空飛ぶクルマを妄想する
誰だって渋滞にはウンザリだろう。
だからパーッと空を飛べば簡単だと思うのだろう。
で、みんなが飛びたつところを想像してみよう。
他の「クルマ」はもちろん、電線や街路樹を避けながら、
あと信号機とかサラ金の看板とかも避けながら一斉に。
なかなかカオスな感じでゾクゾクする未来だ。
しかも浮揚できるほどにプロペラを回すと風もすごい。
2人乗りの、ヘリコプターとしては最小クラスのR22でも、
周囲にはけっこうな風を起こす。
「空飛ぶクルマ」も、同じレベルと考えていいだろう。
近くの自転車とか、ベビーカーとか、老人とかをなぎ倒して、
落ち葉とか、ゴミとか、洗濯物とかを吹き散らしても、
「ぶつかってないでしょ」とか、とぼければいい。
上級国民や「お友達」なら、まず逮捕はされないと思うけど、
駐車場でハネた小石で隣の「クルマ」を傷つけたとか、
上級国民同士やお友達同士のトラブルはありそうかな。
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