パワーショットSX620HS
新しく買った新品同様中古のコンパクトカメラは、
キヤノンのパワーショットSX620HSというモデルだ
(名前が長くて覚えきれなかったから、いま調べた)。
黒を注文したのにシャンパンゴールドが届いたけど、
面倒なのでそのまま使っている(笑)。
<160mm、ISO160、1/160秒>
愛用のS120と同じくらいのタバコ箱サイズ。
アロハシャツの胸ポケットにもらくらく入る。
35mmフルサイズ換算の光学ズームの焦点域は、
S120の24mmから120mm相当(5倍)に対して、
SX620は25mmから625mm(25倍)をカバーする。
<595mm、ISO640、1/160秒>
発売時の価格はS120(2013年)の約5万円に対して、
SX620(2016年)は約3万2千円で、新品でもかなり安い。
S120の1210万画素に対して、SX620は2020万画素。
焦点域と画素数が大幅アップでこの安さになったことを
どう解釈するかって、考えても仕方ないからサッサと買った。
<577mm、ISO800、1/100秒>
レンズやセンサーの性能は強引な補正でごまかすのだろう。
勝手に補正してきれいにしてくれるのならば大歓迎。
キヤノンなら、「色合い」も他と違和感がなさそうだし。
で、使ってみてブッたまげたわけだ、想像以下で。
2000万画素とは思えないザラザラな画像は、
昔のISO400カラーポジを無理に増感したような感じ。
画素数の少ないS120の方がずっときれいに写る。
<430mm、ISO800、1/20秒>
そもそもレンズを手でホールドできないカメラで
望遠625mmがブレずに撮れるのかよとも思ったけど、
これだけは驚いた。けっこう撮れるのだ。
Pモード、ISOオートで撮っているから「押すだけ」。
後でデータを見て、「げげっ、430mmで1/20秒!?」とか。
ブレが気にならないくらいザラザラという説もあるが。
<625mm、ISO125、1/640秒>
明るいときならきれいかといえば、そうでもない。
今日の写真はみんなノートリミングだけど、
最後のコマだけ部分拡大。
最大望遠のせいか、腹のあたりが緑色に滲んでいる。
まあ、これほどトリミングすることはないし、
「かぜたん」に出す程度なら気にならないともいえる。
だから懲りずに持ち歩いているのだけど、
他人にも勧めるかといえば、微妙。
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