もはや普通のヒコーキ
ANAは機首に大きく787と書き入れて新型をアピールした。
そのアピールがあんまり派手すぎたせいか、
JALはまったく普通の塗装で787をデビューさせた。
けれども日本以外ではまだまだ新鋭機でもあるので
やはり「787であること」をアピールする航空会社も多い。
エチオピア航空は胴体の社名ロゴの下に機種名を記載。
ユナイテッド航空は胴体の金色のラインを波打たせた。
これはボーイング社のハウスカラーをイメージさせるものだ。
アエロメヒコの胴体ラインも同じように波打っているが、
これは別の機種でも同じだから787のアピールじゃなさそう。
LAN航空の尾翼も怪しいなと思ったけど、
これもやはり他機種でも同じように波打っている。
最近導入したアメリカンは、JAL同様にまったく通常塗装。
そろそろ新型機としてアピールするまでもなくなってきたのか。
本当にあちこちで見るようになったものね。
馴染みの少ない海外航空会社のせいかもしれないが、
導入時にトラブル続きで泣かされている、という話も聞かない。
ANAやJALがさんざん苦労した経験が活きているのだろう。
あらためて「ご苦労さまでした」と頭がさがる。
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