スーパーカー誕生?
風呂で読んでいた自動車の本、かろうじて年内に読了。
ずいぶん分厚い本なのと、風呂ではすぐに眠くなるので
(この本も読みながら居眠りして一瞬水没させた・・・涙)
「風呂の外」で何冊も読み終えたあとで、ようやく。
あちこち取材して書かれた労作だなと思ったけど、
内容はどこまで的確なのかよくわからん。
スーパーカーは門外漢なので正しく評価する自信はないが、
僕にも馴染みの「揚力」に関する説明とか
「外皮応力構造」という変ちくりんな言葉の使い方とか
(自動車業界ではそういうのかと驚いて調べてしまった)、
「繊維強化樹脂やそれを用いた複合材」という言い方とか
(繊維強化樹脂って、それ自体がもう複合材でしょ?)、
「う~む」と首をひねってしまうような記述も散見されて、
だんだんとモチベーションが下がってきてしまったのだ。
著者紹介で強そうに「抜きんでた機械設計の分析力を核に、
理論派として鋭い設計評価を行う」とか書いていなければ
素直に、まあ面白かったなと思えたかもしれないけど。
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