新しい景色
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プラモデルを作っているときに資料を見て
どうなっているのかなと調べることもあるけど、
細かいところまでは見ない。
だから、あとで「あそこ、間違ったな」とか思うけど、
「しまった」と後悔するよりは、
新しい知識が得られたことを喜ぶことの方が多い。
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昔のフィルムを見ると、同じような旅客機の翼でも
やっぱりずいぶんと違ったんだなと思う。
これ、なんだかわかります?
別の写真に大きなヒントが写っていた。
主翼の上に特徴的な垂直尾翼の丸っこい影。
L1011トライスターですね。
これは情報量の少ない写真だけど、ライバルのDC-10。
フラップを支えるヒンジが大きなヒントになる。
自分の写真だけど、しばらく考え込んだのがこれ。
ワイドボディ機のようにインボード・エルロンはあるけど、
それがダブルヒンジ式というのが珍しい。タブかな?
フラップ機構のフェアリングもゴツくない。
背景の景色からサンフランシスコへの進入中とわかる。
ならばIL-86とかのソ連機ということもなかろう。
で、ようやく727とわかった。航空会社は覚えてないけど。
これはDC-9だなとすぐにわかった、モデル番号はともかく。
エルロンに人力操舵のためのタブがあるのがポイントだ。
ただし、地上に見えている飛行場がどこだかわからない。
拡大して見やすく処理すると、
5本も滑走路があって(左上のは滑走路ではないと思う)、
そのくせ大きなターミナルはないから小型機専用だろう。
だから自分のDC-9がここに着陸したわけではない。
答えは....さっぱりわかりません。
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以前訪ねた日本ドルフィンセンターのイルカ、
ショータイム以外は派手な動きをするわけでもなく、
けれども顔を出して近くをゆらゆら泳いでいた。
人間を観察しているんですよ、と飼育員のおねえさん。
空気中でも、いちおう見えているらしい。
値踏みされていた、のかな。
フロートの上で姿勢を低くしてみると、
すーっと泳いできて水しぶきがかかるほどに。
こっちが驚くのを楽しんでいるのだろうか。
エサをあげるわけでも、遊んであげるわけでもないのに、
無闇に呼んではいけないなと思いつつ感激するのは、
双方向コミュニケーションの手応えを感じるから。
次はこちらが向こうの意志を理解しなくては。
カラスより賢そうだなあと思うけど、
賢さの尺度は動物によって異なるから比較はできない。
カラスの智恵は水中では役に立たず、
イルカの智恵もカラスには役に立たない。
人間の智恵は、イルカとカラスのどちらにも役に立たない。
以前ならば買わなかっただろうなというデザインの
イルカのタオルが、そのときから我が家にはある。
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新型コロナ感染症収束の気配はまるでないけど、
このところ都庁は青くライトアップされている。
東京アラートが出されたときは赤だったけど、
今度はなんで青なんだろうね。
ま、いつもながらたいした意味もないのだろう。
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ポジフィルムはマウントしていたので、
バラバラになるといつ、どこで撮ったのかもわからない。
これは雰囲気的に旧広島空港の離陸だろうと思ったけど、
景色がずいぶん変わっていて自信をなくした。
自動車試験場だか教習所だか、今はないでしょ。
たぶん同じときに撮ったらしい写真を発掘して、
どうやらこれは似島だからやっぱり広島空港だなと確信。
ちなみに、乗っているのは翼の形からして767だから
広島西飛行場になってからの写真ではない。
これは3年前に、ジェイエアのさよならCRJフライト。
着陸はできないけど旧滑走路上空をローパス。
よく、こんな粋なフライトを許可してくれたものだ。
ターミナルビルの写真もあった。
これも広島かどうか自信がなかったのだけど、
広島ヘリポートになった今も同じような雰囲気。
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久米島空港では、エプロン側とターミナル側の地面に
1フロア分の段差がある。
写真は滑走路側からの景色で、1Fに見える部分はB1F。
両側の白い「壁」の上がターミナル側の地面の高さになる。
チェックインは1Fにあって、上下移動なしにPBB搭乗口へ。
ただし主たる就航機種のDHC-8はPBBを使えない。
だからPBBの先端からタラップでさらに降りたりする。
PBBを使うジェット機を念頭に欲張ったかなと思ったけど、
80年代の旧ターミナルの写真が出てきて驚いた。
平屋だった旧ターミナルも1フロア分高かったのである。
当時就航していたのはPBBを使わないYS-11だったかと。
地面を掘ったり盛ったりする費用だとか、
津波・高波対策だとか、いろいろ考えた結果なのかな。
昔はハングの大会でよく行った。いい思い出しかない。
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海上自衛隊で使われていたP2V-7改。
胴体を引き伸ばしてエンジンをターボプロップにした。
若い人はP-2Jではないかと言う(笑)。
あ~、P-2を知らない若い人には面白くも何ともないか。
この初号機は実際にP2V-7を切り貼りして改造した。
だから、「P2V-7改」という方がしっくりくる。
ちなみに、もう1機のP2V-7改はVSAとなる。
写真は、退役後に下総で教材機として転がしてあった頃。
翼端タンクがないとカッコ悪い(※個人の感想です)。
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マスク生活にも慣れたというか慣れないというか。
初めて会う人とも、別れるまでマスクをしたまま。
正直、次に会っても気づける自信がない。
知っている人ですら、断定できる自信がない。
バーガーキングで某航空雑誌の某さんに声をかけられた。
マスクをしていたのによくわかったな~と思ったけど、
フライトジャケットを着ていたから同業者の目にはつくか。
そんな予想は半分あたっていた。
後日、その人の同僚が「マックで会ったんだって?」と。
マクドナルドじゃなくてバーガーキングですけどね。
「あんなところに本物のCWUを着ているヤツがいたと」
ガン見したら阿施だったということらしい。
本人でもホンモノかニセモノかを見分ける自信がないのに、
すぐに識別できるあたりが某誌スタッフの怖さである。
まあ、ニセモノの方が縫製がいいからな。
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「おっ、新顔だな」などと思ってしまってから、
「な~にを偉そうに」と自分で突っ込んでしまった。
スーパーへの買い物がてら発見した鳥は
胸ポケットに入れているコンパクトカメラで撮影して、
家のPCで拡大して識別を試みるのである。
どうも、これはゴイサギという鳥ではないかと思う。
そんな名前を聞いたことがあるような気もするが、
オイハギと混同している可能性もある。
サギといいつつ首が短いように見えるけど、
普段はたたんでいるので本当は長いそうだ。
そういえば首が長いのも見たはずと、11月下旬の写真。
でも、これは首の後ろに黒い模様がついている。
ゴイサギじゃなくてアオサギっていうヤツっぽい。
たくさんの鳥カメラマン、見向きもしていないけど。
アオサギは7月にも見ていたけど、ずっといたのかな。
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チャック・イエーガーさんの訃報が流れたあとで、
映画「ライトスタッフ」を観なおしたという人が、
身近なところにも数人はいたので驚いた。
だって長いでしょ、あの映画。暇なのか?
なぜか我が家にもアメリカで買った中古版があるけど、
ちゃんと通して観たのは1983年の劇場公開時だけだ。
そういえば、1981年に出た邦訳原作本も厚くて重かった。
もう電子化したけど、初版で買って表紙はボロボロ。
映画ライトスタッフの音楽はアカデミー賞を取ったけど、
サントラ盤CDが出たのはようやく2009年のことだった。
それも世界3000枚限定とかで、すぐに手配して入手した。
懐メロと一緒にiPodに入れてランダム再生していると、
「帰ってきたヨッパライ」とかに続いて流れたりする。
イエーガーさんは、帰ってこないだろうなあ。
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※この画像は合成ね。
単発機のエンジンが故障したら、滑空できる範囲で
できるだけ安全な場所を見つけて着陸を試みる。
だから単発機のパイロットは、飛んでいる間は常に
「エンジンが故障したらどこに降りるか」と考えている。
それが習慣になるまで、訓練でも叩き込まれる。
一番降りたいのは飛行場だけど、直線道路も魅力的だ。
みんな、「オレならちゃんと降ろせる」と思うはずだけど、
緊急時でも普通の道路に降りては駄目と指導される。
荒地で脚をとられるよりも安全そうなのにと思うけど、
試験でそんなことを言ったら不合格になるかもしれぬ。
でもさ、砂漠ならともかく、こんなヤバそうな場所で、
もし道路があったら、そっちを狙っちゃうよね。
人口密集地でも、家の上より道路の方がマシっぽい。
まあ、そういうところは道路も車だらけだろうから、
遠回りでも不時着できそうなところを結ぶのがベターか。
北国の冬では川や湖が凍るから、そこに降りられる。
車のタイヤ跡でもあれば強度的にも安心だし、
車が通る場所ならば凍死する前に助けてもらえるかも。
ただし氷が溶けると、一気に降りる場所がなくなりそうだ。
木の上と水の上と、どっちがいい?
たまに、高速道路に着陸する海外ニュースとかを見る。
「さすが」とコメントするニュースもあったけど、
「え?それってありなの?ほめてくれるの?」と思う。
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航空自衛隊でも使われたC-46は、
C-47(DC-3の軍用型)よりも数字は若いけど、
DC-3よりも5年ほど新しく、1940年に初飛行した。
日本の真珠湾攻撃の前年ということだ。
DC-3のエンジンは零戦と同じ1000馬力級だったけど、
C-46はヘルキャットやコルセアとかと同じ
2000馬力級のR-2800を双発装備という贅沢さ。
こんな強力エンジンを、戦闘機や爆撃機だけでなく、
輸送機にもまわす余裕がアメリカにはあったわけだ。
航空自衛隊のC-46は僕が大学に入る前には退役した。
高校時代には何度か飛んでいる姿を見ることができたが、
「コルセア2機ぶん、すげー」と思ったことはなかった。
そもそもコルセアなんかまだ見たことなかったし、
高校生はポンコツより新型機の方が好きでしょ?
でも退役時の機齢は、今のファントムより若かった(笑)。
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そういえば来年の年賀状、まだノープランだ。
ウシのヒコーキって、どんなのがあるだろう。
フィンランドの、トナカイじゃなくてバッファロー。
空中戦じゃなくて爆撃で破壊されたらしいけど、
殊勲の機体だから一部だけでも残したのかな。
これはカナダのバッファローだけど、ツノがなくてさびしい。
あとウシの飛行機といえば、レッドブルとか?
エアレーサーだとちょっと月並みな感じだから、
ダグラスDC-6Bとか、どっちにしろウシっぽくない。
こちらはダナンの水牛さん、お食事中。
ずっと狙っていたのに顔をあげてくれなかった。
農業用らしいけど「今はクボタが水牛だ」と地元の人が。
クボタで年賀状?ウシ年ってわかってくれるかなあ。
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1979年の東京サミットのとき、フランスの
ジスカール・デスタン大統領はコンコルドに乗ってきた。
6月27日水曜日、だったみたい。梅雨の平日。
大学をさぼって撮りに行ったのかどうかは忘れたけど、
航空工学の課外授業といえなくもない(そうなのか?)。
このときジスカール・デスタンのスペルを調べるのに、
苦労した記憶がある。もちろんインターネットはない。
ではどうすればいいかという手段を、
いろいろ持っていることが勉強でも仕事でも重要だった。
それに近い能力はインターネット時代でも必要だなと、
Wikiで知ったかぶる人を見ると思う。
(ところでNETで調べないでスペルわかる?)
ちなみにマーガレット・サッチャーは英国空軍のVC-10。
コンコルドで来ればよかったのにと、もちろん思った。
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747のボディギアを近くで見るとこんな感じになる。
ヤクルトのボトルを横にしたようなのが見えるが、
それがステアリング用のアクチュエーターだ。
777のメインギアにもステアリング機構はあるけど、
6輪ボギーの最後部の2輪(左右で4輪)だけ動く。
同じく6輪ボギーのA380のボディギアも
やはり後方の2輪(オレンジ色の車軸)だけ動く。
さらに、後方の2輪にはブレーキがついていない。
ホイールのあたりが、ずいぶんすっきりしている。
A350は900型が4輪ボギー、1000型のみ6輪ボギー。
ただし、1000型にもステアリング機構はついていない。
タイヤの減りが激しいのかどうかは知らない。
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昔、調布で撮ったSA341ガゼルの写真が出てきたので、
EC130(H130)が「似てる」と感じたのを検証してみた。
「個人の感想」では、やはり似ているなと思う。
同じ人が書いたイラストだな、あるいは同じ筆跡だなと
わかるようなイメージで。
ちょっと不思議なのは、ガゼルとEC130の間には、
AS350エキュレイユがあって、これはあまり似ていない。
いや、無理に似ていると思いこめば似ているんだけど。
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ガルーダ・インドネシア航空の747。
エンジン空輸で5発のやつはモノクロで撮っていたけど、
そのあとのカットなのかカラーも出てきた。
うーむ、どういう使い分けをしていたんだろうって、
自分のことだろうに。
※部分拡大。
JALの5発と違って表面をカバーしているようにも見える。
シュリンクラップみたいなもんかな。
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