薔薇の去ったあと
台風2号(Mawar)は東京でも強い雨を降らせた。
チャリコースである善福寺川/神田川も荒れた。
水位が下がったあとの川底の草はなぎ倒されていた。
ふだんは細い流れも氾濫ぎりぎりの濁流になったはず。
親水公園の手すりにも漂流物がびっしりついていた。
気になるのは、まだ飛べないカルガモのヒナたち。
まず1組めを発見。ヒナは1羽のみ(涙)。
1羽残っただけでも奇跡的と思えるような雨だったけど。
その近くで2組め。こちらは2羽?と思ったら3羽めも。
過半数は流されたにしても、よくぞ助かってくれた。
さらに下流にはヒナ9羽連れのご一家を発見。
ここは近くに避難できる斜面があるのと、
ヒナがだいぶ育っていたから生存率が高かったのかな。
なぎたおされた草の上ではスッポンが休んでいた。
かなり上流から流されてきたのかもしれない。
それにしても大変なめにあったはずだけど。
木の上ではアオサギが超音速モード。
目を閉じて、クチバシを空に向けて、やれやれって。
Mawarというのは「薔薇」という意味だそうだ。
台風に、そういう名前をつけるのか。
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