月を回ってきた部分
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20代の頃、サンフランシスコでじろじろと見られて、
「なに?」と聞いたら、「若そうだけど白髪がある」と。
僕はその頃から白髪がけっこうあった。
「苦労しているからね」と日本でなら言っていたけど、
アメリカ人には通じないだろうから言わなかった(笑)。
その後も順調に白髪は増え続けて現在に至る。
だから今さら「白髪=老化」という自覚はない。
でも、周囲の人はそうは思わないのだろう。
先日、バスで前に座っていた若い女性が「どうぞ」と。
一瞬、何が起こったのかわからなかったけど、
どうやら、ついに、初めて席を譲られたらしい。
「あっ、どうもごめんなさい」と立つ場所を移動した。
※仕事中に撮って送ってくれた。白髪、見えんね。
カメラバッグ、重そうだったのかなとか(重いよ)、
姿勢が悪かったかなと背筋を伸ばしてみたり(笑)。
でもまあ、老けて見えること自体はあまり気にしない。
若い頃にはトシを多くサバ読んでいたくらいだし。
ジジイな外見、何か悪用できないかなと考えたけど、
根が善良なのですぐには思いつかない。
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下地島で「どこかで見たような」と思った鳥。
もちろん、名前なんか知らない。
帰ってから調べたら、ホシムクドリっぽいけど自信なし。
「どこか」というのはモスクワだった。
同じくホシムクドリではないかと思うけど自信なし。
こんなに離れていても同じようなのがいるのかと、
「それはこっちのセリフだ」と鳥に言われそうだけど。
しかし、プーチン狂ってるな。
コロナが終わっても、もうモスクワどころではなかろう。
ウクライナは去年利用した模型屋さんくらいしか知らないが、
そこのwebサイトのトップには「ロシア人は地獄に堕ちろ。
ウクライナを支援してくれ。ロシアが街を爆撃している」
というメッセージが追加されていた。
それを書くまでは無事だったということだろうが、心配だ。
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いつものチャリンコ買い物コースで、
コロナ禍になってからもネズミの死骸は3回ほど見た。
1匹は川沿いの遊歩道でつぶれていて、
2匹めは大雨のあと河床の雑草にひっかかっていた。
もちろん写真に撮ったけど(笑)、出してはいない。
けっこう気持ち悪いのよ。
3匹目はカラスがくわえていた。これは許容範囲?
「あっ」と思ってチャリを停めて写真を撮ったけど、
カラスは逃げないで食事を続けていた。
僕はカラスに嫌われているはずなのに、珍しい。
食事の邪魔をしてはいけないので、すぐに立ち去ったけど。
その先では、大きめのパンをくわえたカラスが、
ほかのカラスたちに狙われていた。
エサにありついたと思っても、まるで油断できない。
そこで僕のようなのがチャリを停めて見ていると、
根性なしの取り巻きカラスたちは逃げてしまうから、
むしろ落ち着いて食事ができるのかもしれない。
以前も公園でカラスが興奮していたので見にいったら、
植え込みの中でオオタカがお食事中だった。
うるさいカラスを追い払う用心棒と思ってくれるならば、
それはそれでうれしいけど、思っていないだろうな。
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※某空港のお店で見たシャツ、値札部分だけ拡大。
....個人的には、ゼロがひとつ少なくても買わないけど。
たまに「高級品が売れています」とかのニュースを見る。
「今これが流行しています」というニュースと同じで、
まったく実感をともなわないけど、ありえない話ではない。
※マセラティのタクシー。
....車両価格はともかく、消耗品や修理代が気になる。
世の中が不景気でもお金のある人はいるものだ。
人数でいえば少数派かもしれないが、
お金がない人は大勢いてもモノを買う余力がない。
ならば商売は、少数のお金持ちを相手にするのが正解か。
それが当たれば「高級品が売れています」となるけど、
多数派には実感がなくて当然。世知辛い話だ。
※1/12ガンダム、1.5m。以前、31万5000円で売ってた。
単体の金額として高いのか安いのかはよくわからないけど、
「これを置ける家なのか」と、ひれ伏してしまう(笑)。
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海外から帰ったあとも朝はしっかりと起きるのが、
僕の時差解消策のひとつだし、
原稿とかも朝のうちの方がよく進む。
昔、取材で会った人も「俺は朝型だ」と言っていた。
早朝から犬の散歩をするのだそうだ。
「誰もいないから、糞の始末もしなくていい」と(爆)。
犬の糞の注意書きを見ると、その人のことを思い出す。
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展示場所を節約するための壁掛けヒコーキ、
吊ることだけを考えていたけど、
分解したグライダーの主翼を置いておくような、
適当な受けを作ればいいかとジャンク箱をごそごそ。
当初予定とはだいぶ違うものになったが、
これはこれでマニア受けするかもしれぬ。
ズゴック爪のボールペンパーツと、P-51のタイヤを合体。
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1969年にレシプロ機の世界速度記録を樹立した
コンクエストIはスミソニアン(NASM)入りしている。
その後、記録はレッドバロンに破られたが、すぐに墜落。
さらにレアベアが記録更新をして、いまはブードゥー?
レアベアは一時レースでも常勝の強さだった。
NASM入りする価値はありそうだけど、どうだろ。
いちいちの記録更新機を収蔵するのもどうかなと思うし、
コンクエストIの価値は世界記録を樹立しただけでなく、
ナチスドイツのMe209V-1が31年保持してきた記録を、
ついにアメリカ人の手で塗り替えたことにもありそうだ。
そのあたりは、後続の記録機にはないストーリー。
あとは、オーナーがくれるかどうかだろうね(笑)。
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小学生の頃から、モテるヤツはモテていた。
当時は別に不思議とも思わなかったけど、
いま登下校の小学生たちを見ていると不思議だ。
ただの小学生じゃん(あたりまえ)。
なのにモテるヤツは、ちゃんとモテているのだ(たぶん)。
大人になっても、そのままモテるのかなあ。
今日はバレンタインデーだ。
女の子が好きな男にチョコレートを云々というのは
菓子業界が販促のためにデッチあげた嘘らしいが、
70年代くらいから本格的に広まったそうだ。
僕はちょうど中学生から高校生くらいだった。
おかげで切ない思いをしたぜ(笑)。
販促イベントの嘘と承知で乗せられてしまうのは、
なんだかんだと楽しんでいる人が多いせいだろう。
たかがチョコレートで一喜一憂できる。
「一喜」はもちろん「一憂」でも甘く苦い思い出になる。
そういうイベントって、あんまりない。
そしてたぶん、そういう時期ってあんまり長くない。
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古いポジをスキャンしていると、
やはり昔のことをいろいろと思い出してしまう。
モーターグライダーG109を空撮したときには同業者から
「なんだよあの表紙の写真」とさんざん笑われた。
「プロペラ停まっちゃってるじゃねえか」とか。
シャッタースピードの設定を間違ったと思われたらしい。
まあ、このレベルの嘲笑への反撃は簡単だけど。
モグラは上空でエンジンを切ってソアリングできるから、
プロペラ停めて飛んでいる姿がキモなのだ。
同業者のくせにそんなことをわからんのも困ったもんだが、
旅客機とか戦闘機しか撮っていないと、その程度かも。
せめて「エンジン停めてる相手とどう編隊組んだ?」とか、
こっちの写真はずいぶん広角だなとか、
そういうところを突っ込んでくれれば話が弾んだのに。
よい子の皆さん、プロペラ回っているよん。
これなら安心か?(笑)
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電車とか飛行機とか船のマニアには今さら驚かないけど、
ガスタンクとか電柱とかにもしっかりマニアがいる。
本が出ていたりもする。
「そんなマニアもいるのか」と驚きつつも、
僕も無意識に写真を撮ったりしているから、
人を惹きつける魅力はあるのだろう。
よく見かけるわりにまだマイナーっぽい?のは
工事現場とかの足場ですかね。
上はまだ幸せそうだった頃の香港の竹製の足場。
熊本城の石垣修復用の足場。
素人目にも珍しいものはあまり多くないし、
市街地では防音カバーで覆ってしまうことが多いけど、
ちょっと気になるものは撮ってしまう。
火災後のノートルダム寺院の足場。
僕はただ気まぐれに写真を撮っているだけだけど、
たぶんどこかに熱心なマニアもいるのではないか。
航空機の整備用の足場。
そういえば潜水艦のドックにも足場があった。
まあ、いろいろ撮っているけど、マニアとはいえない。
マニアは、まず「好き」という気持ちが大事だと思う。
いや、嫌いというわけではないですけど。
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個人的に、国内で乗る機会が少ないのは
仙台ベースのIBEXだけが導入しているCRJ700かな。
長崎のORCのQ200もレアだけど意外に乗っているし、
DHC-8シリーズとしてはさらに多かった。
CRJも-200に乗った回数はそこそこあるけど、
これは上空でエアブレーキを使えなかった。
CRJ700では飛行中でも使えるようになったけど、
そのときの振動がどうだったのかを思い出せない。
だからまた乗って確かめたい。
飛行中にエアブレーキを開くと、ガタガタ振動する。
立てた板で発生した渦が水平尾翼を叩くからだ。
しかしT尾翼の機体ではどうなるのか。
関係者に聞いてしまったら、
乗りに行く楽しみがなくなってしまうでしょ。
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検索語に悩んだけれども、あっさりシジュウカラと判明。
サントリーの「日本の鳥百科」というサイトでは、
「鳥の中でもいち早く春を告げる」と紹介されている。
「そうか、春を告げるのか」と反射的に喜んだけど、
渡り鳥ではなく留鳥らしいので1年中いるはずだ。
それがどのように春を告げてくれるのだろう。
単語の組合せ(文?)でコミュニケーションできるらしいので、
「春はもう少し先ですね」とか、話しているのかもしれぬ。
漢字では四十雀と書くらしい。
カナでもそうだけど、四十肩と一文字違い。
さらにゴジュウカラという鳥もいるそうで、
こちらも五十肩と....(以下略)。
同じ日に撮ったヒヨドリ。
すべて胸ポケットに入る超望遠機SX620HSで撮影。
いつも、せめてこのくらいに写ればいいのだけど、
たいていは同じカメラとは思えないほどザラッザラ。
最近はみんなそれをカメラのせいにしちゃうけど、
昔は「下手クソ」とか言いましたね(笑)。
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一時3本の「管制塔」が林立していた成田だが、
新ランプタワー(手前)が完成したあと、
旧ランプタワー(中央)はすっかり取り壊された。
これで一段落ではなく、数年後にはまた3本になって、
それからまた2本になる。
C滑走路に備えて新しい管制塔が建てられるからだ。
で、また賞味期限切れの写真が増えるわけですな。
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スズメの巣、といえば航空無線の試験を思い出す。
昔は日本語の通話法も覚えさせられたのだ。
「アサヒのア、イロハのイ、ウエノのウ...」と続いて、
「スズメのス」というのもあって笑った。
今日の写真は「スズメの巣」ではなくて、たまり場。
バードウォッチャーは鳥の数を数えるのが早いけど、
こういうのも瞬間的に概算できちゃうのかな。
ただしこの写真を撮ったのは数えるためではなくて、
デブスズメが混ざっていないかと思ったからだ。
※部分拡大。
う~む、デブといえばデブであるようにも見えるが、
このまえ見たヤツほどのインパクトはないな。
そういえば同じ日に見たジョウビタキもヤケに丸かった。
もともとこういう鳥なのか、寒くて膨れているのか、
そのへんもよく知らない。
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A330ベースの多用途空中給油/輸送機(MRTT)は、
いったん米空軍でも採用されかかったくらいだから、
たぶん767ベースの空中給油機より素性がいいのだろう。
ただし採用国ごとに名前が変わるのが面倒くさい。
英空軍はボイジャーで、仏空軍はフェニックス、
ローンチカスタマーの豪空軍はKC-30A、
韓空軍はKC-330で、これが一番わかりやすいかな。
米空軍がいったん採用を決めかけたときはKC-45だった。
覚えきれないので僕は全部A330MRTTで済ませている。
エアバスのMRTTにはA310ベースの飛行機もあって、
加空軍はCC-150とかいつもながらの謎命名。
独空軍はA310MRTTと呼んでいるようだけど....
これはA310VIPというらしい。他にA310MRTとかもある。
やっぱり覚えきれないので、全部A310でヨシ。
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僕が子供の頃の自転車には、
ライトをつけるL字型のホルダーがついていた。
ブレーキはワイヤーではなくロッドで操作。
あとは、泥よけの上の飾りも(笑)。
※湯布院の岩下コレクション収蔵品。下も。
ライトホルダーには、こんなライトをつけられたけど、
暗いし、すぐに電池もなくなってしまうから、
少なくとも子供には現実的ではなかった。
親に電池を買ってもらえばって?
どこのお坊ちゃんだよ(笑)。
以前、無灯火の自転車が多かったのは、
安全意識が低かったというよりも、
ライトがクソだったということもあるかと思う。
発電機(リムダイナモ)はやたらと重くなるし。
消費電力が少なくて明るいLEDライトの登場で
夜の灯火の悩みはあっさりと解消した。
いまどき無灯火で走っているのは、
それこそ安全意識の低いヤツだろう。
家の照明で電気料金が下がったのかはわからんけど、
自転車のライトではしみじみそのすごさを実感する。
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フィルム時代は撮った写真を出版社に渡して、
ほぼそのまま預けっぱなしにしていた。
そういうのが、またごっそりと返却されてきた。
会社の引越しで保管スペースが欠乏するのと、
デジタルが主流になって約20年もたって、
それ以前のフィルムはあまり出番もないからだろう。
雑誌の廃刊や出版社の倒産などで、
行方不明になってしまう写真は少なくないから、
こうして返送してくれるのはとても良心的といえる。
「そんなの当たりまえ」というほど世の中まともではない。
だが段ボールに何箱かぶんのポジフィルムだ。
我が家にも置いておくスペースはないから、
またセッセとスキャンしている。
家庭用スキャナーだからあまり画質はよくない。
全部ピンボケ写真のようになってしまう。
とても大伸ばしには耐えないだろう。
しかし、そのくらい妥協しなくては死ぬまで終わらない。
いやいや妥協したところで、
前回は1年以上もスキャナーを回し続けた。
今回はそれほどではないけど、3ヶ月以上はかかるだろう。
ほかのカメラマンは、どうしているのだろう。
唯一の楽しみは、自分が撮った写真を見られること。
取材のあとすぐに出版社に送って、それ以来の対面だ。
「あ~、そういえばこんな取材もしたっけ」と。
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今年、2022年の2月22日は「2」がたくさん並ぶ。
夜の22時22分22秒だともっとすごくなる。
2222年まではたぶん生きていないし、
3月33日とかもないので、
とりあえず今年が一番にぎやかなのではないスかね。
ということで、娯楽に飢えた皆さんが、
「そのとき」に備えて無い知恵を絞っている間に、
僕は面倒なので2月2日で妥協する(笑)。
拙速は巧遅に勝る、とも言いましてね。
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朝1便でも集合時間に間に合わない那覇取材、
前泊ついでにシュガーローフを訪ねてみた。
去年秋、まだコロナが一時的に収まっていた頃だけど。
いまは再開発されてしまってまったく面影がない。
おもろまち駅側はコロナで閑散とした免税ショップ。
確かに高台ではあるのだが、要衝という感じでもない。
ただし那覇市街方面を見ると、「おおっ」と思う。
陣地構築の基礎知識がなくても、
ここは確保しておきたい場所だろうなとは思う。
頂上にいた若いアベックの邪魔をしないようにと、
周辺をウロウロしているうちに、ちょっと不安になった。
人の手が入っているとはいえ、ハブとかいないのか?
翌日の仕事本番でも、ざくざくと草むらに入った。
地元出身だというアテンドの人には、
「ハブなんか気にしたことないよ」と笑われたけど。
ざくざくと踏みいった先に置いてあった(冷汗)。
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