ル・ブルジェの世界時計
改装中だった仏航空宇宙博物館のセンターホールの壁には
おそらく昔のままに復刻された世界時計がある。
ベトナムのホーチミン市も「SAIGON」と表記されている。
こういう世界時計は航空関係の施設ではよく見られるが
当然のことながら、そこに出てくる都市名はそれぞれに違う。
そんなことからも国際関係が垣間見えるものだが、
これは現代ではなく昔の様子を知るうえでも興味深い。
ちなみに北京は英語綴りのBEIJINGではなくPEKIN。
実際にはEの上にアクサン記号がつくのだが
「ローマ字でPEKINと綴ってもあながち間違いじゃないな」と
少なくとも通じないことはなさそうだなと思った。
フランス語の発音は「ピーキン」のように聞こえるが、
これも英語の「ベイジン」よりはマシであるように思える。
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