小説家の力量
あいかわらず同時進行的に本を読んでいる。
最近は、風呂の中では元技術者という作家の小説。
豊富な専門知識を活かして書かれている。
電車の中では、「この人すごいな」と驚いてから、
何冊も追加で買って読んでいる女性作家の小説。
特に並行して読むと、元技術者はかなり分が悪い。
小説家としての力の差が、残酷なほどに浮彫りになる。
散りばめられた専門知識を励みに読んでいるけど、
小説として面白いかといえば、ちょっと言葉に詰まる。
強いていえば、学習マンガのような感じかな。
「ならばマンガの方がよかった」とまでは言うまい。
| 固定リンク