ほとんどの旅客機ではキャビンに送る空気を
エンジンのコンプレッサー部から抽出する。
ところが787は胴体につけたエアインテークから
外気を取り込んで電動コンプレッサーで圧縮する。
緑矢印がそのためのエアインテークで、
前方のガードは可動式だ。
青矢印は圧縮されて熱くなった空気を
冷やすための熱交換機用のエアインテーク。
いずれもJALの787だけど、下は最新の機体。
なんか膨らみが追加されている(赤矢印)。
「細かいことなんか気にしない」とか言いながら、
見えてしまったものは気になる。
取材ついでに整備士さんに「なんスか?」と訊いたけど、
何か入っているわけでもないそうだ。ただ、腫れてる。