「よいお年を」とは書いてない
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阿施光南は新型エアバンドレシーバーを使いこなせない。
そんなことがすっかり周知されてしまったので
いろいろな人が親切に教えてくれるようになった。
おかげさまで、必要な機能だけはなんとか(笑)。
中には航空無線のイロハから教えてくれる人もいるが
そっちはまあ、大丈夫なんですわ。いちおう有資格者だから。
20代の頃に操縦免許と一緒に航空特殊無線技士も取った。
さらにアマチュア4級とコールサインまで持っている。
じゃあなんでレシーバーが使えなかったんだよとか、
あんまり突っ込まないでね(笑)。
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<豪海軍のキャンベラ級強襲揚陸艦2隻そろいぶみ>
スキージャンプ甲板を持つが固定翼機は運用しないらしい。
前にいるLHD01アデレードは12月4日に就役したばかり。
僕自身は塩分は濃くないのだが、
軍艦ヲタの知人には、先に撮ったぞと自慢しておく。
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<USB方式のSTOL試作輸送機ボーイングYC-14>
日本の「飛鳥」の10年くらい前に飛んでいたけど、
結局は実用化に進むことはなかった。
いまは砂漠の博物館に保管されている。
「飛鳥」もそうだけど、きわめて効率が悪そうな方式だ。
<エンジン取付部から偏平な排気口が見える>
出口をこれだけ邪魔しているのだ。効率がいいはずがない。
しかも排気は主翼上面をなめていく。もうヘロヘロでしょ。
ソ連がアントノフAn-72を見捨てなかった理由がわからん。
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某国の某航空会社の某新鋭機を見せていただいた。
けれども地上職の方はカメラマンを見て少し心配そうだ。
「あまり細かく撮らないでくださいね。恥ずかしいから」
なにをおっしゃる、皆がうらやむ新鋭機ではないか。
「だって、ほら、ネズミ捕りとかあるでしょ?」
<これが自慢の「ネズミ捕り」だ!?>
下のデッキが急減圧したときに、床の一部が開放して
床面に差圧による過大な力がかからないようにしている。
その開口部はネットでガードもされてもいる。
そこに誰かが「ねずみ捕り」のプラカードを置いたのである。
で、事情を知らない人たちが青くなって・・・(笑)。
こういうユーモアが、日本では許されそうもないのが残念。
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XC-2の開発が難航しているのを見て、
C-1のときは順調にできたのにと思うかもしれない。
要求される性能がC-1よりも格段に高いのが問題なのか。
それよりも僕は「経験」の差だと思っている。
C-1の設計を担当したのは川崎ではなく日本航空機製造、
つまりYS-11を開発したメーカーだ。
官主導の無責任体質の寄合所帯と非難されていたが、
1964年に、なんとかYS-11を完成(型式証明取得)させた。
C-1の基本設計がスタートしたのは、その2年後のことだ。
YS-11でさんざん苦労したスタッフが、
わずか2年後にその教訓を活かすチャンスを得た。
「いい飛行機を作れる」って、そういうことだと思う。
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・・・と言われて「そうだったか」と思いだした(爆)。
観光の拠点はベガスだから、ネバダ州ってイメージがある。
北寄りのルートをとれば帰りの飛行機からも見えるかなと
わざわざ右側の席を取ってみたのだけどやはりダメだった。
が、確か前に上空から見おろした記憶がある。
数年前、ニューメキシコ州のアルバカーキからの帰り道。
ちょうど夜明けを迎える頃で、地上はまだ暗い。
コンパクトカメラのオート撮りだけど、補正したらよくなった。
※クリックすると拡大します。
旅客機の巡航高度から見てもすっげーなーと思う。
スピリチュアル・オタクがパワースポットとかいうのもわかるが
そんなことに関係なく単純にすげーものはすげーんだよ。
まったく、霊感商法がなくならないわけだよね。
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旧ロゴ機の写真というのは、誌面ではあまり使われない。
特にトラフィックの少ない地方空港で遭遇するとがっかりする。
ただし、使わないからといって撮らないということもない。
失敗してもいいような設定でのテスト撮影に利用してみたり、
逆光でロゴがつぶれてくれるんじゃないかと狙ってみたり。
つぶれませんでした・・・。
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アブロ・シャクルトンはパッとしない四発哨戒機だが
エンジンはRRグリフォンで二重反転プロペラを装備している。
つまりRB-51レッドバロンと同じである、
というかRB-51はこのプロペラ先端を切って流用している。
つまり、これが1機あればRB-51のレプリカが4機できる。
※ただし、P-51マスタングは別途お買い求めください(笑)。
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ANAは機首に大きく787と書き入れて新型をアピールした。
そのアピールがあんまり派手すぎたせいか、
JALはまったく普通の塗装で787をデビューさせた。
けれども日本以外ではまだまだ新鋭機でもあるので
やはり「787であること」をアピールする航空会社も多い。
エチオピア航空は胴体の社名ロゴの下に機種名を記載。
ユナイテッド航空は胴体の金色のラインを波打たせた。
これはボーイング社のハウスカラーをイメージさせるものだ。
アエロメヒコの胴体ラインも同じように波打っているが、
これは別の機種でも同じだから787のアピールじゃなさそう。
LAN航空の尾翼も怪しいなと思ったけど、
これもやはり他機種でも同じように波打っている。
最近導入したアメリカンは、JAL同様にまったく通常塗装。
そろそろ新型機としてアピールするまでもなくなってきたのか。
本当にあちこちで見るようになったものね。
馴染みの少ない海外航空会社のせいかもしれないが、
導入時にトラブル続きで泣かされている、という話も聞かない。
ANAやJALがさんざん苦労した経験が活きているのだろう。
あらためて「ご苦労さまでした」と頭がさがる。
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日野オートプラザを訪ねたのは三輪車が目的ではなかった。
いくつかの航空用エンジンも展示されているのである。
新しいバイクのチェーンの慣らしも兼ねて平日に訪ねた。
すいていたので係の方が親切に説明してくださった。
<内部に冷却空気を通す空冷式の排気バルブ>
航研機のエンジンは燃費を高めるために希薄燃焼としたが
おかげでオリジナルエンジンよりも熱対策がシビアになった。
それで作られたのがこの空冷式排気バルブなのだという。
<同形式エンジンの下に冷却用のブロワーも置かれている>
エンジンには弱いから、いずれも見落としそうだった展示。
帰ってからさらに疑問点も生じたからまた行きたいけど
バイクで遠征するには寒そうな時期になってしまった(涙)。
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秋山豊寛さんが毛利衛さんより早く宇宙に行ったとき、
「あちらは宇宙飛行士じゃなくて、ただのお客だろ」みたいな
みっともないことを言って失笑を買ってから、もう25年。
最近の電動飛行機でも「本格的な有人飛行は国内初※」とか
苦しい自画自賛で、先人の業績を愚弄している。
※JAXAのホームページにしっかりそう書いてある。
確かにJAXAが費やした予算は「本格的」かもしれない。
それで外国製の市販モーターグライダーを買ってきて、
ガソリンエンジンを電気モーターに積み替えて飛ばした。
もちろん、それが意味のないことだとは思っていないが、
独自設計で先に飛んだ民間プロジェクトをコケにするほどか?
僕も昔はお世話になった「古巣」という愛着はもっている。
だが、こんな姿勢では応援したくても萎える。
JAXAにすればSP-1は、きっと「本格的」でもなかったし、
「有人」ではなくて「有猿」か何かだと思っているのだろう。
JAXAって、何のためにある組織なんだろう。
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<ようやくFAAの型式証明を取得したホンダジェット>
エンジンのHF-120はGEとの共同開発。
プロトタイプの「純ホンダ製」HF-118との変更点を聞いたら
コンセプトと基本構成以外はほぼまるごと違うそうだ。
型式証明を取るためには、そのくらいする必要があった。
ホンダジェットだけでなく、MRJでも型式証明取得が一大事。
そういうことが、ようやくリアルに理解されてきた。
やはり飛行機というのは、作ってみるものである。
<XC-2の民間転用モデルの模型>
こうしてみるとXC-2の民間転用が本気とは、とても思えない。
設計・製造段階で型式証明取得をどこまで意識していたのか。
もちろん軍用機なら型式証明がなくても飛ばせるが、
だから武器輸出を解禁したのか~くらいは言いたくなる。
<A400Mは、すでに民間機としての型式証明も取得した>
「やるなー」と思わざるを得ない。
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「どう、儲かってる?」と聞かれると、ちょっと返答に困る。
自分ではメシ食えてるんだから十分だと思っているが、
一般的な尺度では儲かっているうちに入らないかな。
そもそも儲けようと思ってカメラマンになるヤツって少ない。
いるかもしれないけど、世間知らずか、価値観が違うか。
好きな飛行機でメシを食えているという程度ではダメかね。
好きなことができるように勉強してください。
また微々たる金額ですが、寄付しました。
次は半年後に、またがんばれるように仕事します。
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パイロットとコパイロットがタンデムに座るB-47爆撃機。
一見、2人乗りのようだが3人乗りである。
3人目(ナビゲーター)は、窓のない機首部に座る。
普通ならレーダーがある場所だが、
B-47のレーダーはその後方、下の黒い部分に入っている。
またナビゲーター席のみ、下方射出式である。
いろいろと、孤独な席だなあ。
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初代宇宙戦艦ヤマトが放映されたのは1974年という。
それから約10年後には海底に沈む大和が確認された。
<大和ミュージアムの沈没模型>
こんな状況を知ってしまった後だったら、
宇宙戦艦ヤマトの設定も変わっていたかもしれない。
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初めて小僧をスキーに連れて行った旭川のスキー場、
そういやいつから営業だろうと思ったら12月5日だそうで。
もちろん雪がなければはじまらないだろうが
またマイルを無駄づかいするのもいいなーと思った。
油断すると、消えちゃうから。
今年はこういうの( ↓ )を持ち込んでみたい(うそ)。
<LC-130の前脚にかませるスキー、あるいはソリ>
ちなみに、なぜ旭川のスキー場を選んだかというと
近くにアルパカ牧場があったからだ(マジ)。
そんなもの那須とかあちこちあるだろとか言われそうだが
車のない我が家では那須より北海道の方が気楽だったりする。
これも何度も書いたが、東京都内の駐車場代の1~2ヶ月分で
現地の宿代やレンタカー代くらいはまかなえる。
3~4ヶ月分なら、マイルでなく航空券を買って行くこともできる、
・・・もちろん家族分。
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767だの787だので飽きるほどやった冗談ネタだったが
エアバスはA330neoにマジで「マスク」をかけるらしい。
※フォトショップで勝手に書き入れ。
まさか「かぜたん」を読んだからとは思わないけど、
以前の僕なら「やっぱり似合わない」とかいいそうな(笑)。
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同業者の某伊藤久巳と誘い合わせて名古屋詣をした。
別に一緒に行く理由もないのだが、下心があった。
エアバンドのマニュアルを読むのが面倒くさいので、
新幹線の車中で使い方を教えてもらおうと思ったのだ。が、
「なんだてめー、機種が違うじゃんか(怒)」
などと言われるのは心外だろう。後から買ったのは僕だし。
メモリーにプリセットされた周波数の呼び出し方を聞いても、
「俺はそんな機能は使わないからな」などとドヤ顔をする。
もちろんメモリーに名前をつける方法だって知らない。
「役に立たないヤツだなあ」と勝手に決めつけて
仕方なく自分でマニュアルを読むことにした。
そこで老眼鏡を出さねばならなかったのはトホホ(涙)。
某伊藤久巳は「ふん」と笑いながらPCで仕事をはじめたが、
小牧では、お世話になっている先輩カメラマンに、
「マニュアルを読むとかいいながら30分でもう飽きていた」と
言わなくてもいい話を、うれしそうに暴露していた。
帰りの新幹線でまたマニュアルに取り組んだ。
「おっ、最初からメモリーに名前がついていたぞ」
くだらぬ「大発見」をしては某伊藤久巳の居眠りを妨害した。
というわけで、2人ともクタクタになって東京駅で別れた。
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これまで何度も書いてきたけど、
いまが1年でいちばん早く日が沈む季節だ。
あと1週間もすれば、だんだんと日の入りは遅くなる。
つまり午後の遅い時間まで明るくなってくる。
12月いっぱいは日の出も遅くなって昼間は短くなるが、
夕方が明るくなるのはうれしいから、やっぱり書いてしまう。
都市の夜景を撮る人はこの季節が好きかもしれないけど
僕はあんまり撮らないし。
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ときどき聞かれるので書いておくと、僕は親指AFは使わない。
撮影中の右手親指は、露出補正や測距点変更、
AFモードの切り替えとかでけっこうあちこち忙しい。
それをAFのオンオフに専念させるような余裕はない。
「プロのほとんどが親指AF」というおとぎ話を聞いても
ふ~ん?と思うだけだ。
うさんくさい東京都小学校PTA協議会みたいに怪しい(苦笑)。
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