もはや若白髪ではない
20代の頃、サンフランシスコでじろじろと見られて、
「なに?」と聞いたら、「若そうだけど白髪がある」と。
僕はその頃から白髪がけっこうあった。
「苦労しているからね」と日本でなら言っていたけど、
アメリカ人には通じないだろうから言わなかった(笑)。
その後も順調に白髪は増え続けて現在に至る。
だから今さら「白髪=老化」という自覚はない。
でも、周囲の人はそうは思わないのだろう。
先日、バスで前に座っていた若い女性が「どうぞ」と。
一瞬、何が起こったのかわからなかったけど、
どうやら、ついに、初めて席を譲られたらしい。
「あっ、どうもごめんなさい」と立つ場所を移動した。
※仕事中に撮って送ってくれた。白髪、見えんね。
カメラバッグ、重そうだったのかなとか(重いよ)、
姿勢が悪かったかなと背筋を伸ばしてみたり(笑)。
でもまあ、老けて見えること自体はあまり気にしない。
若い頃にはトシを多くサバ読んでいたくらいだし。
ジジイな外見、何か悪用できないかなと考えたけど、
根が善良なのですぐには思いつかない。
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