搭載時には翼を伸ばしていた
スカイレイダーは武器を吊ったまま翼を畳むことができる。
搭載作業はどうしていたのだろうと気になっていたが、
「余裕があるときに爆弾とかを吊っておいたあと、
翼をたたんで待機させておけば迅速に出撃できる」と
海兵隊の現場の連中が思いついたものらしい。
ただし想定外の使われ方だったので故障も頻発した。
その原因究明でそうした運用が明らかになったようだ。
すごいなと思うのは、規定違反だからと禁止するのではなく、
強度計算をやりなおして「大丈夫」と追認したうえで、
故障対策には軸部分の精度を高めて応力集中を解消。
結果として、さらに使いやすい飛行機にしたことだ。
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