駐車場で見られる乗り物たち
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最近はあんまり面白い夢を見ない。
起きているときと同じように原稿を書いていたり、
スーパーで惣菜を買っていたり。
それでも、ときどき変な展開になるから夢は不思議だ。
この前は焼き鳥のパック(5~6本入り)を買った夢を見た。
家で開けたら、そのうち2本が鶏肉なしのネギだけ。
ブツ切りのネギが串いっぱいに刺さっているだけなのだ。
「なんだよこれ?(涙)」って、それだけの話だけど。
こういうナンセンスな展開も、
無意識に自分で思いついているのかな。アホだな。
夢なんで、もちろん写真は撮ってないです。
あったら怖いし、それはたぶんまだ夢の途中。
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「結婚して10キロ太った」とかボヤく人は少なくない。
ちょっとした取材のカメラバッグくらいの重さだから、
決して無視できない増加なのだが、
その程度だと見かけはあんまり変わらなかったりする。
人間の体表面積は、身長や体重にもよるけど、
たとえば僕なら概算で1.8平方メートルくらいのようだ。
もし、体全体に厚さ1センチの脂肪が加わったとしたら、
脂肪はだいたい1立方センチあたり0.9グラムだから、
体重は16.2キロ増加するということになる。
実際には脂肪のつきにくいところもあるだろうから、
体表面の3分の2だけに脂肪がついたと仮定したならば、
体重の増加は10キロ強ということになる。
あまり妥当性のない仮定の積み重ねだけど、
そのくらいで10キロになるのかと、ひとつの目安。
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メーカー資料にも書いてあるし、自分でも記事に書くけど、
いつも「やれやれ」と思うのが航続距離の数字。
たとえばあなたが飛行機を買ったとしても、
たぶんマニュアルには航続距離なんて書いてない。
また書いてあったとしても、目安程度にしかならない。
ある高度、エンジン出力ごとの燃料消費率は書いてある。
離陸時や上昇中は、こんだけになりますよとも書いてある。
そのときの対気速度も書いてある。
ならば燃料満タンでこれだけ飛べるという計算はできる。
しかし定員いっぱい、荷物いっぱいで燃料満タンにしたら、
最大離陸重量を上まわってしまうこともある。
そんなときには燃料を減らさないと離陸できない。
もちろん飛べる距離も短くなる。
ではカタログスペックの航続距離はどちらを意味する?
さらには実運航では向い風ならば飛べる距離は短くなるし、
追い風ならば飛べる距離は長くなる。
これはカタログスペックには反映しないのが普通だけど、
積まなければならない予備燃料と共に無視できない。
予備燃料は、目的地に着陸できない場合に
別の飛行場に向かうために必要な燃料だとか、
空港上空で待機するための燃料だとかいろいろだ。
最低量は法律で決められているから無視できない。
では、カタログスペックはそれを反映しているのか?
いろいろ面倒くさいでしょ?
もちろん目安としてのカタログスペックは便利だ。
747-100以下の「航続距離」しかないオーバーチュアが
太平洋を無着陸で横断するのは無理だなとすぐにわかる。
でも、そのスペックの細かな数字の違いまでは意味がない。
「こっちだと7534kmだけど、こっちでは7421km」とか、
「そんなもん、どーでもいいよ」と言うと怒られるけど。
でもいーんだよ、そんな端数、どうせ目安なんだから。
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新しく買った新品同様中古のコンパクトカメラは、
キヤノンのパワーショットSX620HSというモデルだ
(名前が長くて覚えきれなかったから、いま調べた)。
黒を注文したのにシャンパンゴールドが届いたけど、
面倒なのでそのまま使っている(笑)。
<160mm、ISO160、1/160秒>
愛用のS120と同じくらいのタバコ箱サイズ。
アロハシャツの胸ポケットにもらくらく入る。
35mmフルサイズ換算の光学ズームの焦点域は、
S120の24mmから120mm相当(5倍)に対して、
SX620は25mmから625mm(25倍)をカバーする。
<595mm、ISO640、1/160秒>
発売時の価格はS120(2013年)の約5万円に対して、
SX620(2016年)は約3万2千円で、新品でもかなり安い。
S120の1210万画素に対して、SX620は2020万画素。
焦点域と画素数が大幅アップでこの安さになったことを
どう解釈するかって、考えても仕方ないからサッサと買った。
<577mm、ISO800、1/100秒>
レンズやセンサーの性能は強引な補正でごまかすのだろう。
勝手に補正してきれいにしてくれるのならば大歓迎。
キヤノンなら、「色合い」も他と違和感がなさそうだし。
で、使ってみてブッたまげたわけだ、想像以下で。
2000万画素とは思えないザラザラな画像は、
昔のISO400カラーポジを無理に増感したような感じ。
画素数の少ないS120の方がずっときれいに写る。
<430mm、ISO800、1/20秒>
そもそもレンズを手でホールドできないカメラで
望遠625mmがブレずに撮れるのかよとも思ったけど、
これだけは驚いた。けっこう撮れるのだ。
Pモード、ISOオートで撮っているから「押すだけ」。
後でデータを見て、「げげっ、430mmで1/20秒!?」とか。
ブレが気にならないくらいザラザラという説もあるが。
<625mm、ISO125、1/640秒>
明るいときならきれいかといえば、そうでもない。
今日の写真はみんなノートリミングだけど、
最後のコマだけ部分拡大。
最大望遠のせいか、腹のあたりが緑色に滲んでいる。
まあ、これほどトリミングすることはないし、
「かぜたん」に出す程度なら気にならないともいえる。
だから懲りずに持ち歩いているのだけど、
他人にも勧めるかといえば、微妙。
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昔の新潟空港には、An-12が週1の定期便で来ていた、
それを撮りたくて、高校2年の夏休みに初遠征した。
そのときの写真を見た社会人の先輩マニアに、
「こんなにいい天気なら私も行けばよかった」と言われて、
うれしく思う反面、愕然ともした。
高校時代はわずかなバイト代を何カ月もかけて貯めて、
かろうじて寝台ではない夜行列車の旅費をひねり出し、
ユースホステル2泊、野宿2泊の貧乏旅行を実現できた。
「天気がいいなら」とか、さらりと言える経済力は、
僕の想像を絶していた。
まあ社会人になっても貧乏性は抜けなかったけど、
夏休みに好き勝手に出かけられただけでも、
コロナ禍のいまよりマシだった。
皆さまも、少しでも楽しい夏休みになりますように。
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梅雨明け前から少しずつ聞こえてはいたが、
梅雨明けと同時にミンミンゼミがよく鳴きだした。
そこで去年見つけた大量羽化の場所を注意していたが、
7月16日に初めてぬけ殻を確認した。初日は3個。
ミンミンゼミが鳴いているのだからミンミンゼミのぬけ殻、
と勝手に思い込んでいたけど、そうとは限らない。
で、調べてみたけど断定するほどの自信も愛情もなし。
ちなみに翌日はそのままの場所にくっついていたけど、
その翌日はきれいになくなっていた。
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ジェット機といっても無人標的機のファイアビーですけど。
約40年前に撮影した海上自衛隊の訓練支援艦あづま。
ファイアビーは洋上回収して再整備して使ったようだけど、
普通の航空機だと海水に浸かると全損扱いのはず。
ちなみに40年前には「海の日」なんてなかった。
で、今年は海の日を移動っすか?
まったくオリンピックさまの都合だと、何でもありだね。
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長い胴体におそろいのケータリング車がついて、
なにやら壮観な感じのルフトハンザA340-600。
いったんリタイアが決まって「姥捨山」に送られたが、
そのうち5機が一時的に復活するそうだ。
日本線の予定はなさそうだけど、ひょいと来たらいいな。
リタイアの予定を延期して活躍した旅客機といえば、
東日本大地震のときのJALのA300-600Rを思い出す。
寸断された陸路をおぎなって東北への足となり、
それから、ひっそりと退役した。
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新しいMSFSのビジュアルはきれいなので、
簡単に空撮っぽいCGも得られる、ようだ(もってない)。
これは実写だけど、CGで似たような画は作れるだろう。
すでにメーカーや航空会社の広告にもCGは多い。
空撮のために複数の飛行機やパイロットを調達して、
綿密に計画して、打合せをして、実行して、
仕上がりに一喜一憂するのもいずれ昔話になるのか。
「それはつまらんなあ」と思うけど、
そんなカメラマンの感傷だけでは未来がない。
「では実写の価値とは?」とかも考える、たまには。
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ウクライナから届いた秘密の荷物。
切手には数字ではなく、FとかHとかTとか書いてある。
何を意味するのだろうと調べたけど、よくわからない。
荷物の中身は.....だから秘密だってば。
こちらはイギリスから届いた秘密の荷物。
イギリスというよりは「静岡からかよ」というような梱包で、
もちろんすぐに隠したけど(冷汗)、
すでにカミさんには怪しまれていると思う。
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※写真はクリックすると拡大します。
十代の頃に撮った旅客機の写真を見ていると、
意外なところが現代の旅客機と違うことに驚かされる。
DC-8にAPUがない事も、昔は何とも思わなかったけど。
たとえばドアの大きさとか配置とか。
727-200は、まあ現代風ですよ。ケツのエアステア以外は。
胴体の前と後ろに大型のドアと、翼上に小型非常口。
727-100も、左側は「こんなもんかな」と思える。
胴体後部にドアがないのが気になるけど、エアステアがある。
不時着時には胴体下エアステアはアテにならないだろうけど。
ところが右側を見ると、「ひょえ~」と思ってしまう。
翼上の小型非常口と、胴体真ん中へんにドアがひとつ。
構造的な理由ではないかと推測するけど、
ドアでキャビンが分断されるから、
シート配列が大きく制約を受けるだろうに。
座席数が727-100と大差ない737-200では、
ドアを胴体前後に寄せているから使い勝手も改善のはず。
ギャレーへの物品の搬出入も簡単になっただろうし。
兄貴分の707はどうかというと、配置はともかく
右側のドアがみんな小さくて笑えてしまう。
※部分拡大。
まあ小型機には、右側ドアは小さいものが多いからな。
意外なのは短胴型の720で、ドア配置が現代風になった。
胴体を縮めただけの飛行機じゃなかったんだね。
ライバルのDC-8-60シリーズのドアはカオスだ。
最前方右側にドアはなく、後ろには7個も。
胴体を引き伸ばす前は「普通」の配置だったのだけど。
機内はどういうコンフィギュレーションだったのやら、
乗ったことあるのに全然気にしていなかった。
最後は今回のネタ漁りのついでに見つけたKEの707。
ドアのフチ取りがねえじゃんと調べたら貨物機だった。
ドア以外には、貨物機と気づく手がかりがない。
ちなみにこの機体は、後にテヘランで墜落したのだが、
同じレジが別機(747)に流用されていてびっくり。
縁起悪いとかじゃねえ、次はラッキーナンバーにするぜ!
とかいう理由だと、ポジティブでいいな。
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社会人として一人暮らしをはじめて、
ビワが想像以上に高価な果物であることを知って驚いた。
小学生の頃、友人のM君の家にビワの木があって、
遊びに行ったときには適当にもいで食っていたから、
そんなに高価な果物だとは思っていなかったのだ。
ちなみに我が家にも柿の木とブドウ棚があったけど、
柿は渋柿で、ブドウは食えない品種?だったようだ。
毎日走るチャリ10㎞コースの途中にも2本のビワがある。
実がなるとムクドリが群れて食っているけど、
たまにヒヨドリが来てムクドリを蹴散らして食っている。
スズメも来ていて「オメエ食えるのかよ」と思ったけど、
ムクドリやヒヨドリが乱暴に食い散らかすので
その残骸をあさるだけでもお腹いっぱいだろう。
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飛行機を撮るときにいちいちレジは確認しないが、
それでも「あっ」と思うことはある。JA822J、知ってる。
ZIPAIRの初号機で、以前はJALの787弐号機だった。
JALの787就航初便でボストンまで乗った機体だ。
僕は航空券が安上がりですむように3泊だかして、
やることないからDCのNASMまで遊びに行ったのだ。
ところが帰国便は機材故障で飛べず、ボストンでもう1泊。
その前にはエバレットでも見ていた。幻の、旧塗装機。
JA821Jは滑走路の反対側に転がしてあったから、
こっちがJA822Jだったのだと思う。
787で3回も塗装を変えた機体って、他にあるのかな。
7月8日は、787がロールアウトした日だ。
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妙にかわいい部屋でセッセと書き物をしている。
持っているのは、懐かしいラミーのオレンジ色の万年筆。
机の上にはコダクロームの箱とかキヤノンF-1とか。
西独だったフュッセンのカフェ・ペンション・ゲルリンデ。
そういえば、ここに1~2週間も滞在したのだった。
1983年ハンググライダー世界選手権の取材。
スポンサーのつかない取材だから、
金になるかどうかは成果次第。
ところが頼みの日本チームは予選で全滅(涙)。
やることもなくなりチューリヒまでドライブして、
友人が「女の子にあげたい」というチョコを買ったり(笑)。
閉会式のあとはレンタカーで夜通しパリまで移動。
さらに気球初飛行から200年記念のレースを取材した。
日本から参加の気球にはオリンパスが協賛していて、
出発前に僕は下心を持って「取材に行きますけど」と
オリンパスの広報に挨拶に行ったのだけど、
サポートどころか「勝手に撮るな」と言われてムカついた。
日本チームパイロットのT本さんも呆れていたけど、
以後しばらくオリンパスは相手にしなかった。
おまけにオープンにしていたパリからの帰国航空券が、
ぜんぜん予約が取れなくて大ピンチ。
クレジットカードも持っていなくて、財布は細るばかりだ。
シャンゼリゼにあったパキスタン航空営業所に通って3日目、
前に並んでいた日本人の男性は、カウンターの係員に
「ロンドンからなら乗れますよ」と言われていた。
まるで英語ができない人らしくて、
僕が通訳してあげたので事情がよくわかったのだ。
その人は「ロンドンからじゃな」とあきらめたけど、
次に僕が「ロンドンから乗ります」と言ったら、
「あなたの(安い)航空券では駄目です」と(爆)。
しかし、ロンドンからの方が席がありそうなのかと、
夜行の列車とフェリーを乗り継いでヒースローまで行き
(まだドーバー海峡にトンネルは通っていなかった)、
チェックインカウンターで「乗せて」と。
やはり「この航空券では乗れません」と言われたけど、
「わざわざパリから来たのに」と泣きまねして(うそ)、
チェックイン終了時に空席に押しこんでもらえたのだった。
係員さん、ありがとね、臨機応変の対応をしてくれて。
今ならクソなシステムがハネて、それで終りだったかも。
最初の1枚の写真から、いろいろなことを思い出した。
大学を出た翌年の、今くらいの季節だった。
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一昨年にトゥールーズで見たA320の初号機、
なぜ旧塗装に塗り替えたのだろうと謎だった。
近況を調べたら、博物館入りしていた。なるほど。
オプションだったウイングチップ・フェンスはついていない。
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レールがピカピカであることから、
そこそこ列車は通っているのだろうくらいはわかった。
よくわからなかったのはコンクリートの枕木の間に、
痩せてしまった木製の枕木が残されていること。
※部分拡大
最初は撤去するのが面倒だったのかなと思ったけど、
コンクリート製と木製がランダム?に混在していて
木製枕木の犬釘もちゃんと線路をつかんでいる。
ただし、木が朽ちかけているから効果は怪しい。
同業者には鉄道にくわしいのもいるから、
そのうちに聞いてみるかな。
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最近、カラス語が少しわかるようになったので(誤解)
「?」という声がするとチャリを停めて周囲を偵察する。
見つけたら、とりあえず写真に撮って、帰ってから調べる。
口の中が赤いカラスは幼鳥であることも知った。
鳴き声も成鳥とは違うし、近くでは親鳥が怒っている(笑)。
これも、クチバシは閉じているけど赤みが残っている。
近くには「カラスに注意」という看板もあった。
もちろん怒った親鳥の攻撃に対しての「注意」だ。
こうしてみると、カースケ1号のハゲチョロ具合は、
他の幼鳥では見られず、何か事情があるのかもしれない。
カラスに限らず、いろいろなものが「見える」ようになった。
この写真は川を上から見おろしたものだけど、
瞬間的に「?」と感じた。それからアオダイショウを発見。
コロナ自粛生活の運動不足対策として、
夕食の買い物でチャリ10km以上を日課として1年以上。
去年は気づかなかったものに気づくことが多くなったのは、
「いつもと違う」とわかるようになったからだろう。
それは「いつも」という基準ができたからこそで、
場数を踏むことの大切さを実感している。
たぶん、なんでもそうなんだろう。
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