コニカルキャンバー
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2014年5月期の東京モノレールはひどかった。
女性アイドルとのコラボで、
ハイテンションな声で「沿線案内」とか毎度聞かされて、
仕事帰りの疲れが百倍増しくらいになった。
で、今度は京成スカイライナーかよ。
なんで特急料金まで払ったクタクタな乗客に、
こんな仕打ちのようなことをするのか。
1日数往復の特別ラッピング列車だけが対象だけど、
それだけに当たってしまったときの絶望感がハンパない。
こういうのはファンを集めたイベントとかでやってくれ。
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トライスターという名前はエンジンの数に由来する。
そのうち2つのエンジンが停まってしまうという事件が、
昔のANAでは2回も立て続けに起こった。
いずれも両翼のエンジンが故障して中央だけが残った。
だから、しばらくは双発機(中央エンジンがない)に
対する不安もあった。
僕は、基本的にカメラ2台で取材に行く。
レンズ交換の手間を省くのと、壊れたときの備えだ。
1台が残れば、なんとか取材を続けることはできる。
その修理期間に備えて、カメラは同じものを3台買う。
7月末にもEOS7D2を1台修理にだした。
お盆休みがはさまるので、修理予定は約1ヶ月後。
ずいぶん時間がかかるなと思ったけど、
こんなときのために同じカメラを3台も持っているのだ。
が、修理完了の前週にもう1台が故障した(冷汗)。
その間に入っている取材もいくつかある。
いまさら7D2をもう1台買い増すのもムカつく。
さて、どうしたんでしょうね。
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海外の雑踏で周囲の人たちの話の内容がわからない。
英語の歌を聞いても、ぜんぜん聞き取れない。
いつかは何とかなるかと思ったけど、ほぼならない。
だからいつまでも英語に苦手意識があるが、
若いころのようには焦らなくなった。
日本の雑踏でも、周囲の話は断片的にしか聞き取れない。
あるとき意識してみたけど、ほぼザワザワしているだけ。
日本語の歌も、間違って聞いていることがよくある。
正しく歌詞を確認しても、意味不明の言葉の羅列。
ましてや英語、わからなくて当然と、あるときに気づいた。
たぶん日本でも海外でも、周囲の雑踏の会話とか
歌の歌詞とかしっかり聞ける人もいるのだろう。
それはもう特別な才能と割り切れば、高望みはしない。
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魚が切り身で泳いでいると思っている子供がいる、
というのは都市伝説、デマだそうですよ(だろうな)。
しかし、それが本当であっても、僕自身は笑えない。
農産加工品とか、元の姿や製品化までの工程とか、
よく知らない食材は少なくない。
切り身が泳ぐと思うのと、五十歩百歩だ。
コーヒーも、実際に農園を訪ねるまではよく知らなかった。
もちろんスーパーで売ってるコーヒー豆はよく買うし、
生豆を焙煎するとああなるというのは知っていたけど、
その前に果実から果肉を取って種だけにして、
さらに天日干しにするところを見たのはほんの数年前。
ハワイ島、スコールきたりするだろと思ったけど、
遠くに見える赤い屋根は可動式だそうですよ。
さらに脱穀して、異物を取り除いて、焙煎する。
ちなみにインスタントコーヒーは抽出液を乾燥して粉にする。
そこに粉砕した豆まで含んでいる場合には、
ソリュブルコーヒーだのいろいろ名前が変わるらしい。
そこまでいくと、「知るかそんなもん」って感じになるし、
スーパーで売り場を分けられたら普通に面倒くさい。
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A320のAOAベーン。風見鶏みたいに風で動く。
AOAは「Angle Of Attack」、つまり迎角のことだ。
左側に2個、右側に1個ついている。
近くで見ると、こんな感じ。
A400Mのサイドスリップ用だけど、基本的には同じ。
飛んでいるとき、わかりにくいけれども、
赤矢印がだいたいのベーン(気流)の向きを示している。
当然ながら、ついている場所で気流の向きも違う。
それを基準線との角度に補正して表示する。
定義としては翼弦線、つまり翼の前縁と後縁を
結んだ線が基準線となる。もしフラップを下げたならば、
翼弦線も変わってAOAも変わってしまうのだけど、
計器表示とかではそれは無視するのが普通だ。
あるいは胴体に基準線を取る場合もある。
「それでもAOA?」って、ここではAOAとします。
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これは遊園地のアトラクションだけど、
今の首都圏でこうした事故が起きてしまっても、
生存者を治療したり入院させる余力はないのだろう。
恐ろしい話だが、現実にそういう状況なのでしょう?
瀕死の負傷者も自宅療養させるのかな。
そんなときに「運動会」にこだわる理由がわからん。
しかもヤバいから無観客というのに、子供まで動員する。
死の恐怖におびえているときに、
「感動しますよ」とかニヤニヤするの、もはやオカルト。
「なら甲子園は?」とかいうサポーターの皆さんもいる。
もちろん、サッサとやめた方がいいと思っている。
トトカルチョの配分をどうするのかは知らないけど。
「じゃあ北京オリンピックも観ないんだな」とかも、
すでにうんざりするほど聞かれた。
当たりまえでしょ、これまでだって観てないんだから。
オリンピックとかプロ野球に熱中する人って、
まわりもみんなそうだと思っているのかな。
さらに、「じゃあチベットやウイグルは?」と続くのも、
サポーターの皆さんのお約束(苦笑)。
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先週からの長雨で各地に被害が出ていたときに、
気象庁HPは負荷の高騰で閲覧しにくい状況だった。
肝心なときに見られないのはあいかわらずだ。
まあ、仕方ないけど。
政府は壊れた機械みたいに「安全安心」と繰り返すが、
気象庁の予算は20年前から約2割も削られている。
それでも予報の精度を上げているのは立派だが、
肝心なときにアクセスできなければ安全安心も絵空事。
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よく知らない鳥の鳴き声がしたので見たら、
スズメくらいの鳥がいたので、とりあえず撮った。
こういうときは、やはりカメラの性能よりも速射性だ。
この段階では「スズメじゃない」としかわからない。
「スズメくらい、黄色」で検索かけたら、
どうやらカワラヒワという鳥であることがわかった。
黄色は、ちょっと混じっている羽根の色だ。
全体の色は形容しがたかったので、とりあえず。
こういうズサンな検索語でもひっかかるのは、
鳥好きの先人たちの努力の賜物だろう。
だから見慣れない鳥を見るのは楽しい。
たまに虫でもやるけど、ほぼ確定にはいたらない。
蛾に絞ったところで、似たようなのがたくさん。
だからサッサとサジを投げてしまう。
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ずっとコンコルドに乗りたかったけど、
ついに一度も乗ることはできなかった。
一番の理由は、運賃が高かったからだ。
退役が決まってからは少し悩んだけれども、
それだけの金を出す余裕はなかった。
コンコルドの運賃はファーストクラスよりも高く、
その前にまずニューヨークかパリ、ロンドンまで
行かなくてはならなかったから大変だ。
仕事なら、その大変さも金もらうためだと思えるが、
コンコルドに乗る、という仕事はついにこなかった。
世の中そんなに甘くはないです。
今でも「乗りたかったな」という人は少なくないが、
僕は悩んだ結論として乗らない選択をしたので、
それほど心残りはない。
いま同じような選択をするとしたらA380だろうか。
すでに退役させてしまった航空会社もあるし、
退役を決めている航空会社もある。
コロナが収束すれば飛ばす航空会社もあるから、
まだ乗るチャンスはあるだろう。
で、実際に乗れるかもということになったときに、
コンコルドほどではないにしても、
時間とお金の問題が現実化する。
そのくらいの金はなんとでもなるという人もいれば、
なんともできないという人もいるだろう。
後悔しないように悩んで決めたならば、
たとえ乗れなくても心残りはあんまりないよ、たぶん。
僕のコンコルドと同じ、ちょっと残念に思うだけ。
なんだかんだとA380はいろいろ撮っていたけど、
ハイフライマルタだけは、ついに見ることもなかった。
あとはスカイマークのA380もそうか。
で、このうちすでに退役してしまったA380と、
退役が決まっているけど残っているA380とか、
全部わかりますかね。僕はよくわからん。
退役させるといいながら、復活させられそうな状態とか、
もう明らかに復活できない状態とか、いろいろ。
とりあえず、いま大事なのは生き延びることだな。
生きていれば、面白い飛行機に乗るチャンスはある。
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リノ・エアレースまで、あと1ヶ月。
最初に行ってからだと44年、トシとるわけだ(涙)。
もうどうでもいいけど、個人的にはいつも大赤字。
リノで黒字だせたヤツって聞いたことがないけど、
これは金銭の収支で考えるイベントじゃない。
見に行くにしても参加するにしても、
「カネ」で元を取ろうなんて考えない方がいい。
そう割り切った方が、たぶん得るものも大きい。
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ありそうでなかったDHC-8(Qシリーズ)の謎モデル。
JACは短胴型のDHC-8は使っていなかったとか、
RACに鶴丸DHC-8-100/300はなかったとか、当然です。
DHC-8-400の胴体をフォトショップで縮めてみたのだ。
ちなみにベースモデルのDHC-8-100はこんな感じだった。
胴体の長さだけじゃなくて、けっこう違っている。
だからDHC-8-400の短胴型は先祖返りにはならない。
AMXやORC、RACは後継機で悩んでいたから、
こんな飛行機を作ったら売れたのではと思ったけど、
日本国内の代替需要もせいぜい10機未満だったし、
世界的にもこのクラスは軒並み売れていなかった。
ボンバルディアの懐事情も悪化していた。
ただし新生デ・ハビランド・カナダには少し期待している。
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ベランダにでっかいカラスが来たらしい。
カミさんが気づいて追い払おうとしたけど、
なかなか逃げなくてふてぶてしかったそうだ。
見たかったなあと思ったけど、
頼んだからといって来てくれるものではあるまい。
が、翌日に「また来た!」とカミさん。
そっと見に行くと、2羽めがドスンと降り立ったところ。
2日連続っていうのは、何か狙いがあるのだろうか。
ひょっとして、外で会ったことのあるカラスかな。
逃げないようにそーっと近づきながら、
網戸ごしではあるけど、火薬ピストル3連射(笑)。
「仲良しになったんじゃないのかよ」と言われそうだが、
「親しき仲にもテリトリー」って(言わない?)。
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撮影機材が増えると専用のカメラバッグが必要になる。
最初に買ったのは合成革を張ったボックス型。
安物だったろうけど、高校生には清水の舞台だ。
が、雨期の沖縄で1週間ほど使ったらボロボロになった。
次はアタッシュ型のアルミバッグにした。
機材の出し入れには不便だけど幅が狭いので持ちやすく、
縦に置くと二段の脚立くらいの高さがあり便利だった。
フィルムは内張りのスポンジを切って入れていた。
種類ごとに色違いのビニールテープを巻いて、
+1増感とかのメモを書いたり、封に使ったりした。
フィルム装填時のカラ写しのカットだからボケボケだけど。
その次は普通のボックス型のアルミバッグにして、
これは今も古いカメラの保管庫がわりに使っている。
よくぞ残っていたのは、たぶん高級品を買ったのと(笑)、
すぐにメインをソフトバッグに替えてしまったからだ。
取材時の持込みで、飛行機とかを傷つけないように。
そういや、あいかわらずまともなカメラバッグってないな。
ソフトバッグは10個以上は使いつぶして、
常に不満を感じながら4~5個を使い分けている。
しまっておくにもかさばって仕方ないのだが、
みんな置いておく場所は確保できているのだろうか。
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先にワクチンを打った人たちの話はいろいろと聞いていた。
個人差が大きいので、さっぱり予測がつかなかったが、
接種時は痛みもなく体調の変化もなかった。
ただし時間がたつと接種したあたりが鈍く痛くなって、
自分も人並みであったかと、少し安心した。
接種当日は激しい運動はNGである。
午後、近所の買い物くらいならと自転車に乗ったら、
雲が立派だったのでいつものコースを走ってしまった。
スローペースを意識してちんたらとペダルをこいだが、
それでも汗びっしょりになったので、
「本当はよくなかったのではないか」と反省した。
これから打つ人には、おすすめしない。いのちだいじに。
翌朝にも肩ににぶい違和感は残っていたけど、
さらにひどい副反応は原稿がさっぱり進まないこと。
確かこれも典型的な副反応のひとつではなかったか。
そして副反応は数日続くことがあるそうだ。
また、多くの人は2回目の方が副反応が重いそうだ。
特に編集者の皆さまには、念押ししておきたい。
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6月下旬の予約開始初日朝一番にPCにはりついて、
ようやく予約できたワクチン接種が1ヶ月半後の8月上旬。
その後も、もっと早く打てないかとジタバタしたけど、
キャンセル待ちも大規模接種会場も全滅。
結果的には唯一取れた最初の予約で1回目を接種した。
後から予約して2回目まで済ませた人もいるけど、
まだ1回目の予約も取れていない人も身近には多い。
申し訳ない気持ちもあるし心配だけど、とにかく1回目。
2回目の接種予約は、歯医者さんのように1回目のあと、
「何日にします?」という感じで決まるのかと思っていた。
ところがまた1回目と同じシステムで勝手に予約という。
で、予約サイトにアクセスしたら「×」マークばかり。
3週間後どころか、1ヶ月半後だってぜんぜん空いてない。
それからまたPCの前であれこれ捜しまくって、
1ヶ月ちょっと後に別会場での予約を入れることができた。
まあ、ジタバタすれば取れるだけ1回目よりはマシだが、
あやうく「2回目接種難民」になるところだった。
僕は時間を融通できるフリーランスだからマシだけど、
マジメに通勤している人にはかなり厳しい予約システムだ。
「リモート勤務を」と繰り返すだけの無能な政治家に、
「バカ野郎、できるならとっくにやっている」と、
心の中で叫びながら高い感染リスクの通勤に耐え、
第一線で汗を流している人たちが後回しにされている。
ちなみに別の自治体や職域接種では、
1回目の予約と2回目の予約がセットであるとか、
1回目のあとで2回目をサッサと予約できたとも聞いている。
地元のシステムがダサいというのは、少し残念だ。
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1985年か、ひょっとしたら1983年のボーイングフィールド。
手前のマスケティアも珍しいけど、
後ろのバイカウントの方が気になっていたのは
写真の構図からも想像がつく(覚えてないけど)。
こちらは手前のシービー狙いなのだろうけど、
奥の747初号機の方がとても気になる。
今もMOFに大事に展示されているけど、
このときはまだ現役だったわけだ。
昔の自分に「ちゃんと撮っておけよ」とボヤきたいけど、
たぶんいろいろ事情があったのだろう。
昔の自分、なめたらあかん。
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TVをぼんやり流しておくのは出張先のホテルくらいだ。
それすら気持ちが悪くなって消すことも多いが、
「え~!」と驚くようなアホな知見が得られることもある。
そのときの番組のテーマは、タオルはいつ捨てるか(苦笑)。
穴があいたときか、擦り切れて透けたときじゃないの?
出てきたタオルの専門家(?)によると、
風合いが損なわれてきたら寿命らしい。
「どんだけお嬢さまに育てられたんだ、このバ■アは」
地方のビジネスホテルで、TVの前で一人悶絶している
育ちの悪いオッサンの姿でも想像してくださいな。
まあ、他人がいつタオルを捨てても関係ないけど、
しゅごいな、元経済大国だけのことはある。
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写真は我流なので、いろいろと本は読んだ。
役に立ったこともあるけど、期待したほどではなかった。
モノクロフィルムでコントラストを上げるには、
黄色いフィルターを使えと書いてあったので買ったけど、
効果があるのかないのかよくわからなかった。
さらに効果が大きいオレンジフィルターも買ってみた。
なるほど、全日空の水色とかはくっきりと濃くなって、
尾翼のダ・ビンチマークや日の丸の赤は薄くなった。
つまり....、実際の印象とまるで変わった(苦笑)。
それからようやく、駄目だこりゃ、と気づいた。
飛行機にはさまざまな色が使われている。
フィルターを使うと、それが目茶苦茶になる。
たとえばオレンジフィルターでオレンジの帯が薄くなると
レインボーカラーなんか変チクリンになってしまう。
もちろん黄色フィルターでも同じようなことが起こる。
「一般的」な写真のテクニック本って、
こんな風に飛行機には役に立たないことが多い。
それはインターネットの時代でも同じだ。
参考にはしても、あまり真に受けない方がいい。
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