ムリーヤの記憶は名前だけでいい
プーチンくそだしウクライナは応援しているけど、
それとは別の話として、An-225ムリーヤを再建するとか、
寄付を募るとかいうのはアホな話だと思う。
An-225でしか運べないものは多くない。
胴体断面はAn-124と同じで長いだけだから、
たいていのものはAn-124で運べるし使い勝手もマシだ。
重くなくてかさばるだけの貨物ならベルーガもある。
なんなら生産中のXLを追加した方が安上がりだろう。
あるいは民間型も計画されたC-17ならば、
An-225の予想再建費用(30億ドル?)で10機は買えた。
その方がよほどコストパフォーマンスは高そうなのに、
それでも民間型C-17を発注した航空会社はなかった
(カタール航空塗装のC-17は軍用型だ)。
An-225の再建(新造)ではなおさらペイしないだろう。
費用はロシアに払わせることができたとしても、
もう少しまともな金の使い方を考えた方がいい。
どうしても飛行機が欲しいならば、
新型機を作る足しにした方が、よほどウルライナのためだ。
それにムリーヤ2とかの愛称を与えれば、
An-225の記憶も長く残るだろう。
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