退化した改良型
デ・ハビランド114ヘロンは、108ダブの大型・四発版だ。
胴体と翼をストレッチしているが、各部の共通性は高い。
エアバスA330とA340みたいなイメージといえようか
・・・そこまで同じじゃないけど、あくまでイメージ。
ただし解せないのは固定脚としていること。
だってベースになったダブは引込脚なんだぜ。
その改良型を、どうして固定脚にしてしまったのか。
ま、そういうワケのわからんところがイギリス機の魅力だが。
コクピットまわりにモスキートの面影がある。
デ・ハビランドの飛行機はどれも血が濃いなーと思う。
ところで福岡・貝塚公園のヘロン(写真上)、タイヤが回る。
写真を撮っていたらガキが走ってきてゴロゴロと。
それからガキはすぐに飽きて走っていってしまったが、
「おーっ」と思ったのは僕だけではなかったようで、
いっしょにいた編集者のY田もそっと回していた(笑)。
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