古い旅客機からの脱出
レシプロ旅客機としては最長クラスの脚柱を持つ
ロッキード・スーパーコンステレーション。
Tu-114に比べたらぜんぜん短いけど、
やはり緊急脱出用の工夫は必要だろう。
初期型の初飛行は1943年。
スライドシュートの特許は1954年に申請というから
少なくとも初期型にはついていなかっただろう。
後付けされた可能性もあるけど、
ミュンヘンの展示機(L1049G)にはない。
ただし、それが現役当時もなかった証明にはならない。
たとえばJALが保存しているJA8001のドアからも
スライドシュートは撤去されているけど、
現役当時にはついていたはずだ。
ドアにつけなくてもスライドシュートを装備した可能性も。
これは747クラシックのアッパーデッキ非常口。
ドアの前に置いてある箱がスライドシュートだ。
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