ねじり下げに個性
翼の上にたっているのはスポイラー(エアブレーキ)だ。
セットしておくと、着地と同時に自動的に立ち上がる。
滑走路を出たらサッサと引っ込めるのが普通だけど、
たまには立てっぱなしでしばらく放置されている。
今さらA350のスポイラーを見て「えーっ」と驚いた。
胴体に近い側のスポイラーが翼の陰に隠れている。
個々のスポイラーは普通の四角い板で全開のはずだし、
主翼自体もほぼまっすぐに伸びているから、
このあたりだけかなり下がっているということだろう。
後ろからの、これもJALのA350。
なるほどと思いつつ、他の旅客機はどうだっけ。
787を似たようなアングルで見ると、
たしかにA350ほど下がってはいないかな。
これはA330。やはり胴体に近い後縁はかなり下がる。
このあたり、エアバスワイドボディ機の個性か。
ちなみに、これはDC-10。
おー、エアバスチックな(先輩に失礼だ)。
こういう違いは、ラフな三面図だけでは気づきにくい。
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