今度は大丈夫、の根拠は?
空軍と海軍の戦闘機を共通化すれば安上がり。
そんな幻想をいだいて失敗したのがF-111であり、
その反省から生れたのがF-14とF-15だった。
ところがアメリカは懲りずに統合戦闘機計画をブチあげた。
「え~~~~?」と思ったのは僕だけではなかっただろう。
F-111の失敗からまるで学んでいないのだろうか。
でも、さすがにそこまで馬鹿じゃないだろう。
今度は大丈夫といえる「根拠」があるに違いない・・・たぶん。
僕には、いまだにその「根拠」の見当すらつかないが、
実証機まで作ったうえでの「GO」だから自信はあったのだろう。
だが計画はすでに7年も遅れてさらに前途多難だ。
おまけに日本が買った機体のドル支払い分は、
円安で契約時より1.5倍は高くなっているのでは。
大雑把に1機100億円だったのが150億円。
3機買えた値段で、2機しか買えなくなった。
・・・それでもシレっと3機買いそうだけど(笑)。
| 固定リンク