「好況」時の最低賃金
アメリカ西海岸からの客人、株をやっているせいか
ナントカミクスが成功して日本は好景気と思っている。
「そんな実感ないけど。給料だって安いみたいだし」
「じゃあ最低賃金いくらだよ」
「1000円はいってないよ」(※正確には東京で958円)
「うぐっ」っと、喉につまるような声で絶句したのがわかった。
絶句するほどヤバい金額なのだなあとしみじみ思った。
後で調べたら、サンフランシスコの最低賃金は15ドル。
アメリカの中でも高い水準にあるとはいえ、
東京だって日本では最も高い水準である。
なのに、1ドル110円換算で1.7倍もの開きがある。
言いかえると、東京の時給はサンフランシスコの6割。
もっと時給が安い県では、2倍差(半額)だ。
そりゃあ絶句もするだろうし、
こちとらサンフランシスコではひもじい思いをするわけだ。
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