与圧爆撃機
正面から見たB-29爆撃機。
まん丸な胴体はキャビンを与圧しているからだろう。
ある資料では高度3万フィートでも
機内高度は8千フィート程度に保たれたというから
与圧能力は現代の旅客機と大差なさそうだ。
おかげでクルーは快適にすごせたというが、
与圧されたキャビンは膨らんだ風船のようなもの。
弾が当たれば非与圧機よりもダメージは大きいのでは。
高高度性能が低くフラフラの日本機相手とはいえ
クルーはかなりおっかない思いをしていたのではないか。
〔追記〕
いつもお世話になっているKさんから
「B-29は戦闘空域に入る前に酸素マスクを装着して
与圧を抜いたようだ」とのご指摘をいただきました。
なるほどー、ですね。
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