京都のトラウマ
高校の修学旅行をサボった話は折に触れて書いてきたが
サボッた修学旅行の行先は京都と伊勢・志摩だった。
僕は修学旅行委員だったから、よく覚えている(爆)。
京都は中学の修学旅行でも行ったし、
神社仏閣巡りなんて高校生には面白くない、でしょ?
でも「京都をちゃんと見ていない」というのがトラウマになった。
いずれちゃんと訪ねてみたいなと、ずっと思い続けてきた。
もちろん仕事などで京都は何度も訪ねている。
京都大学には宇宙論の取材で何度も通ったし、
日本のスポーツ航空に大きな足跡を残した方も
京都にお住まいで、訪ねて話をうかがったことがある。
泊まりの大阪取材で、関西の友人が飲もうぜと
連れて行かれた先が京都だったから驚いたこともある。
そこでボラれた話も以前書いた(笑)。
あるいは嵐山美術館に疾風や零戦を見に行ったし、
嵯峨野にあった回天試作機を取材したこともある。
普通の東京人より訪れた回数は多いかもしれないが
「ちゃんと見ていない」という気持ちは消えない・・・
と思っていたら、大学時代の京都旅行の写真を発掘(爆)。
そういえば、確かに行ったと思いだした。
友人の実家があったというのが大きな理由だけど、
カメラマンとして食うならいろいろ撮る練習をしておこうとか
そういう泥縄的に前向きな気持ちもあったかと思う。
ということで「京都行きたいトラウマ」も解消かといえば、
もちろん、まったくそういうことはない。
なんか、あんまり「京都っぽい写真」を撮ってないし(苦笑)。
でも昔の自分が撮った写真を見て、
いま行ってもどうせ「京都っぽい写真」は撮らないなと思った。
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