緊急事態宣言中にしたこと(その8)
今回の一連のプラモデル製作の中で、
いちばん大変だったトミーテック技MIXのF-22。
1/144だからやたらと細かいし
(精密ピンセットだけでなく本気のルーペも活躍)、
組立解説図は親切とはいえないし、
かといって邪険にするには立派すぎるキットだし。
パーツごとに塗装済で手間がかかっているから、
ここまで用意した人の想いを無駄にしたくない。
実はこれは2機買ったうちの1機で、
1機は脚も兵装もなしのクリーンな状態で完成済。
そのときは面倒だったからという理由もあるけど、
1機分では寂しい兵装を2個イチでフル装備にして、
「ありえんだろ」という重武装にするためでもあった。
AIM120C×10発+AIM9X×2発+増槽×2ですぜ。
それぞれ精密ピンセットがないとつけられないし、
パイロンとかの組立てからして忍耐が必要だが、
緊急事態宣言中だから仕方ない(関係なし)。
※大きさがわかるようにマスクの上に置いてみた(笑)。
チマチマと細かい作業に泣きながら
(もちろん、いくつかの部品は省略、つーか紛失した)、
実機でも同じくらい地道な作業をしているんだよなと、
これまで取材してきた整備の現場を思い出した。
やはり大学で航空を勉強したあとで、
「そっちの道」に進まなかったのは、
僕だけでなく皆さんのためにも正解であった。
| 固定リンク