哨戒機の主翼
飛んでいる飛行機から重いモノを落とすならば
できるだけ重心に近いところの方が影響は少ない。
つまり普通ならば主翼のあたり。
ただし左右の主翼は胴体の中でもつながっているから
落とすモノはその下に入れられる方が都合がよい。
だから大きなウエポンベイを持つ爆撃機や哨戒機は
中翼にしたり高翼にしたりすることが多い。
ただしP-8は737ベースだからウエポンベイは主翼後方に、
P-3も旅客機のエレクトラベースだから主翼前方に、
それぞれ重心から離して設けなくてはならなかった。
それはそれで「そのくらい平気なんだろ」と納得しているが、
なんで哨戒機専用設計のP-1は低翼にしたのかとは思う。
やはり広くてフラットなキャビンの方が優先されたのかな。
| 固定リンク