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2019/11/20

YS-11にデルタ翼とか

突風とか乱気流とかで風が乱れていると、
翼にあたる風の角度、つまり迎角が変わる。
迎角が変わると揚力の大きさも変わって、
揚力が増減すると飛行機も上がったり下ったり。
お客さんは「よく揺れる飛行機だなあ」と青い顔をする。
Ys11la_62_1 
迎角の変化に対する揚力係数の変化、
いわゆる揚力傾斜が小さな翼にすれば、
風の乱れに対する揚力の変化もおだやかになって、
多少は乗り心地がよくなる可能性はある。
低アスペクト比の後退翼とかデルタ翼とか。
M2000delta_029_1 
低速機でもデルタ翼で飛べないことはない。
普通はやらないのは、なぜでしょうねと気になる人には、
航空工学とか面白いですよ。

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