同じ「気温」でも早い時刻の方がいいかも
気温観測は、風通しや日当たりの良い場所で、
芝生とかの上1.5mの位置で行うのが基本だ。
日当たりが良い場所とはいえ直射日光は避けて、
昔ならば百葉箱の中とか、
今は電動ファンつきの通風筒に温度計を入れる。
下の写真は空港の露場。矢印のところで気温観測。
当然ながらアスファルトやコンクリートに覆われていて、
車やエアコンの屋外機の熱にさらされる都市で、
しかも直射日光を浴びているときにはさらに暑い。
それはたぶん常識なのだろうけど、
時間ごとの気温変化にも差があるのではなかろうか。
気象庁のデータでは気温が下がりはじめる時間でも、
太陽に焼かれたコンクリートはなかなか冷えないだろう。
そう考えると、チャリで走るタイミングは、
「同じ気温」でも早い時刻の方がいいのかもしれぬ。
まだ街が熱をたっぷりとたくわえる前に。
実際には、仕事のキリのいいところで走るだけだけど。
舗装滑走路上の温度も露場の気温より高そうだけど、
離陸性能のデータでそこまで配慮しているのかは知らぬ。
まあ飛行試験でも検証はしているはずだから、
そんなに外れることはないのだろう。
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