな理由

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子供の頃、母親が
「お父さんは飛行機に乗るのが嫌いなんだよ」と
話してくれたことを、唐突に思い出した。
揺れてこりごりしたとかいう理由だったかな。
でも、僕の趣味は温かく見守ってくれた。

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2025/10/01

飛行機の周辺は火気厳禁

レシプロ機の飛行前点検では、
ガソリンを少し抜いて水が混ざっていないかを見る。
アメリカでは、それでジッポーを満たすこともあった(笑)。
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飛行機キャンプ、僕はやりたいと思わないけど、
翼の下でバーベキューとかはできないよ。

 

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2025/09/14

MU-2はなぜ水色に塗られるのか

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名古屋空港の屋上にあったMU-2の3号機。
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その後は館内の航空宇宙館に移されて、
このあたりからはデジタルでも撮っている。
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特に再塗装はされていないようだけど、
長く屋外で雨ざらしだったわりにはきれいだ。
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さらに航空館boonに移設されるタイミングで、
現役当時に近い色に塗り替えられた。
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そうか、こんな感じだったのかとしみじみ眺めると共に、
空港ではなぜ水色に塗り替えたのかなという疑問も。
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新潟県立自然科学館のMU-2初号機も、
収められたときは現役当時の色だったみたいだけど、
水色のストライプに塗り替えられている。なぜ?

今日はMU-2が初飛行した日だ。

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2025/08/22

ボルマーVJ-22スポーツマン

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なんで全体が写っていないんだよといわれても、
仕事の移動中にパパッと撮ったものだからご勘弁。
レーク・バッカニアに似た構成だけど、
プロトタイプとかご先祖さまというわけではない。
支柱つきの高翼はエアロンカ・チャンプを流用した。
ホームビルト機として889セットの設計図が販売されて、
100機以上は完成したそうだ。
機体ごとにけっこう作り手のアレンジが入っている。

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2025/08/08

加齢のサンプル

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最近は、街で見かけるオッサンやオバサン連中の、
子供の頃の顔を想像できるようになった。年の功だね。
若い頃を知っている友人たちがいいサンプルだ。
以前なら、子供だったことが信じられなかったような人でも、
ちゃんと昔の面影を残しながら老けていく。
そんなことを、この歳になって実感している。
もちろん僕自身も、友人たちにはいいサンプルだろう。

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2025/06/28

戦闘機の車輪間隔はだいたい狭い

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Bf109は離着陸のむずかしい飛行機だったそうだ。
車輪間隔(約2m)の狭さを見ればなるほど、、、か?
本当に、それで「なるほど」と納得できる?
例えばF-16の車輪間隔は2.36mというデータがある。
Bf109よりは広いが、せいぜいタイヤ幅くらいの差だ。
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尾輪式で車輪間隔が狭いスピットファイアでも、
Bf109ほどには着陸のむずかしさは問題にならなかった。
やはり脚柱とタイヤまでを「ハ」の字に広げたのがまずい。
タイヤだけでもまっすぐに直してやればよかったのに。
主翼をちょっと膨らませてあげれば収まったでしょ。

 

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2025/05/31

バブル期に買っていたかも

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バブルの頃、買いたいなと少し検討したDG400。
グライダーはハンググライダーよりも高性能だが、
飛ばすのにあまりにも人手がかかる。
モグラならば、そのあたりを解決できるなと。
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僕は株や土地転がしとは無縁だったから、
バブルだからといって金に余裕があったわけではなかった。
だからこそ「もう家なんか買えないな」とあきらめて、
せめてモグラくらいならとか、いろいろと妄想したのだ。
ま、そんな風に考えてしまうのも狂った時代ゆえだろうが、
「やめておきなさい」と忠告する人がいたのはよかった。

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2025/05/27

もうひとつのKi-54

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旧陸軍の飛行機には「キ(Ki)」番号がついていた。
たとえば2012年に十和田湖から引き上げられた
一式双発高練ならば「キ54」だ。
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たぶん1987年11月に開催された
第1回有明スカイスポーツフェスティバルで撮影した
ホームビルトの水上機もKi-54という名前だった。
作った人が一式双発高練の関係者だったのだろうか。
そうでもないと、こんな名前つけないよね、きっと。
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機体の説明板には住所や電話番号も書かれていた。
その後、どうなったのかは知らない。

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