747SPのエリアルール
747SPは747-100の胴体を縮めた超長距離型だ。
胴体を縮めた結果、アッパーデッキの「コブ」と
主翼の位置関係がエリアルールに合致して
さらに空気抵抗が小さくなったとされている。
ルフトハンザは747SPを使わなかったけど、
フォトショップでデッチあげてみた。なんか変でしょ?
胴体短縮でモーメントアームが短くなったので、
垂直尾翼を高く、ラダーはダブルヒンジ式にしている。
ただし高すぎると既存の整備ハンガーに収まらない。
全高を抑えながら大きな垂直尾翼を確保するために、
実際には垂直尾翼取付部分の胴体を低く絞っている。
PAの747SPはインチキ写真じゃなくて羽田で撮影。
この部分もエリアルールに合致しているのではないかと
思うのだけど、言及している記事は見たことがない。
ルフトハンザ機が外側のリバーサーを使っていないのは
ここの趣旨とは関係ない。調子が悪かったのかな。
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