
昔、自衛隊の飛行服はオレンジ色のツナギだった。
緊急脱出時などに発見を容易にするためと聞いた。
オレンジ色は目立つ色だが、ゆえに実戦向きではない。
いまは濃緑色になっている。

かつてはANAの整備士もオレンジ色のツナギだった。
こちらも目立つ(安全性を高める)ことを重視したのだろうが、
1988年4月から現在のように水色になった。
その2年前にANAは定期国際線を開設したが、
アメリカでは囚人服にオレンジ色が使われることが多い。
そんなツナギを着てウロウロすると、不審そうな目で見られる。
それも変更の理由のひとつと、当時非公式ながら聞いた。