ピント合わせられるのかなあ
最後にフィルムカメラを使ったのは4~5年前か。
離着陸時の電子機器禁止というくだらないルールのため
やむをえずメカニカルなキヤノンF-1をひっぱりだしたが、
それでも善男善女の皆さんの冷たい視線が突き刺さった。
本当に、くだらないルールだった。
その頃に、シアトルで積極的にフィルムを使っている
若い女性カメラマンにも会った。
自分で現像とかいろいろ処理すると言っていた。
作品は見ていないけどゲージツ派だったのだろう。
もう1人、積極的にフィルムカメラを使うのを見たのは
10年前に、二眼レフを持った若い男性記者だった。
このまえ久しぶりに会ったら、コンデジを使っていた(苦笑)。
シアトルで会った女性カメラマンのその後は知らないが、
過去10年間では、この2人しか思い浮かばない。
最近はアマチュアの人がフィルムをよく使うようだが、
古いレンズの味わいとか言われてもさっぱり理解できぬ。
昔でも、そんな御託を並べてた同業者はいなかった。
みんな、まずはピント合わせで必死だったから(笑)。
僕はもう、マニュアルじゃぜんぜん自信ないけど。
あれは博物館の動態保存みたいなもの、と思えば、
少しは理解できるけど、そんな感じ?
ならば無責任に、「いいですね~」とか言える。
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