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2017/01/25

ペリスのスカイダイビング母機

カリフォルニア州ペリスはスカイダイビングのメッカで、
1983年に飛行機を見に行ったらDC-3が整備中だった。
スカイダイビング用の母機として使われているポンコツだ。
その数年後にまさか、ここで訓練を受けることになるとは。
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ハンググライダーには緊急用のパラシュートがあるし、
飛行機でアクロをするときにもパラシュートを装着する。
ただし緊急用だから実際に開いてみたことはない。
だからイザというときに焦ることがないようにと
飛行機の操縦訓練の合間に通ってみようかと。
アメリカではスカイダイビングも日本よりずっと安いのだ。
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とりあえず説明と様子見のつもりで訪ねてみたのだが、
「いま座学がはじまるところ」と急かされて、そのまま入学。
初日はまずみっちりと座学を受けなくてはならない。
朝から夕方までの英語の講義は苦痛だったけど、
そのあと「さあ、跳ぶぞ」といわれたときにはビビッた。
座学だけと思っていたから、心の準備ができていなかった。
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どうせならばDC-3に乗りたかったけど、いなかった。
でもかわりに用意されていたのはC90キングエア。
これ、日本で借りたら1時間何十万円かかるのやら。
しかも与圧機のくせにドア外してあってびっくり。
こんな高級な飛行機、ボロボロにしやがってと思ったけど
そこからジャンプできるというのもちょっとうれしく。
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2回目以降のジャンプではツインオッターを使った。
ADFの受信するラジオ局がバナナボートを流していて
でもやっぱりDC-3に乗りたかったなーと思った。

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