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2020/07/31

ホノルルのカンガルー

カンタスのジャンボはいつも羽田で見ていたけど、
時間が悪くてロクに離着陸を撮った記憶がない。
で、もう引退しちゃったんですか。さようなら。
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これは去年のホノルル。いい条件で撮るチャンスだったのに、
肝心のタイミングで日がかげった(爆)。
おまけに、L1/L2ドアのまわりのPBBの跡が汚いし。
そういえばホノルルでは、1977年にも撮ったことがあった。
浪人中の初渡米は、往復ともホノルル経由のLAX線。
本土では基地の撮影などをお願いしていたので
約2カ月間、ほぼスケジュール通りに巡っていたけど、
最後のホノルル~羽田の航空券だけオープンにしていた。
「旅の終わりはハワイでのんびり」とか思っていたけど、
実際には市内に出て泊まる金すら残っていなかった。
しかも、羽田までのフライトが満席で乗れない(涙)。
翌日の便にも乗れる保証はなくて、金もなくて、
不安な気持ちと空腹のままで空港のベンチで寝た。
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翌日には、なんとか羽田行きの便に乗れることになって、
売店で生れて初めてのローストビーフサンドイッチを奮発。
その美味しさに感動して、機会あるごとに試しているけど、
あんなに美味しかったのは、その後も食ったことがない。

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2020/07/30

地元はどこだ

大学に入ると地方からの友人もたくさんできて、
お盆や正月に帰省するとクラス会とかがあると聞いて、
そういうところは東京よりも関係が密だなと思った。
東京だと、たぶん多くの旧友は近くにいるのだろうけど、
だからこそか、わざわざお盆や正月に会ったりしないし、
そういえば県人会みたいな都人会も聞いたことない。
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もちろん生まれ育った故郷だから愛着はあるけど、
東京といっても漠然としすぎていて地元意識は希薄だ。
人生でいちばん長く住んでいるのは今の街だし、
周辺の路地とかもくまなく探検したけど、
子供時代を長くすごした吉祥寺あたりとは親密さが違う。
かといって吉祥寺の家はとっくになくなっているし、
街を歩いていても「ヨソモノ感」で落ち着かない。
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そういえば地方出身の人はどうなのだろう。
やはり長く東京とかで暮らしていると、
帰省しても居場所のなさを感じるようになるのかな。
ま、人それぞれだろうし、どうでもいいことだけど、
今年は新型コロナで帰省も大変だろうと考えながら、ふと。
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しかし、「地元意識」っていうのもあやふやな概念だな。

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2020/07/29

DC-10の誕生日

去年は747やコンコルドの初飛行から50周年だった。
DC-10トライスターは1年遅れで今年が50周年、
今日がDC-10の「誕生日」である。
ちなみにA300は747から3年遅れの1972年に初飛行。
あいかわらず華々しい時代だったようだが、そうでもない。
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1971年にアメリカは威信をかけたSSTの開発を断念。
1972年には17号でアポロ計画を中止。
1973年には第1次石油ショックがあって、
湯水のようにガソリンを燃やす時代も終わった。
また1970年にはアメリカのマスキー法が成立しており、
自動車メーカーは馬力よりも排ガス対策に追われていた。
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ボーイングの次の旅客機767の初飛行は1981年、
エアバスA310は1982年と、約10年ものブランクがある。
このブランクの期間が、僕の中学から大学時代くらいで、
大学在学中に第2次石油ショックもあって不景気だった。
バブルに続く好景気がやってくるのは、1986年末以降だ。

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2020/07/28

中古は高いから新品をどうぞ

他人の趣味嗜好をとやかく言うのは野暮くさいが、
あまりに常識外れの値付けに驚かされた。
用廃になった中古のヘルメット一式で66万円とは。
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ちなみに本物の新品ヘルメット(HGU-55とか)でも、
自分の頭のサイズぴったりで好きな色に塗ったやつを、
イアフォンやマイク、マスクの取付具とか一式つけて、
3分の1以下の金額で手に入りますぜ。
無線関係の付属品なしならば10万円台の前半かな。
他人の中古のヘルメットを大事に飾っておくより、
自分で飛ぶ方が楽しいという人のご参考まで。
僕のヘルメット(HGU-33)も、30数年前に新品で買った。
頭を測られながら、「でかいな」と言われて泣いたっけ。

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2020/07/27

動物だって暑かろう

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以前、多良間島で撮った牛。
沖縄だけど、特に暑そうにも見えない。
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鹿児島で撮ったヒツジは、さすがに夏は暑そう。
日陰に逃げていたし。
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バーバリーシープは.....う~む、どうでしょうね?

僕も前回から2カ月で、そろそろ散髪か。
ということは、あのおっさんもまた記事に?(笑)

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2020/07/26

世界最小の双発機

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唐突に話題になっているクリクリ。
オシコシで見たときにはキワモノかなと思ったけど、
15馬力の片発でも上昇でき、
ロールレートが毎秒200度という俊敏さにも驚いた。
あ~、本当なら今ごろオシコシだったのか。

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2020/07/25

大当たり

ほぼ不意打ちの豪雨。チャリで肉屋さんからの帰り。
降りはじめからほんの1~2分でびしょ濡れになって、
どうせ濡れてしまったしあと1分で家に着くと思っても、
停まって雨宿りした方が安全だと思うような激しさ。
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周辺の空は明るかったので、
雨宿りしながら東京アメッシュで雲の動きを確認したら、
自分の周囲数百メートルというスポットだけ真っ赤。
あまりにドンピシャだったので、運が悪いというより、
「すごい、大当たりじゃん」と少し気分がよくなった。
誕生日だったから、派手なお祝いだなと。

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2020/07/24

ジェット機撮影のシャッター速度

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背景のない空バックで飛行機を撮るとき、
ジェット機とプロペラ機ではシャッター速度を変える。
たとえばジェット旅客機で1/1000秒とかなら、
パンとか食べながらボーっと撮ってもブレにくい。
低速シャッターで無理をしても歩留りが悪くなるだけで
仕上がりなんか変わらないし、
キリがいい数字だから頭を使わないのもいい(笑)。
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プロペラ機で1/1000秒だとペラが止まるから、
どのくらいブラしたいかでテキトーに低速にする。
たとえばこの写真だと640mm相当で1/160秒。
油断するとブレるから少しシャキっとして、
でも、撮ったらすぐにまたボーっとする(笑)。
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ジェットでもファンに光が当たっていると油断できない。
CFM56あたりなら5000RPMくらいだから、
まあ1/1000のままでもかまわんかと思う。
しかし、トレント1000だと2700RPM弱だそうだ。
これってセスナ172なんかと変わらない。
どのくらいブラすかは気分次第だけど、
ジェットだからと機械的に考えてはいられなくなった。

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2020/07/23

印象角

6.1%の勾配で「ベタ踏み坂」と言われるのだから、
16%はけっこうな急勾配だなと思うけど、
角度にすると9度くらいだ。
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この道路標識の黒い三角は30度くらいで、
だいぶデフォルメして描かれている。
でも印象的には、確かにこのくらいの角度。

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2020/07/22

さらに密に

作ったプラモデルを置く場所がなくなったので、
窮屈だった飾り棚の中をさらに「密」にした。
スペース不足は子供の頃からの変わらぬ悩みだ。
知人は「1機種1個」を厳密に守っているそうだが、
僕は好きな機体ならば何機でも買ってしまう。
RB-51は4機、ダゴレッドは2機、MC72は7機、
R3Cも7機、SR-71YF-12は計6~7機・・・・等々。
スケール違いや色違い、メーカー違いとか、
それぞれによさがあるので、とても1個に絞りきれない。
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で、苦労してギュウ詰めにした結果、
なんと、あと♡♡機くらいは置けるスペースが・・・。
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プラモデル作るときと運転するときは、シラフだよ。

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2020/07/21

神戸港第一防波堤東灯台

灯台に文字を書いたり看板を掲げたりするのは
法律で禁じられているそうだが、
これは特別に許可を得た唯一の文字つき灯台という。
「阪神淡路大地震の関係かな」と思っていたけど、
もっと昔(1964~65年)の台風の被害に対して、
長浜洸という書道家が安全を祈願して筆を執り、
1967年の開港百年記念事業として掲げたのだという。
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「書道家の字だったのか」とか
「安全祈願のやり方も人それぞれだな」とか
「灯台に文字禁止って、何ていう法律?」とか、
よくわからないことだらけなのでいろいろ調べたら、
変わった「デザイン灯台」というがけっこうあって驚いた。
種子島にはH-Ⅱロケットを模した灯台まであって、
「歓迎ふたたび」とか「たねが島」と書いてあった(爆)。

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2020/07/20

船の科学館の二式大艇(カラー)

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今日は二式大艇公開から40周年の記念日なので、
というのは実はまったく関係なく、気が向いたので
船の科学館に展示された当時のカラー写真をまとめて、
「マイフォト」の「二式大艇3」に公開した。
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一般公開のセレモニーは「マイフォト」の「二式大艇」に、
復元作業の状況は「二式大艇2」に公開済だ。
今回の写真は、それらと同時期に撮影したもの。
なぜモノクロ中心でカラーが少ないかというと、
大戦機にはモノトーンこそふさわしいという美意識
なわけなくて、金がなかったからに決まっている。
当時、僕は細々と雑誌の仕事をはじめた勤労学生で、
高校時代の新聞配達よりは稼ぐようになっていたけど、
買いたいレンズや遠征費用を考えると、
そのすべてをカラーで撮るほどの経済力はなかった。
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艇内の撮影許可は、航空情報の編集者が
船の科学館の担当者にお願いしてくれた。
浪人中に書いたリノ・エアレースの記事がきっかけで、
僕は航空情報の編集部でアルバイトをしていたのだ。
でも航空情報は二式大艇をとっくに記事にしていたから、
僕はイギリスの航空雑誌に写真と原稿を送った。
いつも僕が書いた原稿より立派な英文に直してくれた(笑)。

しかし、洋上で運用される飛行艇なのに、
艇内には無塗装らしい部分が多いことに驚かされる。
しかも返還当時はまだダメージが少なかった。

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2020/07/19

段ボールの使いみち

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航空祭でC-2の横に展示されていたPDS、
空中投下用のパレット(プラットホーム)。
緩衝材にペーパーハニカムボードが敷かれている。
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耐荷重とか値段とかちょっと気になって検索したら、
そのあと、やたらと段ボール製品の広告が表示される。
せっかくなので「何かに使えるかな」と考えたけど、
何も思い浮かばないので、もう広告ださなくていいです。

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2020/07/18

着陸帯付近のマンホール

大雨で噴き上がった貯水槽の蓋が
自動車を直撃した映像は怖かった。
バイクやチャリ、歩行者だったら死んでたな。
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着陸帯やその周辺のマンホールの蓋が
厳重に固定されている理由を納得した。
こっちはジェットブラスト対策が主かもしれないけど。

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2020/07/17

○○するなら金をくれ

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新型コロナ感染症に対しては、
医療従事者の皆さんの頑張りが頼りだ。
ブルーインパルスで感謝の気持ちを表現するのもいい。
けれども3割の医療機関で、
夏のボーナスが去年より引き下げられているとは。
いや、「もう1回飛ばしましょうか」ってことじゃなくてさ。

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2020/07/16

愛称で空港の印象は変わる

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ずいぶん多くの空港に愛称がついた。
実際に愛称で呼ぶのはセントレアくらいだけど。
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実際にその名前で呼ぶことはないにしても、
愛称が空港の印象やすごし方を変えたかなとは思う。
米子空港到着時には、荷物を預けていなくても、
鬼太郎の親父が回ってくるのを待ってしまうし(笑)。
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鳥取空港では、少しソワソワする。
僕の名前のローマ字表記「KONAN」は、
海外では「コナン」と発音されることが多いから。
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最初は「どっひゃ~」と思った出雲空港は、
なんだか空港全体にラブラブ気分があふれている。
ただし、ここで良縁に恵まれたという話は聞かない(笑)。
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こんなこと書いているとどこかに行きたくなるけど、
GoToとか言われても、行ける状況じゃないよね。
東京に残っていてもかなりおっかないけど、
その恐怖を全国に拡散することもあるまい。

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2020/07/15

金属肌か銀塗装か

軍用機の塗装には「敵から見えにくくする」という他に、
金属機の場合には錆(腐食)を防ぐという目的もある。
しかし第2次世界大戦後期の、特にアメリカ機には
無塗装で金属肌ギラギラの機体も多い。
当時の軍用機なんか錆びる前に撃墜されてしまうか、
すぐに時代遅れになってしまったからかもしれない。
もう勝利は目前で、見つかりにくくする必要もないかと、
手間と重量と費用を節約したのかもしれない。
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初期のジェット機も無塗装のものが多くて、
航空自衛隊が採用したF-86やT-33、F-104も、
導入当初の写真を見ると無塗装のギンギラギンだ。
ただし僕が小学校に入学する60年代半ばから、
腐食防止のため銀色に塗装するようになったそうだ。
だから僕が写真に撮っていたのは金属肌ではなくて、
銀塗装の機体なのだろう。確信のないものもあるけど。
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「やっぱり無塗装じゃいろいろとまずい」となったとして、
機体内部はどうなのだろう。外部は無塗装の時代でも、
内部にはちゃんとジンクロとか塗っていたのだろうか。
それとも、やはり無塗装のままで使っていたのだろうか。
博物館のP-51とかはちゃんと塗ってあるようだけど、
初期のジェット機はよくわからん。
「やっぱりまずい」となってから、内部を塗るのは大変だ。
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博物館の機体はあれこれ手を入れているだろうから、
現役当時はどうだったのか、なんともわからん。
上のF-104Gの中も、何か塗ってあるような、ないような。
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CA-27(豪州製セイバー)のガンベイはわからないけど、
エンジンに空気を通すダクトは無塗装であるように見える。

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2020/07/14

味方です

以前、ご紹介した敵機の識別表の横に
展示してあったB-17の模型。
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味方機用も作るのは、まあ当然だろう。
敵機と間違えて撃ったら(撃たれたら)大変だもの。
「俺はひと目で機種がわかる」というマニアばかりが、
戦争をするわけではない。

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2020/07/13

てるてる坊主には雨が似合う

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TSUTAYAで「天気の子」を借りて観た。
周囲では密林プライムとかネット経由で観る人が多いが、
途中でブツ切れになったり、早送りが面倒だったり。
そもそも映画が観たくなるのは年に数回なので、
TSUTAYAで借りる方が安上がりだ。
「天気の子」は先に小説を読んでしまっていたが、
それが今回は失敗だったかなと思った。
読んでから観て正解だった映画もあるのだけど。
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結末の評価は分れているそうだ。
全国的に雨の被害が深刻なときに言うのは憚られるけど、
僕は、物語としてはあれでいいのではと思った。
映画とはいえ、生贄なんか肯定したら後味が悪すぎる。
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しかし、そういう季節であるにしてもよく雨が降る。
たまに気象神社にもフラリと寄ってみるのだけど、
そういえば雨の日には行ったことがない。
てるてる坊主は、たぶん雨の方がドラマチックに見える。

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2020/07/12

アサーション

ボーディング時のどーってことない写真だけど、
もう懐かしいっスか?
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1988年にアロハ航空243便の737の天井が
バリバリとスッ飛んでオープンカー状態になったとき、
乗客の一人は、搭乗時に機体にヒビを見つけていた
・・・そのときは黙っていたそうだけど。
以来、簡単に外観を目視確認するクセがついた。
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こちらは、懐かしいというには古すぎですか?(笑)
幸いにしてヒビが入っているのを見たことはないけど、
もし見たら、「自分は素人だからな」とか思わずに
ドアサイドに立っているグラハンスタッフかCAに
「大丈夫っスか?」くらいは聞いてみるつもりでいる。
グラハンスタッフやCAにも判断はつかないだろうが、
整備士か機長には確認を取るはず。
アサーションの重要性はクルー同士だけではない。
「素人だろ」なんて放っておくようなら、その方がヤバい。
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あ、ツギハギしてあるのは見栄えが悪いだけで、
さらに割れたりしていなければ気にすることないです。

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2020/07/11

野宿とかキャンプとか

高校時代には何度も野宿をしたが、
それで「キャンプ好き」とか思われると面倒くさい。
野宿は、飛行機を撮りにいくのに金をケチッたからで
(テントなんか買う金があったらフィルムを買ってた)、
着の身着のままで、ただ横になれるところで寝た。
いい経験ではあったが、好きでやったわけではない。
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一人暮らしをはじめてからは寝袋もテントも買った。
寝袋は、寝具のない友人宅を訪ねるときや、
自室でも布団を敷くのが面倒なときに重宝した。
上に毛布もかけると、かなり寒い冬の夜でもしのげた。
テントはキャンプに誘われて買ったけど、
今は災害用品でしかない。ストーブやコッヘルも同様。
「ああいうのを使いこなせたらカッコいいな~」と、
自分で買って、実践してみるまでは少し憧れたけど、
「できる」と確認できたならば、一度で十分(笑)。
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たとえば楽チンに車でキャンプ場とかに乗りつけて、
「自然は気持ちいい」とか素直に思えない性分だ。
そもそも毒虫とか、たくさんいるのも苦手。
アブとかブヨとかダニとか、みんな平気なの?
それに車なら、シートを倒した方が簡単で楽だし、
メシも食いに行けるし、ついでに安宿も捜しに行ける(笑) 。

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2020/07/10

6座STOL機

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高校時代に調布で撮ったヘリオ・スーパークーリエ。
6席の大柄な金属機ながら、前縁のスラットと
後縁の4分の3を占めるスロッテッドフラップにより、
43km/hでも失速しないで飛べるというSTOL機。
横風成分が40km/hでも離着陸できたそうだが、
クラブ角とったらすごいことになりそう。
横風用にタイヤを左右20度まで振れるような
オプションが用意されていたそうだ。
そうとは知らずによく観察しなかったのが残念だが、
ブッシュパイロットの連中には今でも人気らしい。

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2020/07/09

「間違えた」は言い訳にならない

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昔、アメリカに飛行機の免許を取りにいったとき、
ついでなので自動車の免許も取った。
「簡単だよ」と言われてなめてかかっていたが、
筆記試験は合格ぎりぎりで冷汗をかいた。
答案を出しに行くと、その場で採点してくれて、
しかも間違ったところは追求された。
「すんません、日本ではこういう意味なので」とか、
口からでまかせの嘘いってごまかしたけど、
「アメリカではこういう意味だから気をつけてね」と。
アメリカの運転免許、あるといろいろ便利だったけど、
もう失効させちゃったからな~。
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日本の運転免許でもそうだけど、
筆記試験の合格点は100点ではなく、
いくつか間違えても合格できる。
これって、考えてみるとすごいことだなといつも思う。
いまもあちこちの国でレンタカーを運転するけど、
どういう意味かなと悩む交通標識はある。
いくつか間違えても免許は取れるんだからと思いつつ、
それを理由に違反を許してくれるわけではない。

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2020/07/08

空港制限区域からの撮影

取材で制限区域に入れることもあるけど、
取材じゃなくて入れることもけっこうある。
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とりあえず手っ取り早いの飛行機に乗ることで
狙って何か撮れるわけではないが、
これは羽田のC滑走路横断待ちの機内から。
前に出した美保のC-2も、ANA便の機内からだ。
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こちらはセントレアの空港見学ツアーのバスから。
ガラスごしだけど、途中で外に出ての撮影タイムも。
あいにく今はコロナの影響で休止中だけど、
再開されたら何度でも行ってみたい。
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名古屋小牧空港は全スポット徒歩での搭乗だから、
運がよければ何か撮れるけど、
運が悪いと蛇腹式の通路を出されてアウト。
まあ、雨風日射を防ぐための親切心なのだが。
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素敵な「裏技」を期待した人には申し訳ないけど、
普通にもいろいろチャンスは転がっているということ。
それに地道に備えていれば、たまにいいことがある。

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2020/07/07

破傷風

子供の頃は何かの廃材や資材置き場も遊び場で、
材木のトゲがささるのはしょっちゅうだったし、
板から突き出した釘が足の指を貫通したこともある。
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姉に連れて行かれた医者に、
「そのクギは錆びていたか」と訊かれたけど、
小学校低学年ではそこまでの注意力はない。
破傷風のリスクを考えた質問だったのだろうが、
覚えていないなら、万が一に備えるしかない。
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姉は、「見ているだけで気持ち悪くなった」と言った。
貫通した傷口に針金みたいなのを通してグリグリと。
治療の痛さと共に破傷風という言葉と怖さを知った。
もちろん、いまでも破傷風は怖い。

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2020/07/06

買うならどっち?

共に10人乗りのヘリコプターと飛行機、
ベル204B2の回転翼直径は14.6mで、
空虚重量は約2.1トン、最大離陸重量は約4.3トン。
1100軸馬力のエンジンを1発装備して、
巡航速度は約200km/h、航続距離は約530km。
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アイランダーは全幅15.0mで似たようなサイズだが、
空虚重量は約1.6トン、最大離陸重量約3トンと軽め。
エンジンは260馬力で2発合わせても半分程度。
巡航速度約250km/h、航続距離約1400kmは優位。
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たいして意味のある比較じゃないし、
数値は条件を無視したカタログ値だけど、
「買うならどっちがいい?」って妄想するには悪くない。
あえて書いていないのは機体価格と運航費だが、
それを聞くと「滑走路を作った方が安いか~」となる。

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2020/07/05

空港ターミナルビルの写真

仕事で必要になることがあるから習慣的に撮るけど、
撮っていても楽しいと思うことはあまりない。
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県営名古屋空港のターミナルビル。
久しぶりに見て、「あー」と思った。
手前の駐車場が立体化したから、もう撮れない写真だ。
ただ、それだけの写真でもあるけど。

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2020/07/04

明日は東京都知事選挙

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何度も書いたが、僕は政治家の連中が嫌いだ。
信用できないし、クズのように恥知らずなのが多い。
しかし生活には深く関わっているから放っておけない。
クズに長く好き放題をさせるとひどいことになる。
いまの国政がいい例だが、都政も同じだ。
だから、明日も投票に行く

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2020/07/03

クロノゲートの猫石

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クロネコヤマトの物流拠点クロノゲートには
もちろんクロネコの看板やオブジェが置かれている。
とりわけ気になるのは、石に彫られた黒猫。
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なぜか右向き。

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2020/07/02

そろそろマイル切れの心配

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秋には期限切れとなるマイルがあるので、
気晴らしに飛行機でも撮りに行きたいけど、
どこかに行けるんだろうかねえ。
政治的に緊急事態宣言が解除されたというだけで、
警戒が必要なことには変わりない状況だと思うけど。
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海外については、年内は無理だろうと割り切っている。
「珍しい機体を撮りたい」という気持ちはないので、
飛行機が飛んでいるなら国内でも楽しめる。
人が少なくてマスクしなくてもいい撮影ポイントなら、
そんな場所にいられるだけで気晴らしになる。
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あと、地元の人が「もう来てもいいよ」って
思ってくれるところじゃないと迷惑だろうな。
いまの東京都の感染者数の推移は、
地方の人にはまだ不安だろう。
ま、いざとなればマイルを捨てるくらいは屁でもないが。

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2020/07/01

天気が悪いと乾きにくい

カワウはよく翼を広げて羽根を乾燥させている。
他の水鳥と違って羽根に油分が少ないからだというが、
普通にブルブルっとするだけでは駄目なのかな。
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やはり梅雨の季節には、乾きが悪そうだ。
で、生乾きの洗濯物みたいに臭くなったりして。
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ちなみに、川を見おろした写真が多いのは、
街なかの川ぞいの遊歩道から見おろすからだ。
巨大なドブの両側に手すりがあるような感じ。
で、かわいくない鳩がエサでもくれるんじゃないかと
たまに馴れ馴れしく寄ってきたりするわけだ。
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そういえば何度かの雨で増水したあと、
久しぶりに見たカモのご一家には、
ヒナが3羽しかいなくなっていた。
流されちゃったのかなあ(涙)。

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