« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »

2017/01/31

異機種編隊機動

アクロの空撮でも水平系の課目はわりと簡単だけど
垂直系になると条件を整えるのがかなりむずかしい。
Citabria_550_1_1_2
パイロットの技量はもちろんだけど、
共に垂直機動のできるカメラ機をなかなか確保できない。
しかも被写体機との特性の違いをどうカバーするか。
ブルーインパルスのように同型機を用意できるのならば
ただ編隊を組んだままでループするだけでもよかろう。
けれども異機種ではその方法は成功率が低い。
Pitts_s2a_540_1_1
以前、P-51から零戦のアクロの空撮を試みて失敗した。
戦闘機同士ならば運動性は申し分ないはずだし、
パイロットは誰もが知っているレジェンドたちだったし、
離陸前にはもちろん綿密に打合せもしたのだけど、
上空で何度か試みて「無理だ」とキャンセルされた。
たとえP-51がパワーを絞ったままでも、
少し突っ込むだけでも零戦はポジションを維持できない。
レジェンドができないというならば、本当にできないのだ。
突っ込みがきかないという零戦の弱点を実感した。
A6m5_029_1
空中戦ならば、そうした特性の違いを最大限に活かして
自分の得意なパターンに持ち込めた方が勝つのだろう。
水平最大速度がどうのとか、旋回半径がどうのとか、
そんなことで強い弱いといっても意味ないなと実感した。

|

2017/01/30

局地戦闘機の名前

昔は航空自衛隊の飛行機にも和名がついていた。
F-86Fは旭光F-86Dは月光F-104は栄光だ。
ただしF-4以降はこうした和名はなくなった。
F104j_692_1_1
一方で海上自衛隊の艦には古い戦艦の名前が続々。
ここいらで航空自衛隊も和名を復活するかもと
そういう気配を感じさせたのがATD-X「心神」(X-2)だ。
これをベースにF-3が作られるとしたならば、どうなるか。
戦中の局地戦闘機(要撃戦闘機)の伝統にならうならば、
雷電(らいでん)、紫電(しでん)、震電(しんでん)・・・云々。

|

2017/01/29

人を測る言葉

言葉の使い方で、相手を測ることがある。
たとえば航空の専門家と自称する人が
「揚力」のことを「浮力」といっていたらヤバい評価。
「揚力じゃわかってもらえないでしょ」
という事情もあるかもしれないけど。
Windtunnel_model_086_1
二宮忠八さんを「ライト兄弟よりも早く」と語る人も痛い。
名古屋で、また「尾翼つき」の玉虫型飛行器レプリカか。
高校生が一生懸命やることにケチつけたくないけど、
また「理論的には正しかった」とかいう人がいそう(苦笑)。
せめて、これが愛国ポルノのネタにされませんように。

|

2017/01/28

切磋琢磨

たいていの軽飛行機は後ろがあまりよく見えない
見えても、アクリル面と角度がつきすぎたり、
尾翼だのが邪魔になって撮影には適さない。
Dr400_ask21_1_1
だから昔、先輩カメラマンの瀬尾央さんが
見事に真っ正面の空撮写真を発表したときは驚いた。
カメラ機と被写体機をそれぞれ逆向きにスリップさせたと
記事で手の内を明かしてもいた。
なるほどねと思ったけど、マネをしたといわれるのは癪だし、
その方法ではマニューバーの自由度はほとんどない。
Ask21_646_3_1
結局、もっと簡単に高い自由度で撮る方法を思いついたが、
太っ腹に手の内を明かす、ということはしなかった。
しかしある日、伊藤久巳が「わかったぜ」とうれしそうに。
バレたかというより、やっぱり気にしていたのかと笑った。

|

2017/01/27

油断大敵

キヤノンの新型EF24-105mmF4L(II)レンズ、
まさか今どきハズレもなかろうと発売前に予約購入したが
2回ほど使って「???」が解消せず、見切った。
ファームウェアで改善するかもとしばらく様子を見ていたが
新しいファームウェアはEOS5D4との組合せだけに対応で
僕が使っている7D2は対象外。
そんなアホな話があるかいと値崩れ前に売り払ってきた
新品の買い値との差額は約2万5千円。
1回の使用あたり1万円以上払ったことになるのは悲しいが、
10回使って単価を下げたところでクズ写真を量産するだけ。
こういうとき、間違った算数をしちゃ駄目だぜ(笑)。
24_105_2_1_1
ということで以前から使っていた非Lの安いレンズ2本を
ガタが出たら修理しながら交互に使うというスタイルを継続。
今回のは衝動予約買いではなかったけど、
やはり評判とかチェックしてから買わないと駄目だね。
このところ、出すレンズみんな評判よかったから油断した。

|

2017/01/26

酒の肴をストックする

お互いに慎重に避けるようにしているので
飛行機屋の頭領とは滅多に会わないのだが
万一に備えて日頃から酒の肴はためこんでいる。
Saab340b_014_1_1
なんで水平尾翼の上反角があんなに大きいんでしょうね。

|

2017/01/25

ペリスのスカイダイビング母機

カリフォルニア州ペリスはスカイダイビングのメッカで、
1983年に飛行機を見に行ったらDC-3が整備中だった。
スカイダイビング用の母機として使われているポンコツだ。
その数年後にまさか、ここで訓練を受けることになるとは。
Perris_002_1_1_2
ハンググライダーには緊急用のパラシュートがあるし、
飛行機でアクロをするときにもパラシュートを装着する。
ただし緊急用だから実際に開いてみたことはない。
だからイザというときに焦ることがないようにと
飛行機の操縦訓練の合間に通ってみようかと。
アメリカではスカイダイビングも日本よりずっと安いのだ。
Perris_001_1_1
とりあえず説明と様子見のつもりで訪ねてみたのだが、
「いま座学がはじまるところ」と急かされて、そのまま入学。
初日はまずみっちりと座学を受けなくてはならない。
朝から夕方までの英語の講義は苦痛だったけど、
そのあと「さあ、跳ぶぞ」といわれたときにはビビッた。
座学だけと思っていたから、心の準備ができていなかった。
Perris_003_1_1
どうせならばDC-3に乗りたかったけど、いなかった。
でもかわりに用意されていたのはC90キングエア。
これ、日本で借りたら1時間何十万円かかるのやら。
しかも与圧機のくせにドア外してあってびっくり。
こんな高級な飛行機、ボロボロにしやがってと思ったけど
そこからジャンプできるというのもちょっとうれしく。
Perris_004_1_1
2回目以降のジャンプではツインオッターを使った。
ADFの受信するラジオ局がバナナボートを流していて
でもやっぱりDC-3に乗りたかったなーと思った。

|

2017/01/24

飛行機の名誉のために

Dhc2_37_3_1
デ・ハビランド・カナダ社のDHC-2ビーバー水上型。
「DHC」はメーカー名の頭文字をとった記号だったが
現在はボンバルディア社に統合されてしまっている。
もちろんデマを流したとされるニュース(もどき)番組の
スポンサー企業とは、まったく何の関係もない。
好きな飛行機の名誉のために、念のために書いておく。

|

2017/01/23

衝動予約買い

衝動買いでもあまり後悔はしない方だが、
数ヶ月前の予約商品となるとちょっと自信がない。
衝動というのは、すぐに消えてしまうものだから。
Komodo_dragon_1
衝動は消えていたけど、やっぱりうれしくてよかった。

|

2017/01/22

日本最南端東横イン

Toyoko_inn_ishigaki_1
周囲はちょっと味気ないけど、石垣島というだけで素敵だ。
その後、アンケートを求められることもなくなったので、
毎回、 全国どこの東横インも気持ちよく利用できている。

APAは・・・あいかわらず選択肢には入れてない(笑)。

|

2017/01/21

大人の対応

Shika_102_1_1
久しぶりに自分の性格を血液型で紹介する人がいて
まだ絶滅していなかったのかとがっかりしたけど
若いときのように「馬鹿かてめー」と喧嘩を売ったりせず
「同じ血液型ですね」と嘘をいってから話題を変えた(笑)。

|

2017/01/20

特製輸送機でVIP機とか

747lcf_036a_1
ドリームリフターは変テコリンな飛行機だが、
グッピーシリーズに比べたらだいぶマシだろうと思う。
とりわけスーパーグッピーの初号機(↓)はすごい。
N940ns_359_1_1
エアバスで使われた2号機以降は、
ベースになったC-97の胴体をほぼ残さなかったので
上部貨物室はここまで極端な円筒ではなく
涙滴型に近い断面になって異様さが緩和されている。

ちなみにスーパーグッピーは合計5機が作られ、
初号機はNASA、2~5号機はエアバスで使われた。
1~4号機はすでに引退したが(全機、博物館に健在)、
5号機はエアバスで用済みになったあとNASAに移籍され
まだ現役で飛んでいる。
この広いスペースを使ってVIP機でも作ったら面白そうだが、
与圧されていないから、到着時には・・・(以下自粛)。

|

2017/01/19

モノクロ写真と鉛筆画

Intl_as_1979_002
<なんだか鉛筆画みたいになっちゃったモノクロ写真>
特別に加工もしないのにこうなるのがたまにある。
いったい、どんな条件だったのか覚えていないけど。
では「普通の写真」ってどんなだっけといえば・・・
Intl_as_1979_003
<やばい、もうすべて鉛筆画にしか見えなくなった>

|

2017/01/18

理論と実践

大学で学んだ航空工学の知識は
操縦免許の学科試験に対してはほぼ無力であると
問題集を見たときにすぐにわかってがっくりきた。
ちゃんと専門に勉強しないと合格できないのである。
Nav_0421_1_1
ただし、飛ばしているときにはまんざらでもなかった。
たとえば失速させるときの空気の流れのイメージとか、
フラップを下げたときのトリムの変化とか、
翼配置や上反角とロール安定の関係とか、
なるほどと納得したり、釈然としなかったり。
Stearman_006_1_1
いずれにせよ航空工学を学んだ人は、
学んでいない人よりも飛行機の操縦を楽しめると思う。
同病の人たち、せっかく勉強したなら、楽しまないと損だ。

|

2017/01/17

仕事道具に懐古趣味の余裕なし

コダックがコダクロームの復活を検討しているとか。
復活しても、フィルムで撮る必要があったとしても、
僕は使わないだろう。
仕事に懐古趣味を持ち込む余裕はないし、
信頼できないフィルムを使う気にもならない。
Pkr_pink_001_1_1
プロラボやフィルム売り場にあった補正データから
慎重にエマルジョンナンバーを選んで買っても
昼間の雲がピンクに染まったのは一度や二度ではない。
そういうお粗末な品質管理しかできないくせに
末期には日本での販売不振を政治圧力で解消しようとした。
それは忘れようと思っても忘れがたい不快な思い出だ。
Pkr_pink_002_1_1
今はスキャンして色補正すれば雲はちゃんと白くなるけど
それではもう「コダクロームの色」とはいえないでしょ(笑)。

|

2017/01/16

松の内もすぎた

小正月も終わって、というか
とっくに正月気分でもなかったのだけど、
5日くらいにはとか言ってたブツ
結局、まったく手つかずでしたねー(涙)。
Yf12_364_1
せっかく降ろしたからそのまま置いておこう。
偵察機じゃないから、ミサイルもついているのさ。

|

2017/01/15

スキャンしながら考えること

昔の写真のスキャンなんかしていると、
気持ちが後ろ向きになりがちなのは仕方ない。
このときは彼女にフラれて落ち込んでたんだよなとか、
わりとネガティブな思い出がグサグサとよみがえるのだ。
Ft_funston_101_1_1
でも落ち込んでたわりによく写真なんか撮ってたなとか、
そりゃあ撮らないとメシ食えないからなとか、
サラリーマンだってフラれたくらいで会社休まんだろとか、
作業しながら際限なく、意味なく自問自答し続けるわけだ。
Ft_funston_102_1_1
幸い、次のフォルダに移ると頭もワープして
そんなネガティブな気持ちもサッサと切り替わるのだが。

しかしスキャニング、いい加減にうんざりする。
まあ、最初の頃からうんざりって書いているけど、
半年やそこいらでは終わらないもんだねー(涙)。

|

2017/01/14

外付けHDDの暫定地震対策

懸案だった外付けHDDの耐震対策に着手した。
これまでは机上ラックの上に無造作に並べて
両側にブックエンドを立てておく程度だったし、
それで東日本大地震のときにも平気だったけど、
たぶん運がよかっただけだ。
とはいえ、具体的にどうすればいいのかという名案もなく。
みんな、どうしているのだろう。
Hdd_storage_48_1_1
とりあえず本棚の低い棚に置き場所を確保して
100円ショップで買ったトレーを、
やはり100円ショップで買った防振粘着マットで固定し
その中に3台ずつ並べてみた。
これだけでも従来比3倍くらいは安心感が増した。
あとはトレー内側に緩衝用のマットを敷いてみるとか
転倒防止の工夫をするとかも考えてはいるけど、
最終的にはクラウドサービスを使うなどするしかないかな。

|

2017/01/13

老害の言葉

Ja4049_101_1
スピードカナードが輸入されたのは、
僕が操縦免許を取った少しあとのことだった。
知り合いの先輩カメラマンが輸入に関わっていたので
「今度、乗せてください」とお願いしたのだけど、
「10年早え~んだよ」と一蹴された。
日本は老害の国でもあるけど、
この言葉はまさにそれを象徴していると思う。
Citabria_969_1
そういえばアメリカのアクロ教本には、はじめるタイミングは
「自家用免許を取ってすぐがよい」と書いてあった。
まだ未熟だけど飛ぶ気まんまんで学ぶ意欲も旺盛。
日本では、「アクロ?10年早え~んだよ」と言われるが、
それがいかにナンセンスであるかは、
自衛隊の訓練年齢を考えればわかるだろう。
若者は、ジジイの言葉は無視して進むのがよい。

|

2017/01/12

グローバル化というならば

せめて運転免許を西暦表示にして
英語かフランス語を併記するようにしてもらいたいものだ。
Bangkok_190_1_1
ま、ぜんぜん期待していないけど。

|

2017/01/11

戦闘機の動態保存

大学浪人中の1977年の初渡米の際には
古い飛行機の残る部隊や空港を積極的に訪ねた。
アリゾナANGのF-100も、この年にA-7に交代している。
就役から23年。十代だった僕は自分より年上の戦闘機が
州空軍とはいえまだ現役でいることに驚いたものだが・・・
F4ej_015_3_1
F-4EJの航空自衛隊への導入から今年で46年になる。
もはや日本では飛行機の動態保存は無理とは言わせない。
ちなみにチノの零戦が初めて日本に里帰り飛行をしたのは
終戦から「たった33年後」のことだった。
今のF-4は、当時の零戦以上に「古い飛行機」ということだ。

|

2017/01/10

トイレのゴルフマーク

ゴルフというのは好みの分かれる遊びだと思う。
僕は、あまりいい印象はもっていない。
子供の頃から嫌いな大人はだいたいゴルフをしていた、
というきわめて個人的な理由が大きいのだけど、
空からゴルフ場を見てもグロテスクだとしか思えない。
Golf_981_1
それでもまったくクラブを振ったことがないわけではなくて、
以前住んでいたマンションの近くにはゴルフ練習場があり、
原稿ばかり書いているときの運動不足解消にと
質屋さんで1000円のボロいクラブを1本買い、
1カゴ150円でストレス発散だのをしていたこともある。
原稿が佳境であるときに友人が遊びにきたときなども、
「仕上がるまで暇つぶしてこい」とか便利だった。
Miyazaki_79_1_1
ある日、例によってひたすらガシガシ打っていたら
知らないオバさんが「あなた、それは野球の打ち方よ」と。
余計なお世話だと思いつつ、礼儀正しく応対していたら
「うまくなったらコースに連れていってあげるから」といわれて
それはまっぴらごめんだと練習場行きも少し憂鬱になり、
そのマンションも契約更新しないで引っ越した(笑)。
というわけで、どうもゴルフのイメージは悪いままだ。
だから宮崎空港のトイレのマークを見ると、
なんだかオシッコをガマンしたいような気持ちになるのだが、
オッサン連中には喜ばれているのだろうか。

|

2017/01/09

セスナ172の離着陸速度

軍ヲタが軽飛行機なんかと馬鹿にする気持ちはわかる。
「どのくらいのスピードで離着陸するんですか?」
「引き起しやアプローチで50~60ノット。100km/h前後」
「おっそ。飛行機って、そんなに遅くても飛ぶんですね」
C172_505_1
あなたの大好きな零戦もアプローチ速度はほぼ同じだよ、
とは面倒くさいから言わなかった(笑)。

|

2017/01/08

京都嵐山美術館時代の疾風

Hayate_006
学生時代に撮影した写真を、
右のサイドバーのマイフォトにアップしておきます。
今でも知覧に行けば見られるけれども
撮影禁止なのが面白くない。
現状と違うところがあれば、それも歴史の資料。
もう少しカラー写真を撮っていたかもしれないけど、
発掘されるのを待つよりは、とりあえず公開します。

|

2017/01/07

人に勧める一眼レフ

どんなデジタル一眼を買ったらいいかと訊かれたら、
キヤノンかニコンならまあ間違いはないから、
あとは予算と目的と好みで、とか答えてきた。
オリンパスやソニーも評判はいいけど、
僕にアドバイスを求めるような素人には定番が無難。
僕は高校時代からの流れでキヤノンを使っており、
ニコンは使ったことないから勧めるのも無責任だけど、
それでも強いていえば今はニコンの方を勧めるかと思う。
僕もゼロからそろえるならたぶんニコンを買う。
Typhoon_013a_1_1
どちらも撮れる写真は変わらないと思う。
でもキヤノンはどうも政治臭さが鼻について仕方ない。
御手洗冨士夫が経団連の会長になった頃からかなあ。
あとはキヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦が
オリンピックのためには基本的人権の制限やむなしとか、
とてもジャーナリストが命をかける製品を作る会社の
名前を冠した組織の人間の発言とは思えない。
キヤノンのユーザーとしては、恥ずかしい限りだ。

ま、だからキヤノンを勧めるという人もいるだろうけど(笑)。

|

2017/01/06

都心にあった二連クレーター

Korakuen_tyo_dome_1_1
いまは大きい方にはフタがしてあって
小さい方はつぶしてホテルになっている。

|

2017/01/05

(個人的)最古の空撮写真は?

初めて飛行機の空撮をしたのは大学に入った年のことだ。
航空情報でバイトしていたら空撮取材に同行させてくれて、
カメラ機ではなく被写体の軽飛行機に乗せてくれたのだ。
まったく状況がわからないので300mmとか持ち込んで
色つきアクリルごしでは結果はしれているが、
そういうのもいちいち次の機会の教訓になる。
そのときのフィルムは編集部で処分されてしまったけど
1枚だけ使われたカットが誌面に、ノークレジットで(笑)。
Obihiro_007_1_1
その次はたぶん「月刊翼」の航空大学校帯広分校取材。
はじめて主体的にカメラマンとして決行したけど、
「どういう風に飛びましょうか?」といわれても
経験不足では的確に指示できるはずもなく、
ほとんどパイロットのセンスに助けられながら撮影した。
「ひょえ~、本当の編隊飛行ってこんなに近いのか」と驚いた。
航大には自衛隊出身の教官もけっこう多いのだ。
このときのフィルムも編集部で処分されてしまったようだが、
一部だけ手元に回収してあったのが奇跡的に残っていた。
Obihiro_003_1_1
その次はもう、「たぶん」というほどの順番もわからないが、
毎回毎回、そのときの状況を見ながらいろいろと試した。
空撮も地上の撮影と同じで場数を踏むことが大切だけど、
毎分かかる費用とか計算するとプレッシャーで(苦笑)。

|

2017/01/04

気持ちを高める

新年1日は原稿を2本仕上げて送った。
2日は校正を1冊分仕上げて送った。
3日は写真ディスクを発送して原稿を1本送った。
正月早々、なかなかマジメに働いている。
ただし3日の夜は新年会で飲んだ。
4日は昼から別の新年会で飲む。
5日くらいには手をつけられるかもしれないと、
棚の上でホコリをかぶっているのを降ろしてみた。
まだ開けてみる勇気はないが、
こうして箱を見ながら気持ちを高めていくのである。
Yf12_363_2_1
ちなみに、箱の下のビニール袋はスキャン済フィルムね。

|

2017/01/03

写真撮影のうれしさ

Moskva_0375_1
若いときから写真を撮っていてよかったと思うこと。
あちこち行くから時刻表や地図を読めるようになった、
目的が明確なので、貧乏旅行でも苦ではなくなった、
慣れてしまったので、職務質問されてもビビらなくなった、
ときどきパトカーに乗せてもらえる(たのんでないけど・・・爆)。
Mow_0374_1_1
あとは、たくさんの人に笑顔を向けてもらえる。
ちょっとクサいけど、写真をスキャンしていると
本当にたくさんの笑顔がカメラに向けられていて照れる。
僕自身ではなくてカメラに微笑んでいるのはわかっているが、
それでも、けっこう幸せな気持ちになれる。

|

2017/01/02

そろそろ古民家のお宝

Memorial_postcard_001_1_1
よく、古い蔵とか民家から歴史的な資料を発見とか
ニュースになることがある。
「そういうこともあるかもな」と思いつつ不思議だった。
Memorial_postcard_002_1_1
だ ってさ、自分の家でしょ。発見もなにもないでしょ。
今まで住んでいて、なんで見つけなかったんだろう。
ちゃんと掃除とか整理とかしていないのかよ、とか。
Memorial_postcard_003_1
どっちにしろ築十数年の狭いマンションの我が家では
そんなお宝なんか出てくるはずもない・・・
と思っていたけど。
Memorial_postcard_004_1
厳密な意味での「発見」でも「お宝」でもないのだが、
フィルムのスキャンが進むと他のガラクタも見えるようになって
ワケわからんものがザクザクと出てくる。
Memorial_postcard_005_1
もっと中味を見たいですか?
それは後世のお楽しみということで(笑)。 

|

2017/01/01

酉年スタート

Tera_59_1
喪中だったから、年賀状用の写真撮ってないんですよ。

|

« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »