2026/02/05

「あひる飛びなさい」を読了

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ある会社の歴史について長い原稿を依頼されたことがある。
ずいぶんとたくさんの古い資料を集めて読みこんだ。
社史はもちろん、当時の社員の著書や回想録も多数。
もちろん昔を知るOBの皆さんにもインタビューして、
ほとんどの現役社員よりは詳しくなったかもしれない。
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悲惨な事故の教訓からの必死の改革の歴史もあった。
それは会社の発展を語る上ではきわめて重要なのだけど、
現役社員にはイヤな顔をして文句をいう人もいた。
その事故を知らなかったのか、なかったことにしたいのか。
不都合な歴史を「貶めるのか」と否定する馬鹿は、
いろいろな分野、世の中全般に増えているように感じる。
事故で亡くなった人も改革に努力した先人も浮かばれまい。
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だいぶ前に古本で買って積んであった
「あひる飛びなさい」(阿川弘之/ちくま文庫)を読了。
フィクションではあるが、
かつて読んだ資料と違和感のない時代の空気感に、
なんとなくタメイキをつきたくなる過去を思い出した。

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2026/01/22

オレンジ色の飛行機

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知人の買い物(中古のヘリコプター)につきあって、
カルガリーのケン・ボレク航空を訪ねたことがある。
同社は南北の極地飛行などで高い実績を誇っており、
オレンジ色の飛行機は雪原でも目立つはずだ。
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航空大学校が帯広で訓練に使っていたFA200も、
同じような理由でオレンジ色にしていたのだと思う。
A36ボナンザへの更新後は一般に払い下げられたが、
そのままの塗装で飛んでいる機体も少数が現役だ。
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そういえばオレンジ色の自動車は雪国でもあまり見ない。
最強寒波襲来とかのニュースを見ると、
雪に閉じ込められなければいいなと思う。お気をつけて。

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2026/01/12

「ジュニア」はどのくらい小さいか

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海外では、初めて見る飛行機も少なくない。
「ビーチクラフト18じゃないぞ」とはすぐにわかる。
「ロッキードL-10エレクトラはもっと団子っ鼻だろ」と。
「小型版のL-12エレクトラ・ジュニアかな」とまでは、
十代の頃に読んだ航空本の記憶で推測できた。
若い頃に覚えたことって、本当にすごい。
後で、「ジュニアってどのくらい小さい?」と調べたら、
エレクトラが全長11.76mで、ジュニアが11.07m。
僕の感覚では、誤差の範囲なんだが(笑)。

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2025/12/17

馬(うま)ではない

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来年の干支は午(うま)だそうですよ。

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2025/11/19

知らなければわからない程度の違い

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「いわゆるセスナ機」のセスナ152と、
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別の、「いわゆるセスナ機」のセスナ172。
そっくりだけど、セスナ172は四座でセスナ152は複座。
本物を見比べれば大きさがちょっと違う。
でも、大きさなんか見比べなければわからないよね。
8分の7というのは、この程度の違いということだ。
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「鳳号」のレプリカも実は8分の7サイズなのだが、
僕は本物の「鳳号」なんか見たことないから、
大きいのか小さいのかもわからなかった。

ちなみに展示していた稲毛民間航空記念館はすでに閉館。
グランピング施設に流用だってさ(涙)。やれやれ。

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2025/11/13

博物館ではない

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大学時代、都立航空高専(産技高専)を訪ねたとき、
その教材機のユニークさにびっくりした。
案内していただいた小倉勝男先生によると、
実用になる飛行機はヨソに高く売られてしまうので、
教材機として安く入手できるのは、変な飛行機ばかり。
「わざわざ集めたわけじゃありません」と笑っていた。
それが今となっては重要航空遺産として立派な施設に。
ちなみに次の公開日は12月1日らしい(要確認)。
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それと同じ理由であるのかどうかは知らないが、
日本航空学園(能登)に置かれているMH2000。
同校にはエンジンを回せるYS-11も複数あるが、
プロやその卵たちが面倒を見てくれるので、
どれもコンディションはよさそうだ。

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2025/11/03

飛行機が嫌いな理由

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子供の頃、母親が
「お父さんは飛行機に乗るのが嫌いなんだよ」と
話してくれたことを、唐突に思い出した。
揺れてこりごりしたとかいう理由だったかな。
でも、僕の趣味は温かく見守ってくれた。

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2025/10/01

飛行機の周辺は火気厳禁

レシプロ機の飛行前点検では、
ガソリンを少し抜いて水が混ざっていないかを見る。
アメリカでは、それでジッポーを満たすこともあった(笑)。
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飛行機キャンプ、僕はやりたいと思わないけど、
翼の下でバーベキューとかはできないよ。

 

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2025/09/14

MU-2はなぜ水色に塗られるのか

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名古屋空港の屋上にあったMU-2の3号機。
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その後は館内の航空宇宙館に移されて、
このあたりからはデジタルでも撮っている。
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特に再塗装はされていないようだけど、
長く屋外で雨ざらしだったわりにはきれいだ。
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さらに航空館boonに移設されるタイミングで、
現役当時に近い色に塗り替えられた。
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そうか、こんな感じだったのかとしみじみ眺めると共に、
空港ではなぜ水色に塗り替えたのかなという疑問も。
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新潟県立自然科学館のMU-2初号機も、
収められたときは現役当時の色だったみたいだけど、
水色のストライプに塗り替えられている。なぜ?

今日はMU-2が初飛行した日だ。

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2025/08/22

ボルマーVJ-22スポーツマン

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なんで全体が写っていないんだよといわれても、
仕事の移動中にパパッと撮ったものだからご勘弁。
レーク・バッカニアに似た構成だけど、
プロトタイプとかご先祖さまというわけではない。
支柱つきの高翼はエアロンカ・チャンプを流用した。
ホームビルト機として889セットの設計図が販売されて、
100機以上は完成したそうだ。
機体ごとにけっこう作り手のアレンジが入っている。

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