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2022/02/04

またスキャン地獄の日々

フィルム時代は撮った写真を出版社に渡して、
ほぼそのまま預けっぱなしにしていた。
そういうのが、またごっそりと返却されてきた。
会社の引越しで保管スペースが欠乏するのと、
デジタルが主流になって約20年もたって、
それ以前のフィルムはあまり出番もないからだろう。
Yokosuka147_1 
雑誌の廃刊や出版社の倒産などで、
行方不明になってしまう写真は少なくないから、
こうして返送してくれるのはとても良心的といえる。
「そんなの当たりまえ」というほど世の中まともではない。
だが段ボールに何箱かぶんのポジフィルムだ。
我が家にも置いておくスペースはないから、
またセッセとスキャンしている。
Yokosuka156_1 
家庭用スキャナーだからあまり画質はよくない。
全部ピンボケ写真のようになってしまう。
とても大伸ばしには耐えないだろう。
しかし、そのくらい妥協しなくては死ぬまで終わらない。
いやいや妥協したところで、
前回は1年以上もスキャナーを回し続けた
今回はそれほどではないけど、3ヶ月以上はかかるだろう。
ほかのカメラマンは、どうしているのだろう。
Yokosuka_218a_1 
唯一の楽しみは、自分が撮った写真を見られること。
取材のあとすぐに出版社に送って、それ以来の対面だ。
「あ~、そういえばこんな取材もしたっけ」と。

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