震電
最初に震電を知ったきっかけは、
書籍ではなくタミヤのプラモデルだったかもしれない。
昔のガキにとって、プラモデルは大事な情報源だった。
で、プロペラが折れた後は「震電改」ということにしたのも
同世代のオッサンたちの共通体験ではないかと思う。
堕落した今は、ダイキャストの完成品を定価の半値で落札。
プラモデルで厄介だったのが細長く前に傾いた脚。
本当にこれでいいのかと半信半疑で角度を調整。
機首にオモリを入れ忘れると尻餅をついたりして(冷汗)。
釣り用のオモリなどという気の利いたものは持っておらず
瞬間接着剤もなかったのでオモリの固定にも四苦八苦。
プラ用接着剤ドバドバで機首を溶かして泣いたこともある
・・・それも共通体験だと思って一緒に笑いたいけど。
震電はなぜ脚を傾けたのかと言う人には、
「まっすぐにしたところを想像してみなよ」と答えている。
それでは離陸時に機首を上げるのがしんどいと気づくはず。
たまに直感的にそういうのに気づけない人もいて、
そういう人が書いたメカのイラストとか見ると気持ち悪い。
震電の重心はたぶん操縦席かその直後あたり。
タイヤの位置は、このくらい前には置きたかったのだ。
脚をもっと前(桁の前)から生やす方法もあっただろうが、
そこは重心に近いから燃料タンクのスペースに使いたい。
前脚は、もうちっと何とかならなかったのかなと思うけど。
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