赤外線写真
昔のレンズには「赤外指標」というのがついていた。
赤外線と可視光ではピント位置が変わってしまうので
それを補正するためのマークである。
そして赤外フィルムというのも、ちゃんと売っていた。
赤外線写真というと夜の公園でのぞき見とか、
そういうのを思い浮かべる人もいるかもしれないが、
飛行機マニアなら目標補足センサーの方がポピュラーか。
僕も、どんな風に写るのかと嘉手納で使ってみたことがある。
排気管あたりがボオーっと光ったりして、と思ったのである。
<光らなかったです>
赤外指標で補正したつもりでもピントなんか合ってないし
ぜんぜん面白くないなあと、その1本きり。
今なら、せめて厳冬の北海道の朝に試せよくらい思うけど。
そもそも、これ本当に赤外線写真になっているのだろうか。
ただの失敗した可視光写真みたいなんですけど。
<ほぼ同じときに撮った同じ機体の普通の写真>
まあ、いろいろ違って写ったのは確か。
| 固定リンク