466億円というスケール感
アベノマスクを1所帯に2枚配るための費用は
466億円なのだそうだ。
そんな金額を扱ったことがないからピンとこないけど、
これだけあれば使い捨てマスクの製造ラインを
どんどん作れたのではないかと思った。
そんなもの作ったことないから相場がわからんけど。
ひとつのヒントは、経済産業省が募集していた
マスク製造ラインの増強や新設などのための補助金。
官房長官がドヤ顔して自慢していたヤツだ。
補助率は中小企業者が4分の3以内、
中小企業者以外が3分の2以内で、
上限金額・助成額は2億円だそうだ。
この金額でどこまでできるのかよくわからんけど、
少なくともアベノマスクを配るよりは桁違いに安い。
たぶん多くの人が待望していたことだろうし、
医療現場や多くの職場でも役に立ったことだろう。
ただし補助金はアッという間に締め切られて先がない。
なぜ?騒ぎが一段落したら過剰になる設備だから?
でも、余っても輸出や海外支援でも喜ばれただろうし、
いつものバラマキ外交よりは安上がりだったろうに。
ちなみにマンガでもおなじみUS-2の開発費は、
789億円だそうですよ。(防衛省資料より)
当初、三菱がMRJの開発費として見込んだ金額は
500~600億円だった(後に大幅オーバーしたけど)。
466億円って、どうやらそういうスケール感みたいですよ。
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