ノーメックスジャケットの修理
80年代の終わり頃に飛行機の免許を取ったとき、
「やっぱパイロットは難燃素材を着ないとね」とイキがって
ノーメックスのCWU-36/PやCWU-45/Pを買った。
あと知人がナイフで刺されても刃が通らなかったという
嘘か本当かわからない伝説にそそられたということもある。
が、着ているうちにあちこちの縫い目がボロボロになって
あらためて官給品の使いづらさを痛感。
とはいえ気軽にどんどん買い換えるような金額ではないし、
なぜかアメリカでも新品が手に入らなくなってしまったので
カミさんにお願いしてミシンで直してもらった。
雑巾くらいは縫えるが、ジャケットのほつれまでは自信ない。
しかし一度直してもらっても、別の所がどんどんほつれる。
さすがに二度、三度とお願いするのは気が引けるので
その後は、アイロン接着テープというのを使っている
<これもカミさんにお願いして貸してもらったのだけど>
一種の両面テープだが、熱を加えると溶けてくっつく。
難燃素材だから、高温でグリグリとやっても平気みたい。
(※自己責任でお願いします)
ジーンズの裾上げにも使えるという程度の強度はあって、
いまのところ実用上は特に問題はない。
見た目は、気にする人がどう判断するのかは知らないが
(縫い目が、ところどころ途切れたままだから不自然なのだ)、
少なくとも自分でミシンがけをするよりはマシと思える。
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