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2017/05/31

可変安定応答実験機

能登空港に行ったのは、イカロス出版の
航空整備士になる本の取材で
日本航空大学校(専門学校)を訪ねたからだ。
ここは教材機としてYS-11を3機持っていて
すべてエンジンを回せる状態であるそうだ。
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※ターミナルの展望デッキから撮影。
ただし個人的に懐かしかったのは、
YS-11の横に置いてある航技研(現JAXA)のVSRA。
ビーチ・クインエアをベースにした可変安定応答実験機だ。
調布飛行場にはよく通ったが、見る機会は少なかった。
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まだ機首がトンがっておらずVSRAと大書きしていた時代。

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2017/05/30

アリューシャン列島で火山噴火

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日本からはもうアンカレッジ経由の旅客便はない。
だから影響ないと思っている人は
頭がメルカトル図法すぎるだろう。
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アンカレッジへの飛行を計画している人たちもいるし。
サッサと終息してくれるといいのだけど。

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2017/05/29

空港で旗を振る

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全国の空港を制覇したわけではないが
展望デッキに旗を常備している空港は能登しか知らない。
「ようこそ能登へ!また来て能登へ!
 旗を振ってお出迎え、お見送り」
と、近くの貼り紙に書いてあった。
う~む、これは思いつかなかった。
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パッとしない天気の日には、
飛行機を撮るより旗を振った方が楽しいかも。

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2017/05/28

輸送機の動態保存

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航空自衛隊のYS-11P、今日で退役だそうだ。
写真は昔、入間で撮影したものだが、美保航空祭がラスト。
有終の美を飾る展示飛行を行うのは52-1152号機らしい。
初飛行は1965年だから、今年で52歳の飛行機だ。
77歳のDC-3が世界一周飛行をするのもすごいが、
52年間ずっと現役の軍用機だったというのもすごい。
戦闘機を46年も使うよりは何とかなりそうだが。
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52-1152号機のコクピット。

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2017/05/27

ボッタクリとはいえないが

徳川家康の墓がある東照宮の奥宮までは、
眠り猫(あるいはスズメ)から約200段の石段を登る。
日頃から不健康な生活を心がけている僕としては、
「カメラバッグがないだけ身軽だぜ」とか強がりつつも、
ゼイゼイとあえいでしまうような道のりである。
そして、ほぼ登りきったところにあったのが、これだ。
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<おーいお茶、しか選択肢のない自動販売機>
「1本150円かよ、ぼってるなー」と思ったけれども、
200段の階段を運び上げる手間を考えれば、
決してボッタクリとはいえないだろうと、思い直した。
噂に聞くレゴランドよりもずっと良心的だと思える。
あと、伊藤園でありながら水素水ではないことも(笑)。

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2017/05/26

赤いRAT

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F-4ファントムⅡの写真もずいぶん撮ってあったけど、
RATを出している写真も撮っていたことは忘れていた。
(部分拡大 ↓ )
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WEBでも写真はあまり見ないけど、
やっぱりみんな赤く塗ってあるのかな。

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2017/05/25

スズメ伝説を作る

唐突に、日光を巡ってきた。小学校の修学旅行以来だが、
小僧はまだ未見というので、ドライブがてら、
定番の華厳の滝とか東照宮とか。
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東照宮の眠り猫の裏側にはスズメの彫り物がある。
スズメは好きなので、とりあえず撮っていたら、
近くの観光客が「これがあのスズメ!」と言うのが聞こえた。
わざわざ彫るくらいだから何か由来があるのだろうが、
もちろん僕は知らなかったので「むむ?」と思った。
小学生の頃に聞いたかもしれないが、もちろん覚えてない。
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それから奥宮を往復して、帰りにまた通ったときには、
「これがあのスズメか!」と聞こえよがしに言ってみた。
もちろんスズメの由来がわかったからではない。
さっきの僕のように、「え?なに?」とか
ちょっとザワつく人がいれば面白いなあと思って(笑)。
同じように、意味なく「おお!」とか言うことが伝染して、
ワケのわからんスズメ伝説でもできたならば、
わざわざ行った甲斐もあるというものだ。

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2017/05/24

台風じゃない渦状の雲

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<5月22日午前8時頃、たぶん伊勢湾上空>
本当に渦を巻いているのか、
たまたまそんな風に見えるだけなのかはわからない。
過去の気象画像や天気図をチェックしてもわからない。
でも、ちゃんとわかる人が見たら面白いかもしれないので
とりあえず出しておく。

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2017/05/23

スーパーコルセア

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こんな写真をリノで撮っていたはずと思っていたが
リノのフォルダをスキャンし終えても出てこなかった。
また行方不明かと思ったら、チノのフォルダに入っていた。
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この十数年後にスーパーコルセアは事故で失われた。
脱出して、負傷しながらも生還したケビン・エルドリッジは、
翌1995年に日本でP-51を飛ばしたパイロットである。
フライトや整備がないときには、僕もあちこち連れまわした。
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羽田空港のブックスフジにも連れて行った。
日本語なんか読めないくせに、何冊か買っていた。
まだお元気だったSさん(故人)も歓迎してくれた。
先週末で閉店してしまったのは、本当に残念。

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2017/05/22

続々・高速タキシング

半月ばかりの間に、また追い抜いた
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もう驚かないけど、どうして追い抜けたのかは謎のまま。
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ただ、追い抜かれた側じゃなかったのはよかった。
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2回も続けて追い抜かれたのでは、悔しすぎる。

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2017/05/21

逆T型のカウリング

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以前、ロサンゼルス郊外で見たビュッカー・ユングマン。
日本でいえば「赤とんぼ」に相当するドイツ機だが
厳密にはチェコでライセンス生産されたC-104。
それにしても変わったカウリングだなーと思ったが、
オリジナルのヒルトHM504倒立直列エンジンを
ライカミングの水平対向エンジンに換装したものらしい。
倒立直列エンジンの細い機首のラインを活かすと
こんな感じになるのかもしれない。

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2017/05/20

身についた習性

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はじめての町で、バスでホテルへ向かう道すがら、
コンビニを発見すると「よっしゃあ~」と場所をマーク。
そこからさらにホテルまでの距離をチェックする。
あまり遠いときは、次のコンビニはないかと目を凝らす。
同じような出張族のお父さんはけっこう多いと思うのだけど。

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2017/05/19

EWR VJ 101の機首 

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史上初の超音速VTOL機
カタチからF-104のレドームを流用したかなと思ったけど
(西ドイツ空軍もたくさん使っていたから)
ギラギラな金属でできているから違う。

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2017/05/18

マスフライト

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多数機の編隊を全部おさめる写真はあまり面白くない。
面白くないけど、せっかくたくさんいるのだからと撮る。
たいてい誌面ではボツにする。
スキャンしていても面白くない。
でも、これ全部P-51だなと思うとタメイキが出る。
機体総額いくらになるんだよと計算してしまった。
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E175×1機分でぜんぶ買えそうだけど、
そもそもE175買えないし。

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2017/05/17

どこの管制塔でしょう(1978年)

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昔の管制塔っていまほど個性的じゃなかったような。
それに、こんなので台風に耐えられたのかなとも思う。

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2017/05/16

2つ驚いた

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すっげー煙だなーというのが1つめ。
なんで右翼外側のエンジン排気だけ
あさっての方向になびいているんだろうと2つめ。

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2017/05/15

続・高速タキシング

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早朝の羽田のきったない逆光写真だけど
D滑走路への連絡誘導路で、また競争になった。
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以前「かぜたん」で書いたあと航空管制官に聞いたら
滑走路へのタキシングの許可を出した段階で
離陸する順番も決めているので、
追い抜くということはないそうなのだが・・・・
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追い抜いて、そのまま先に離陸した(驚)。

(1)実は、追い抜いてもよい、
(2)先行機が「お先にどうぞ」とかいった、
(3)最初から僕の乗った便の方が離陸順が先で、
先行機は早く着きすぎたので減速して抜かせた、
とか、いろいろ考えたけど正解は知らない。
ただ「追い抜くこともある」という記録として出しておく。

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2017/05/14

マッキM.67

イタリアの水上レース機マッキM.67の3列のコブは
W型18気筒エンジンのシリンダーを収めるためだ。
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側面には排気管のようなものがが上下2列に見えるが
下の列は排気管ではなくてU字型のパイプが出ている。
それがなんだか、僕にはよくわからん(↓部分拡大)。
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中央のシリンダー列の排気管は中央のコブの左側にある
(写真では見えない)。
中央のコブはそのまま開放式のコクピットに続くから
排気ガスはコクピット左側をなめていったことだろう。
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作る方も作る方だが、飛ばす方もよくぞ飛ばした。
スピードに賭けるイタリア人の情熱は本当にすごい。
そして3機のうち1機は墜落してパイロットは亡くなった。

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2017/05/13

貨物扉は開くべきだ

ときどき、思い出したように
尻っぽの折れるCL-44のオモチャでもないかと
WEBショップをのぞいたりするのだが、ない。
でも考えてみると、尻っぽの折れるドリームリフターとか
口の開く747Fとか、オデコが開くベルーガとかもない。
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できないことはないと思うのだが。

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2017/05/12

名古屋へは飛行機か新幹線か

朝、羽田から名古屋に飛ぶ飛行機はJALの1便のみ。
羽田空港を8時くらいに出て9時くらいに着く。
それでちょうどいいセントレアでの仕事ならば、
僕は迷いなく飛行機を選ぶ。
午後から、あるいは小牧空港や市内での仕事ならば
新幹線を使うことの方が多いかな。
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先日の仕事は名古屋駅に12時すぎに集合。
少し悩んだけれども、早起きしてセントレアへ飛行機で。
特割を使えば空港までの交通費を考えても料金は対等。
朝は眠いけれども、都内のラッシュは避けられるし
セントレアで2時間くらい、順光で旅客機を撮れる。
それに羽田~中部線は、好きな絶景ルートのひとつだ。
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ところが天気が悪く、エンルートはほぼ雲中飛行。
セントレアもパッとしない曇天でがっかり。
でも時間つぶしは必要なので、渋々展望デッキで撮影。
それでも、撮っているうちに楽しくなったからヒコーキえらい。

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2017/05/11

ほとんどボツ写真

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たまに出てくる雪の中の74式戦車の写真は、
30年ほど前に北海道で撮影したものだ。
戦車は専門じゃないから、あまり撮影の機会はない。
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このときの写真は一部を除いて紛失したと思っていたけど、
意外なところからごっそり出てきた。
自分の写真も、30年ぶりに見ればそれなりに新鮮だ。
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「おー、カッコいいじゃん」とスキャンしながら、
ほとんどは誌面で使わずにボツにしたんだよなあと。
使った写真は1%もないだろう。
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まあ、それはどんな取材でも似たようなものだ。
つまり手元にある写真のほとんどはボツ写真。
あわれと思って「かぜたん」で出すにも限度がある。
悲しいけど、これ現実なのよね。

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2017/05/10

またまた機種あてクイズ

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レストア中のカットですね。すごいなー。

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2017/05/09

また機種あてクイズ

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整備中だから外板はずして中味むきだしだけど
特徴的だから知っている人にはわかりやすい。
ただ日本ではちょっとマイナーだから、
クイズとしてはあまり良質とはいえないかな。
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<ヒント・・・としては怪しい>

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2017/05/08

残骸本体の写真がない

80年代の米空軍博物館のフォルダに入っていたけど、
本当にそこで撮ったのか確信のない写真。
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「このオリジナル零戦(の残骸)から破片を持ち去ったり
傷をつけたりしないでください。
ガラクタに見えるかもしれないけど
私たちが得られた最高のものなのです」
で、上の方にそれらしい残骸の一部が写っているが
肝心の残骸全体の写真が見あたらない(爆)。
その後、復元された21型なのだろうか。

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2017/05/07

航空ショーに出せばウケる

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公式には2008年に退役しているF-117Aだが、
何機かはフライアブルに維持されているらしく、
その後も何度か飛行中の姿が目撃されている。
この写真は退役前に撮ったものだけど、
まだ撮れるチャンスはある、かもしれない。
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面白みがないのは着陸の横写真だからかなと思ったけど
マニューバーも特に面白くはない(爆)。

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2017/05/06

1年ぶりの熊本泊

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その後、熊本に来る機会は何度かあったが
日帰りだったり、すぐに鹿児島に移動したり。
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ようやく、泊まりがけで熊本を訪ねることができた。
夕方にホテルに入ったあと、日没までお散歩。
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こうして泊まって、メシを食うなど、少しばかりの金を使い、
あと何ができるのかと考えたけどよくわからん。
帰りの空港で土産菓子まで買ってみたけど、
せめて、また来よう。

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2017/05/05

こどもの日に条件づけ

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例年より少し早いが
「こどもの日」に恒例の寄付を条件づけようかと考えた。
4月と5月はムカつく国民健康保険の引落としがないから、
精神的にも少しは余裕があるし。
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もう6年もたったのか。バブバブだった子も小学生?
小学生だった子は、そろそろ大学に入れる歳か?
年にたった2回、微々たる金額だけど、
勉強したい気持ちを応援したい。

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2017/05/04

紫電改343-A-11号機

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日本版WikiではNASM所蔵機として紹介されている機体。
実際には米空軍博物館所蔵機の本格レストア前の姿だ。
川西5312号機とされているが、
修復時に異なる4機のシリアルナンバーが確認されており、
5312号機は最も多く部品が使われていた機体だそうだ。

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2017/05/03

B-1B(けも耳つき)

今日は憲法記念日か。
不思議なのは、憲法をないがしろにしている政治家ほど、
憲法改正を声高に叫んでいるように見えること。
とっくにないがしろにしているのだから、
あらためて改憲に執着するすることもなかろうにと思うが、
やはり現状ではやましい気持ちがあるのかな。
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日本ではあまり見る機会のないB-1B。
実は立派な耳がついている。

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2017/05/02

八十八夜2017

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<静岡空港へのアプローチ中に見えた茶畑>
あちこちに白く立っている柱は霜除けの扇風機(防霜ファン)。
運転しないときには風力発電機として使えないのかな。
なにしろ本数が多いから、ひとつひとつは効率悪くても
けっこうな発電量になりそうだけど。

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2017/05/01

仕事の撮影と息抜きの撮影

セントレアでの撮影仕事の合間に、
1時間ばかり展望デッキで息抜きの飛行機撮影。
逆光の旧塗装では売り物にはならないが、
それでも飛行機を撮っていると楽しい。
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だから休日なしとかいっても、わりとしのげるのですよ。
仕事中にこういう息抜きのできないサラリーマンの皆さんは、
ちゃんと休んでくださいね。

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