長さ40㎝の鉄の柱は重い
A330の前下がりだった姿勢を矯正するために、
機首下面を膨らませて
ノーズギアの取付位置を下に移動したA330F。
どのくらい傾いていたのかといえば、このくらい( ↓ )。
そもそも、なぜA330は頭下がりにしたのだろう。
ベースになったA300よりも胴体を伸ばしているから、
ケツを擦らないようにメインギアは長くする必要があった。
でも機首あたりの造形はA300を引き継いでいるから、
格納部を含めてあまりいじりたくなかったのかな。
あとは単純に重量とスペースをケチッたのか。
A330とA330Fの1番ドアの高さの違いは約40㎝。
最初から床を水平にするならば、
脚柱と格納部をそれだけ長くする必要があった。
それは大変と、素人でもわかる。
でも実際の理由は、わかる人に会ったことがない。
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