調子悪くなったら整備
駆け出しの頃、ニコンを使っていた先輩カメラマンが
「プロなら年に一度はカメラをオーバーホールしろよ」と。
なるほど、そういうものかと機材をキヤノンに持っていった。
「どこか調子が悪いのですか?」
「いや、調子いいです」
「ならばやめた方がいい。悪くなったら持ってきてください」
せっかく調子がいいものをいじるのは百害あって一利なし。
キヤノンスタッフの言うことの方が安上がりで説得力もあった。
それは他のメカにもいえるのではないかと思う。
<飛行機やエンジンは調子よくてもバラしているけど>
いまでもカメラを定期的に整備に出すという人はいる。
もちろん人それぞれでいいのだけど、
それがプロっぽいとか、誤解して真似はしない方がいいです。
| 固定リンク