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2021/01/31

他山のヲタク

宮崎駿という名前も知らなかった大学生の頃、
TV第1シリーズとはうってかわってクソつまらなくなった
ルパン三世第2シリーズの後半2話のみ面白くて驚いた....
という話をヲタク(という言葉もなかった)の知人にした。
Albatros_27_1
知人は「やはりわかるんだ、うれしいなあ」と興奮した。
僕はもちろん知らなかったが、
最終話を含む2編だけ宮崎駿が担当したのだった。
あんまりしつこく語るので、なんだかムカついてきて、
「あなたを喜ばせようと言ったのではありませんよ」と
冷たく突き放してみたけど、まるで動じないどころか、
さらにエスカレートしていくのでさらにムカついた。
Laputa_neko_33_1 
その頃と比べるとヲタクもすっかり市民権を得たけど、
あいかわらずイラっとすることはある。
僕も他人のことをとやかく言える筋合いではないので、
他山の石としている。

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2021/01/30

カッコ悪いハリアー

シアトルのMoFに展示されているハリアー
緑+灰色ではなく濃淡の緑2色の迷彩塗装だ。
今は屋根下に移されているが、色は写真の通りだ。
Av8c_009_1_1
この機体だけ理由があってこんな色だったのか、
博物館が間違えて塗ったのかは知らないが、
僕はプラモでも考証より好みを優先するくらいなので、
見るたびに「かっこ悪いなあ」とがっかりする。

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2021/01/29

かわいそうなのはこっちの方だ

見るからに腹黒い守銭奴のジジイババアどもが、
「やめたらがんばっている選手がかわいそう」って、
そもそも全然説得力がないし、
そんなことがオリンピックを強行する口実になるのか?
他のイベントはかわいそうでも簡単に中止しただろ。
オリンピックって、そんなに特別なのか?
だとしても、せいぜい「特別な害悪」ってところだろ。
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2008年撮影だよ。ここでやめときゃよかったのに。
すでに十分に迷惑で、さらに「忍耐を」だなんて、
かわいそうなのはこっちの方だぜ。

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2021/01/28

見きわめる眼力

あいかわらず不織布マスクは茹でて再使用している。
熱湯消毒、というほどしっかりしたものではない。
人には勧めないが、入手が容易になったとはいえ
朝のゴミ出しに使っただけで捨てるわけにはいかぬ。
新品と再使用品を、TPOで使い分けている。
Ga339_103f 
ただし再使用の回数は以前よりも減っている。
1~2回茹でるだけで限界のマスクもあるし
(耳にかけるヒモが幅広のヤツは弱い印象)、
そうでない種類のもさんざん茹でてきたから、
「限界」を見きわめる眼力がついた。
その限界に安全率1.5を考慮して(笑)捨てている。

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2021/01/27

津軽かいきょ~の冬

函館に着陸するときには北島三郎の出番になるが、
津軽海峡上空で高度を下げている間には、
もちろん石川さゆりが熱唱している、はずだ。
Tsugaru_038_1 
ただし僕は演歌にはほぼ馴染みがないので、
部分的にしか歌詞もメロディも知らなくて、
気がつくと都はるみに入れ替わっていたりする。

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2021/01/26

力の差を思い知った現場

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やはり1976年の国際航空宇宙ショーでの
入間基地のF-14Aトムキャット。
絹目プリントに泣いた写真のネガ、残っていた。
プリントの空の色はすっかり抜けていたけど、
こちらは幸いにして青空がよみがえった。
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撮っているカット数はたいしてない。
高校生にはフィルムは高価だったし、
望遠レンズもショボかった。
キヤノンFT-bにモードラはつかなかったから、
一通過に1カット、必死にピントを合わせようと。
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後日、航空ジャーナルの写真コンテストで見た
たぶん小町僖一さんのTF-15Aのナイフエッジ、
すごすぎてタメ息が出た。
小町さんの写真は嘉手納のSR-71Aもすごかった。
一眼レフ歴2年目の高校生がおこがましいが、
同じ場にいたのにと、圧倒的な力の差にボーゼンとした。

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2021/01/25

スズメバチの巣の跡

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去年見つけた公園小屋?のスズメバチの巣
今年に入ってから撤去されてしまっていた。
落ち葉と一緒に処分しちゃったのかな。
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どうやって壁にへばりついていたのか、
拡大してもよくわからん。

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2021/01/24

TF-15Aのタイヤ

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小さなエアブレーキがなんとも頼りないTF-15A。
入間基地での国際航空宇宙ショー1976。
当時は金がなかったから、現像はしても
ほとんどプリントはしていなかった。
ネガさえあればと思っていたけど、劣化してボロボロに。
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たまに気が向いたら少しずつ修正しているけど、
プリントしていなかったから改めての発見も少なくない。
たとえばタイヤ交換の写真も撮っていたけど、
なんだかサイドウォールがすごいことになっている。
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※部分拡大。
どうしたらこんな風になっちゃうんだろう。

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2021/01/23

寒い季節に寒い写真

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凍えた?

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2021/01/22

T-4みたい

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飛行機マニアというのは、機体の一部を見ただけで
だいたい機種を言い当ててしまう。
わからないまま放っておくということはありえない。
「T-4みたいだね」とか言うと袋叩きにされそうだが....
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スホーイT-4。

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2021/01/21

人のいい社長さん(消耗)

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とんがった零細企業の社長を務める知人は、
ゼロから人を育てる余裕はないと公言している。
だから、採用するのは元から力のある猛者ばかりだ。
たくさんはいないけど、たまにはいるのだ。
そんな少数精鋭の会社で社長がやるべきことは、
猛者どもが力を発揮できる場を提供することだろう。
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あいにくそういう会社には、
自信まんまんの凡人や野次馬も惹きつけられてくる。
基本的には適当にお引き取りいただくとしても、
僕のような傍観者から見ても悩ましいのは、
熱心だけど見込みのなさそうな若者かな。
若い人にはがんばってほしいという気持ちはあるのだが。
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「チャンスくらい与えてあげれば」という外野の声に、
「そうか」と応じてしまった知人を、
「お人よしだな~」と、陰ながら笑ってしまった。
たぶん消耗したはずだから、笑い事じゃないけど。

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2021/01/20

大寒2021

自分は寒さは苦手だと思っていたけど、
実際には僕だけ寒がっていることはあまりない、
ということに今さら気がついた。
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東京だと冬でも普通のジーパンですごせるけど、
そのままバイクに乗ると風を受けてかなり寒い。
オーバーパンツを履いても、高速に乗ると
日常生活ではまったく気づかないようなスキマから、
容赦なく寒さが侵入してきて泣きそうになる。
だから自分は寒さに弱いと思っていたのだけど、
そういう基準で考えるのは変かもしれないと、ようやく。

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2021/01/19

毎日1分の幸せ

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寒さはまだまだ続くだろうけど、
いまの時期は毎日1分ずつ日没が遅くなっている。

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2021/01/18

玉手箱みたいに緊張した

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2年前に買ったポータブル電源、毎年確認している。
手製の防爆ケースを開けるときには、ちょっと緊張する。
中で燃えちゃっているかもしれないなと。
幸いにして、見た目も匂いなども異常なし。
ただし1年前には満タンのままだった電気残量は、
今回は80%にまで減っていたので充電した。
まあ、2年放置で残量80%なら立派なもんかな。
カメラのバッテリー、自然放電?がすごいのがある。

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2021/01/17

去年は知らないけど

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毎年サンタクロースが煙突と間違えて
ひどい目にあうという事故があったよね(ない)。

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2021/01/16

自制心のある大人

ヤフオクで負け続けているのは、
そういう大人になれたということだと思う。
自分で決めた金額までときっちり自制して、毎度の涙。
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それとは関係なく、東京ではお台場限定販売のMSケージ。
アマゾンで高値転売されているのを買う気はないけど、
カミさんがお台場に用事があるというのでお願いしたら、
遅ればせの誕生日祝いにしてくれて、ありがたや。
別売のMGユニコーンは、なぜか昔から我が家にいた。
うまく収まらなくてガシガシやっていたら部品が....(泣)。

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2021/01/15

しょせん外野

昔、ジョージ・ハリスンの盗作問題について、
ポールだったかジョンだったかよく覚えていないけど、
「盗作かどうかは本人がいちばんわかっているだろ」と。
中学か高校の試験勉強中に聞いてた深夜ラジオでの
話だったように思うから真偽はわからんけど、
外野が「似てる」とか「似てない」とか議論する以上に、
これはグサッとくるコメントだろうなと思った。
T2_224_1 
こちらも元の本が何だったか見つけられていないけど、
佐貫亦男さんがT-2とジャギュアの類似性について
同じことを書いていて、やっぱり「そうだよな」と思った。
また佐貫さんは、「エンジンも任務も同じならば、
必然的に形は似てくる」という説は否定しておられたはず。
今でもワケ知り顔で「構造がまるで違う」とか
偉そうに言う人がいるけど、しょせん外野だ。
当事者がいちばんよくわかっているのだろうと思う。

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2021/01/14

雪見未遂

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東京の都市機能は少しの積雪にも弱いのだけど、
雪予報の朝には、少しわくわくしてカーテンを開けた。
ぜんぜん降っていなかったけど。
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写真は去年の春、桜が咲いた頃の雪。
もう新型コロナが深刻な問題になっていて、
花見は自粛しろとかいいながら、
当時のソーリ夫人は芸能人とチャラく花見してたっけ。

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2021/01/13

上を向いて飛ぼう

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ちょっとチャチなフォトショップ画像だけど、
イリューシンIL-76の航法窓に羽田空港の景色を合成。
はっきり言って、上階のコクピットより見晴らしがよい。
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そういえばコクピットって、たいてい下がよく見えない。
程度の差はあるけど、前や上の視界を優先する。
だから、「離着陸のときに滑走路が見えねえよ」なんて
初心者にはおっかない飛行機もたまにある。
ならばIL-76の航法席のようにコクピットを下に設ければ
操縦しやすいかもよと、適当にウソ言っておこう(笑)。
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これは珍しく下向きについているコクピット。
飛行機ではなくて、こいつですね。

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2021/01/12

ヨーロッパ初の水平音速突破機

非公式ながらヨーロッパで最初に、
水平飛行で音速を突破したSO6025エスパドン。
唯一残ったこの機体は射爆場から回収された。
So6025espadon_1 
アメリカでいえばXS-1に相当するような機体なのに、
容赦なく実弾射撃訓練の標的にしちゃったところが、
頓着しないのか、無知だったのか、まあ、すごいな。
幸いにして胴体だけでも残ったというのは、
ヘタッぴいが多かったっていうことか?

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2021/01/11

めでたさは変わらない

高校の修学旅行はサボッたけれども、
卒業式にはちゃんと出た。
大学に入ってからは成人式や卒業式には出なかった。
4年間を有意義に使ってフリーランスとして独立できた。
もはや卒業式なんか、どうでもよかったからだ。
Champagne_079_1 
などといっても、成人式を楽しみにしていて、
コロナで中止になった人の慰めにはならないか。
でも、無事に成人を迎えられたというめでたさは変わらない。
きっと、これから楽しいこと、いっぱいあるよ。

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2021/01/10

今季初見の氷

Frozen_455_1 
おー、氷が張ってる。午後の日なたというのに。
買い物ついでに寄ってみた中野坂上の宝仙寺。
石臼塚というのがここにある。
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ベトナムには飛行機塚があるのだから(ちょっと違う)
石臼塚があっても不思議はない。
江戸時代には神田川の水車でそば粉をひいたが、
それが機械化により不要となりポイポイ捨てられた。
「いや、食に貢献した石臼はちゃんと供養しようよ」と、
住職さんが境内に石臼塚を立てたそうだ。

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2021/01/09

次々に賞味期限切れ

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賞味期限の切れた写真にもいろいろとあって、
こういうのはもちろん普通には使わない。
たまに使うアホがいるけど。
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こっちはちょっと微妙だけど、航空雑誌では使えない。
背景に写っている旧塗装JALがいなかったとしても、
ANAの777だけでも「なんだよこれ」と怒られる。
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こっちは撮ったときから使えなかった。
にぎやかでいいなと思ったから、撮るだけ撮ったけど。
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新型コロナ感染症のせいで、
一気に使えなくなった写真が増えた(涙)。

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2021/01/08

フライングカー・・・ルト

数年前、いろいろな動きがおおっぴらになる少し前に、
僕にも「話したい」と声がかかったくらいだから、
たいていの人には声をかけたのだろう。
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自分なりには、精一杯ていねいに説明したつもりだ。
安全性や騒音、法規上の問題、過去の死屍累々、
あとは掲げるお題目の根本的なおマヌケさとかも。
相手は大人なのでこちらの話をニコニコと聞いてから、
「皆さん、そうおっしゃいます」と言った。
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なんだ、わかっていて話させたのかよと疲れたけど、
本当にわかっていたのかは怪しい。
たとえば、「海外では、もうこんなのもあります」と、
示してくれた動画がイスラエルのエアミュール(苦笑)。
たいていの有人ドローンの動画もそうだけど、
BGMじゃなくて実際の騒音を聞かせたら素敵だと思うよ。
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なんだかカルト信者と話しているような気分だった。
で、ふとフライングカー(空飛ぶクルマ)じゃなくて
フライングカルトって言葉が浮かんだ。
あるいはカルティべ・・・・。

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2021/01/07

色補正のむずかしい飛行機

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古いネガフィルムは褪色や変色が激しいので、
「自動カラー補正」とかだけはうまくよみがえらない。
ホワイトバランスをなんとか取ったうえで、
さらに褪色している部分をおぎなったり、けっこう大変。
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白い胴体を基準にできる旅客機はまだしも、
S2F-Uとか、けっこう泣ける。

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2021/01/06

国内引きこもり1年

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最後に海外取材に出てから今月で1年になる。
これほど長く海外に出なかったのは、
社会人になってから初めてかもしれない。
India_215_1 
新型コロナがこんなに深刻になるとは思っていなかった。
次の海外取材の準備も進めていた。
何が起こっても不思議のない超官僚主義の国で、
サッサとビザだけでも取っておくかと手配した。
India_214_1 
そのあとすぐに、新規ビザの発給は停止された。
間に合ってよかったなというよりも、
「えっ、そんなにヤバそうなのに取材決行ッスか」と。
正直、かなりビビッたけど、
結果的には、ぎりぎりに延期が決まってくれた。
India_216_1 
延期に備えて、1年間有効のビザを取っていた。
それも、どうやら無駄になりそうだけど、
まだそれどころじゃない、という社会状況だと思う。
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なのに、なんで東京オリンピックなんかに
湯水のように金を注ぎ続けているのでしょうね。
言い訳や屁理屈はいろいろとあるのだろうけど、
一言でいえば「お馬鹿」ということでしょ。

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2021/01/05

ジャッキアップされたボーイング777

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左右の主翼は前桁の付け根あたり(重心より前)で支え、
だから胴体はノーズ側ではなくケツ側で支えている。
ちなみに、タイヤ交換くらいでここまではやらない。
ランディングギアの交換とか、作動チェックとか。

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2021/01/04

泥よけで空からのウンチは防げない

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チャリのリアフェンダーがボロリと落ちた。
もう10年くらい乗っているから、
1点支持の樹脂製ステーが劣化して折れたようだ。
幸いモノタロウで売っていたので取り寄せて修理した。
モノが壊れるのはうれしくないけど、
すっきり直るとむしろ気分がいい。
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(ステーだけ)新しいフェンダーをつけた初日、
いい気分で走っていたら手袋に何かが当たった。
げろげろ、カラスのフンだ。
「ウンチが当たって運がいい」というスカトロ趣味はない。
でも、いつもいじめている(誤解です)カラスの中に、
「やったぜ」という気骨あるのがいるのなら(これも誤解)、
それはそれで楽しみだ。

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2021/01/03

マッハ2の翼

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すごいよね~としか言葉がない。

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2021/01/02

メートル→ギガバイト→冊

これまでに自炊(電子化)した本、
何冊あったのかなんて数えていない。
本棚からの概算で厚さ数十メートルかなとか、
PDF化したあとで百数十ギガバイトとかはわかったけど。
ところが、今さらながら「データの個数」が
表示されていることに気づいた。
現状で約3万3000個。ただのペラ1枚のデータもあるから、
冊数としては半分以下といったところか。
せいぜい数千冊だろうと思っていたけど、
確かにそんなに少ないはずもないか。
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今のマンションは本棚をたくさん置けるようにと、
安くない追加金額で床を強化してもらっている。
それでも引っ越しの前には古い航空雑誌は処分して、
文庫の小説とかも基本的には読んだら捨ててきた。
それでも収まらないのが本の自炊のきっかけでもあった。
愛書家の蔵書と比べれば決して多くはないだろうけど、
大多数が航空関係っていうのは幸せだと思える。

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2021/01/01

2021年

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