« 任意家宅捜索 | トップページ | 希望職種、部長 »
垂直尾翼の前に三角の延長部をつけた飛行機は多い。 黄色い矢印で示した部分、ドーサルフィンという。 WEBでは「あまり空気抵抗を増やさずに垂直尾翼を増積し ヨー安定をよくする」という説明を多く見るが、 ちょいと見当はずれだと思う。 たとえば主翼前方にストレークを伸ばした戦闘機は多い。 もちろん面積は増えるが、それが目的ではない。 これは高迎角時でも失速をしにくくする工夫である。 ドーサルフィンの働きは、むしろこのストレークに近い。
2016/04/30 航空 | 固定リンク Tweet