フルーツを食す
友人が和歌山みかんを送ってくれたことがあって、
味覚の鈍い僕でも驚くくらいおいしかった。
その友人のカミさんの実家は和歌山にあるのだ。
果物は当たればラッキーくらいに割り切っていたが、
以来、和歌山産を選ぶとかなりハズレが少ない。
※今年は珍しく2回目でハズレをひいたけど(涙)。
パイナップルは一時カミさんがよく台湾産を買ってきた。
台湾の農家が中国に禁輸されて困っているというので、
陰湿な嫌がらせに負けるなという応援の意味もある。
ただし値段は、普段僕が買う気になるものよりも高い。
「これが普通に中国への輸出用だったのか」と思うと、
日本の凋落ぶりが身にしみる。
「困ったときはお互いさま」と笑顔でやせ我慢しながら、
不相応に高いものをいただく食卓は、シュールだ。
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