グランドマニューバリングカメラ
先月末発売の月刊エアラインの取材で、
近くからしげしげ見ることができたANAの777F。
お披露目やデビュー時には別のカメラマンが取材したのだ。
※写真はどれもクリックすると拡大します。
今回の取材テーマとは違うところで「なんで?」が多数。
たとえば水平尾翼前縁にカメラ(GMCS)がついている。
これは胴体が長く「内輪差」の大きい777-300が、
誘導路で「脱輪」しないようにつけられたはず。
しかし777Fは-200と同じ長さだから不要ではないのか。
取材テーマとは違うから、近くにわかるスタッフもいない。
他社機の写真を無理に拡大してチェックしてみた。
カリッタ/DHLの機体にもついているようだ。
FEDEXの777Fにもついているように見える。
フレイターだからといって、脱輪しやすい理由ってあるかな。
ちょっと思いつかない。
で、右の水平尾翼にはついていないようなのだ。
左だけという理由があるとしたら、主カーゴドアの存在か。
しかし、見える必要があるのだろうか。
搭載作業の進捗や完了は離陸前に確認されるし、
ドアの開閉やロック状況もMFDとかで確認できる。
飛んでいる間にドアがスッ飛ぶところが見えたところで、
パイロットにはどうしようもできないだろう。
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