なぜ後ろにトンがっている
もうアメリカでは珍しくないスプリット・シミター・ウイングレット。
長く後方に伸びる翼端が、なんとも怪しい。
下向きにデバイスを追加するのは、まあわかる。
邪魔じゃないかと思うけど、それなりの効果はあるだろう。
しかし翼端をこんな形にして、どれだけ空力に貢献するのか。
主翼本体ならともかくとして、せいぜいウイングレットである。
製造上や取扱い上の余計な手間を帳消しにできるほどか。
もしそんなに効果があるなら、
737MAX用だって同様にしそうなものだが、なっていない。
とんがらせて被雷を誘導するとかの理由も考えたけど、
ただカッコつけただけという可能性も捨てきれていない。
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