本物のお札を書くようなもの
まだ大学を出て間もなかった80年代のはじめ頃、
原稿を打ち出すプリンターを眺めながら、
「これは紙幣の印刷機と同じだな」と思った。
自分で書いたモノがお金に、
もちろんニセ札ではなく本物のお札になるのだ。
今も、ときどき何かを書いていると思い出す。
最近では、特別定額給付金10万円の申請書(笑)。
「お、届いたな」と原稿を放り投げて取り組んだけど、
多数の申請が集中して支払処理が混雑すると、
ただちに必要な人への迅速な支給に影響するから、
「ご事情が許せば」7月以降に申請をと書いてあった。
お役所の文章にしては説得力があったので、
しばらく申請しない予定。
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