偽ステンドグラスって?
いつも平行して3~4冊の本を読んでいる。
資料として読んでおかなければならないもののほかに、
電車とか飛行機とか出張先のホテルで読むもの、
それから風呂に入りながら読む本とか。
外出先に持ち出すのは、気軽に読める小説が多い。
ただし航空を題材としたものはきわめて少ない。
たまに面白いのもあるけど、たいていつまらないから。
そして、つまらない本は分野を問わず出先で捨ててしまう。
だから古書店の安売本を無秩序にストックしてある。
最近、読了もせずに捨てたのは某女性作家の短編集。
最後まで救いのない話ばかりで気持ちが悪くなった。
こういうのを書く人って何を考えているのだろう。
「この不条理が世の中というものよ、ほっほっホー」とか?
そんなことは百も承知だから、わざわざ読みたくない。
芥川賞を取った人だし、支持する読者も多いのだろうが。
次に読んでいるのも芥川賞を取った女性作家の本だけど、
こちらは今のところ粛々と読み進めている。
ただ、大事な舞台装置のひとつである「偽ステンドグラス」が
いまひとつイメージできない自分が、なんとももどかしくて。
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